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グアテマラで「先住民族の小学校教育」プロジェクトを開始しました

(2024年07月03日更新)

2024年6月から、グアテマラにおける「先住民族の小学校教育」プロジェクトの寄付募集が始まりました。住民の多くを先住民族が占めるキチェ県で、貧困の連鎖を断ち切るため、教師、児童、家庭が教育の重要性を理解し、ジェンダーの違いに関わらず子どもたちが学び続けられる環境の整備を支援します。

写真:「先住民族の小学校教育」プロジェクト(グアテマラ)

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「先住民族の小学校教育」プロジェクト 活動内容の紹介

グアテマラは90年代に長きにわたって続いた内戦が終結した後、和平プロセスが着実に進み、近年は政治・経済が安定しています。しかしながら、このプロジェクトが対象とする農村部と都市部の間では、経済的格差や極度の貧困が固定化され、深刻な問題となっています。保健、教育等の社会開発が遅れるなか、貧困から抜け出せない貧困層の底上げを実現することは喫緊の課題です。

長期的な視点では、子どもや若者たちがより良い教育を受けられるようになれば、将来の就業機会を得られやすくなり、貧困の連鎖を断ち切ることができます。ひいては、持続可能な経済活動の実現と地域社会の発展にもつなげることができます。

写真:日本の協力で完成した算数教科書で授業を受ける児童たち

写真:日本の協力で完成した算数教科書で授業を受ける児童たち

日本の協力で完成した算数教科書で授業を受ける児童たち

日本の協力で完成した算数教科書で授業を受ける児童たち


プラン・インターナショナルは、すべての子どもが質の高い小学校教育を受けられることを目指し、キチェ県の教育環境の整備、教師の教授法改善のサポート、保護者が児童の性別に関わらずジェンダー平等な教育の重要性を深く理解できるよう活動を行っていきます。

写真:教育への理解を促す保護者向けワークショップ

教育への理解を促す保護者向けワークショップ

写真:算数の指導法改善のための教師向けワークショップ

算数の指導法改善のための教師向けワークショップ

プロジェクト担当者の声

写真:日本:プログラム部(グアテマラ駐在) 皆木 昭宏
日本:プログラム部(グアテマラ駐在) 皆木 昭宏

対象地域のキチェ県は、グアテマラのなかでも先住民族が多く住む地域です。マヤ系のキチェ族には「ポポル・ブフ」という神話が現在まで残り、「マヤ宗教」と呼ばれる土着の宗教が今日も信仰される文化を持っています。

現在キチェ県で中学校へ進学する子どもは、4人に1人と言われています。多くの子どもたちは小学校修了後に、保護者とともに大きな町に出稼ぎに行くことも多く、貧困家庭では、子どもが持つ基本的な権利である「学ぶこと、遊ぶこと」や「将来の選択肢について知る機会を持つこと」などの実現が難しい状況にあります。

プラン・インターナショナルは、プロジェクト対象地の先住民族のコミュニティで、約5年にわたってプラン・スポンサーシップを通じた活動を行ってきました。これまで、対象地では教師たちがネットワークを作り、互いに学び合い、授業の質を改善するための体制作りなどを行ってきました。このプロジェクトでは、対象の13小学校に3000冊以上の本を届け、また教師たちに算数の教え方を改善してもらうことを通して、子どもたちに少しでも学ぶことの楽しさを伝えることを目標にしています。

対象地の子どもたちが少しでも前に進めるよう、ご支援をよろしくお願いいたします。

写真:グアテマラ:プロジェクト・コーディネーター フリオ・エルナンデス
グアテマラ:プロジェクト・コーディネーター フリオ・エルナンデス

このプロジェクトの対象地域は、内戦で特に被害を受けた地域として指定されている「和平地域(ZONAPAZ)」のひとつです。このZONAPAZはグアテマラ政府から復興と開発が確約されていましたが、その進捗は遅れています。貧困層と先住民族が多いため、慢性栄養不良率が高く、識字率も低いです。また、小学校の就学率や中学校への進学率も都市部と比較すると非常に低く、教育の面でも課題の多い地域です。

このプロジェクトの対象となる小学校を訪問すると、たくさんの子どもたちが学校で学びたいという旺盛な意欲を示してくれます。教室だけでなくトイレ設備や給食施設も足りず、限られた教材しかない厳しい状況でも、目をキラキラさせながら学びを続けようとする子どもたちがいます。このような子どもたちと接するたび、家庭の経済状況に関わらず、また性別に関係なく、すべての子どもたちが学習意欲を持ち続け学び続けられるようサポートしたいと強く思います。教師、保護者や教育行政関係者と連携しながら、プロジェクト・チーム一丸となって、子どもたちのために、ハードとソフト両面で教育環境の整備を支援していきます。

「先住民族の小学校教育」プロジェクトへのご支援をお願いいたします

実施地域 :

キチェ県 サン・アントニオ・イロテナンゴ市

活動内容 :

  • 図書施設の設置(4校)、図書の支給、児童の読書推進キャンペーン(2200人)
  • 算数の指導法、児童の将来設計の支援方法に関する教師むけトレーニング(90人)
  • 教育やジェンダー平等に関する保護者むけワークショップ(1000人)

対象者 :

対象校の児童:2187人、対象校の教師:86人、保護者:1000人

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