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【経過報告】日本「女の子のための居場所・相談」プロジェクト

(2024年11月06日更新)

プラン・インターナショナルは、2023年1月から国内支援事業「女の子のための居場所・相談」プロジェクトを実施しています。現在までの活動の進捗をご報告します。

背景

画像:「女の子のための居場所・相談」プロジェクト(日本)​

女の子が差別や偏見によって困難に直面している現状は、途上国に限ったことではありません。新型コロナウイルス感染症のパンデミック以降、日本でも若年女性の自殺率の上昇が問題となっています。その背景にはジェンダー不平等による経済的困窮や暴力の問題に加えて、18歳以上の若者を支援する公的な制度が乏しいことがあげられます。
このプロジェクトでは、15歳から24歳の女の子のための居場所「わたカフェ」(東京都豊島区)と、全国からアクセスできる「チャット相談」を提供し、社会や家庭から孤立し生きづらさを抱えている日本の女の子と若年女性を支援しています。

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活動のハイライト

  • 写真:「わたカフェ」利用者の女の子たちと新年を祝いました
    「わたカフェ」利用者の女の子たちと新年を祝いました
  • 写真:オリモノについて学ぶ助産師講座の一コマ
    オリモノについて学ぶ助産師講座の一コマ
  • 写真:各々の願いを込めて七夕を祝いました
    各々の願いを込めて七夕を祝いました
  • 写真:ネイルイベントを開き、おしゃれを楽しみました
    ネイルイベントを開き、おしゃれを楽しみました
  • 写真:利用者の声を「わたカフェ」のより良い運営に反映するための意見ポスト
    利用者の声を「わたカフェ」のより良い運営に反映するための意見ポスト
  • 写真:「わたカフェ」の冷凍庫。好みで選べるように備えています
    「わたカフェ」の冷凍庫。好みで選べるように備えています
  • 写真:日々の生活に必要な食料や日用品を配付しました
    日々の生活に必要な食料や日用品を配付しました
  • 写真:キャンドルづくり体験。利用者と一緒に作りました
    キャンドルづくり体験。利用者と一緒に作りました
  • 写真:「わたカフェ」利用者の女の子たちと新年を祝いました
  • 写真:オリモノについて学ぶ助産師講座の一コマ
  • 写真:各々の願いを込めて七夕を祝いました
  • 写真:ネイルイベントを開き、おしゃれを楽しみました
  • 写真:利用者の声を「わたカフェ」のより良い運営に反映するための意見ポスト
  • 写真:「わたカフェ」の冷凍庫。好みで選べるように備えています
  • 写真:日々の生活に必要な食料や日用品を配付しました
  • 写真:キャンドルづくり体験。利用者と一緒に作りました

活動内容

生活に困窮したり、精神や身体に疾患を抱えたりしていても周りに頼ることができず、孤立している青年期の女の子が利用できるよう、年間通じて週4日のペースで「わたカフェ」と「チャット相談」を運営しました。

「わたカフェ」では、食事や日用品を提供して女の子の生活ニーズを支えたほか、新年会や七夕などの季節行事を祝う機会や、キャンドルづくりなど一緒に手を動かす機会を設け、生活を切り詰めて暮らしている女の子が楽しい時間を過ごせるよう工夫しました。こうして築いた信頼関係をベースに、専門知識を備えた社会福祉士、臨床心理士、助産師のスタッフが困りごとの相談を受けました。女の子が悩みを自分自身の言葉にして整理できるよう、また行政の支援などに繋がるよう230人(のべ2300人)に支援を行いました。
「チャット相談」では、女の子がどこからでもアクセスして相談できる利点を生かし、2157人の相談に対応しました。悩みには至らないモヤモヤした感情の吐露から、死にたい気持ちをぶつけるような深刻なものまで、幅広い相談内容に対し「わたカフェ」とも連携しながら支援を行いました。

行政や、大学、NPO等からの視察を年間36件109名受け入れるなど、生きづらさを抱えた女の子自身の意思を大切にして支援する手法を啓発するとともに、支援のネットワーク作りを進めています。

利用者の声

Bさん(24歳、「わたカフェ」の利用者)

「死にたい」「失踪したい」、そんな自分の気持ちを話せる場がなかったとき、ネットで「わたカフェ」を見つけました。死にたい気持ちを消したいと思っていたけれど、「わたカフェ」で自分の気持ちを話していくうちに、死にたい気持ちをなくすことがゴールじゃないと思えるようになりました。「長年付き合ってきたものだから、上手く付き合っていこう」と、良い意味で諦めることができるようになりました。

主な活動の成果

地域 日本
期間 2023年1月~
  • ※2020年6月よりパイロット事業として本事業を開始
2024年度
主な支援内容と対象
  • 15歳から24歳の女の子が安心して過ごせる居場所の提供
    • 利用者数(230人/のべ2300人)
    • 軽食の提供(1254食)
    • 生活応援品の提供(684セット)
  • 有資格者による専門相談の提供
    • 「わたカフェ」での専門相談利用数(924回)
    • 女の子のためのチャット相談利用数(2157回)
  • 東京都豊島区および周辺市区の行政、市民への啓発活動
    • 支援団体・行政職員の視察受入れ(36件/109名)
    • 支援者・市民向け講座の実施(385名)

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