(2025年06月27日更新)
寄付の募集を締め切りました。ご支援いただきありがとうございました。
2025年3月28日、ミャンマーを襲ったマグニチュード7.7の大地震は、3,757人の命を奪い、5,107人以上が負傷・行方不明
となりました。家屋や学校、保健施設が壊れ、約21万人が避難生活を余儀なくされています※1。
発災から3カ月。雨期が始まり、特に子どもや女性を取り巻く環境は依然として厳しいままです。この記事では被害の現状と、プラン・インターナショナルが行っている支援活動についてお伝えします。
深刻な被害といまだ残る課題
がれき撤去作業の様子
被災地域には約1,720万人が暮らしており、その半数を超える910万人が甚大な被害を受けました
。家屋の倒壊やインフラの損壊による直接的な経済損失は110億USドルに達し※2、今後1年間で国全体の経済成長率が2.5%落ち込むと試算されています。
いまなお多くの家族が公共施設や親戚宅、あるいは簡易シェルターでの避難生活を余儀なくされており、雨期の到来が生活再建をさらに困難にしています。女性や女の子はプライバシーと安全が十分に確保されず、ジェンダーに基づく暴力のリスクが高まっていることから、心のケアや保護サービスの拡充が急務です。学校もシフト制で授業を再開しているものの、設備の損壊により十分な安全・衛生環境を確保できず、教師と児童・生徒双方の心身のケアが欠かせません。
現在、最も緊急性の高いニーズとしては「住まいの確保」「学校の修復・再建」「現金給付」「保護サービス」の4点が挙げられています。
「命・暮らし・学び」を守るプランの支援活動
プランは地震発生直後から被災地に入り、皆さまの温かいご支援のもと、これまでに3万4,792人(うち女の子6,371人、女性1万4,084人)に対して命を守る支援を届けてきました。緊急シェルター、食料、水、衛生用品の配布に加え、被災家庭の早期自立を後押しする現金給付プログラムも開始しました。
さらに、子どもたちが安心して遊び学べる場として21カ所の「子どもひろば」を運営し、被災によるショックに対する心のケアや学びの機会を提供しています。また、ジェンダーに基づく暴力から女の子や女性を守るための啓発や支援活動も行っています。教育面では、仮設学習スペース3カ所を設置し、被災した12校の修復を進めるとともに、「Back to Learning(学びを取り戻そう)」キャンペーンを通じて教員研修を実施し、学びの継続を支えています。
プランは現地のパートナー団体や他の人道支援団体と連携し、長期的な復興を見据えた活動を続けていますが、必要とされる資金に対し、人道支援全体の拠出は依然として不足しています。
皆さまの継続的なご支援が、子どもたちの未来を守る力となります。引き続きのご協力をどうぞよろしくお願いいたします。






