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【完了報告】一口100万円プロジェクト「小学校の教育環境を整えるプロジェクト」~グアテマラ~

(2025年07月31日更新)

2023年10月に募集した、グアテマラにおける「小学校の教育環境を整えるプロジェクト」が完了しました。ご支援をくださった皆さまに、心よりお礼申し上げますとともに、プロジェクトの成果を写真や現地からの声とともにご報告します。

背景

貧困率が83.1%※1と国内で最も高いアルタ・ベラパス県には、先住民族のケチ族が多く暮らしています。「マチスモ」という男性優位の考え方が根強く残り、何事にも男の子が優先されがちです。ほとんどの子どもが小学校へ通う一方、中等教育を受ける割合は40%※2にも届かず、地域の課題のひとつに女の子の早すぎる妊娠や出産が多いことがあげられます。

活動のハイライト

  • 写真:建設が完了した教室
    建設が完了した教室
  • 写真:建設が完了したトイレ
    建設が完了したトイレ
  • 写真:建設が完了した多目的スペース
    建設が完了した多目的スペース
  • 写真:新しい教室で学ぶ児童たち
    新しい教室で学ぶ児童たち
  • 写真:支給した遊具で楽しく遊ぶ児童
    支給した遊具で楽しく遊ぶ児童
  • 写真:教師対象の教授方法に関する能力強化研修の様子
    教師対象の教授方法に関する能力強化研修の様子
  • 写真:セクシュアリティについて発表する児童
    セクシュアリティについて発表する児童
  • 写真:保護者対象研修の様子
    保護者対象研修の様子
  • 写真:建設が完了した教室
  • 写真:建設が完了したトイレ
  • 写真:建設が完了した多目的スペース
  • 写真:新しい教室で学ぶ児童たち
  • 写真:支給した遊具で楽しく遊ぶ児童
  • 写真:教師対象の教授方法に関する能力強化研修の様子
  • 写真:セクシュアリティについて発表する児童
  • 写真:保護者対象研修の様子

活動内容

コミュニティの学校とトイレは、地域の人々が持ち寄った間に合わせの資材で建設したもので、安全性に欠け数も充分ではありませんでした。このプロジェクトで、子どもたちが安心して学べる建築基準に沿った安全な教室とトイレを建設し、備品を揃えました。また、性と生殖に関する健康と権利や月経衛生管理、暴力対策など包括的性教育についてのトレーニングを、子どもたちだけでなく保護者にも実施することで、保護者たちの学校への関心を高め、女の子たちも男の子同様に教育を継続できる環境を整えることを目指しました。

主な活動と成果

地域 グアテマラ アルタ・ベラパス活動地域
期間 2024年4月~2025年3月
主な支援内容と対象

対象:
チアチャル小学校に通う子ども120人と教師8人、および近隣コミュニティの小学校に通う子ども111人と教師8人保護者120人、地域住民970人

主な活動内容:

  • ソーラーパネルを設置した小学校の教室・多目的室(スペース)建設と机やイスなどの備品支給
  • 児童用男女別トイレ、および教師用トイレの設置
  • 運動場の整備
  • 教師への性と生殖に関する健康と権利、月経衛生管理、思春期の子どもの指導、算数・スペイン語の教授方法など、能力強化研修
  • 児童への包括的性教育、算数・スペイン語に関するトレーニング
  • 保護者への教育を受ける権利とジェンダー平等、包括的性教育についての研修

動画でのご報告

一口100万円プロジェクト グアテマラにおける小学校の教育環境を整えるプロジェクト/ プラン・インターナショナル(2分1秒)

現地の声

レスリーさん、12歳、小学校6年生

写真:レスリーさん、12歳、小学校6年生

以前の学校は、あまり良い状態ではありませんでした。宿題をブリキの教室の壁に貼っていましたが、雨や湿気で、いつも泥のなかに落ちてしまうので、本当に困りました。椅子もひどい状態で、濡れた上に日光に当たると、糊が剥がれて使えなくなってしまうのです。黒板は、先生が書くとバラバラに剥がれてしまい、先生が何を教えているのかまったく理解できないこともありました。
今は、すべてが違います。とても素敵な学校です。みんなが気に入っていることのひとつは、休み時間に遊具で遊べるようになったことです。机が濡れる心配もなくなり、壁に貼った宿題もそのままです。新しい学校にとても満足しています。ここは私が居心地が良く、多くのことを学べると感じられる場所です。

ネリーさん、11歳、小学校5年生

写真:ネリーさん、11歳、小学校5年生

以前は、教室の壁はひどく、机は壊れていて、雨が降ると教室に水が入り込み、私たちが座っている場所の真下に水たまりができていました。今はブロックで建てられた学校で、床は快適で気持ちの良いものになりました。授業中に濡れる心配もありません。ソーラーパネルも設置され、ホワイトボードも新しくてきれいなので、書くのが気持ちいいです。今では学校が本当に大好きです。
プロジェクトでは、包括的な性教育についても学びました。このようなテーマは時にデリケートで、両親はなかなか私たちに話してくれないことが多いため、学校でこのことを学ぶのはとても有益で興味深い経験でした。私たちが学んだすべてのこと、そして楽しく安全に学べる学校ができたことに、心から感謝しています。

アンヘルさん、小学校校長

写真:アンヘルさん、小学校校長

約4年前、本校は嵐による洪水で、学校のインフラ、教材、備品に深刻な被害を受けました。当コミュニティでは、子どもたちが授業を継続できるように簡易な教室を作りましたが、雨期には水が室内まで入り、夏はかなりの暑さのため、良い教育を行うには十分ではありませんでした。
プロジェクトの開始が決まったときは大変喜び、コミュニティの住民たちは教室の建設作業の支援等に加わりました。子どもたちに適切な学習と教育の場を提供できるように支援してくださり、本当にありがとうございました。

一口100万円プロジェクト<グアテマラ>のご支援に参加された方々の声

  • 亡くなった父が戦争や貧困、農家の三男坊という立場で、本当は学校に行きたかったけど行けなかったと生前ずっと言っていました。その気持ちを、相続した財産を活用することで少しは埋め合わせられるのではないかと思い支援を決めました。小さな支援でしょうが、形になり、教育の基盤に少しはお役に立てたと感じています。学校に設置された記念プレートに父の名も残り、満足です。(H・Mさん 香川県)
  • 立派な学校ができ、コミュニティの活動に参加する子どもや大人たちが増えたことに支援の成果を感じました。包括的性教育に関するトレーニングでは、子どもたちが自分の感情を認識したり他者への接し方についても学べたりしたことは期待を上回るものでした。(Y・Tさん 東京都)
  • 一年間で建物が完成するなどハード面に加え、研修やトレーニングなども行われていて、一年でここまでできるのかと驚きました。報告書はわかりやすく読み応えがありました。写真が多かったことや現地の方の声が特に良かったです。動画も視聴しコミュニティ全体で取り組んでいることがわかりました。(H・Oさん 神奈川県)

2025年10月から、新たな「一口100万円プロジェクト」の募集を開始します。
プラン・ニュース130秋号同封チラシ、とウェブサイトにてご案内します。

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