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【経過報告】ミャンマー地震緊急支援

(2025年10月31日更新)

プラン・インターナショナルは、2025年3月から「ミャンマー地震震緊急支援」を実施しています。9月30日をもって寄付募集は終了しましたが、現地では引き続き人々のニーズに寄り添った活動を行っています。
これまでの活動の進捗を写真や現地の声とともにご報告します。

プロジェクト背景

ミャンマー地震緊急支援

2025年3月28日、ミャンマー中部マンダレーを震源とするマグニチュード7.7の強い地震が発生しました。ミャンマー災害管理局(DDM)によると、2025年4月22日時点で、この地震による死者は3,757人、負傷者は5,107人、行方不明者は116人に上っています。プラン・インターナショナルの緊急支援チームは発災翌日から被災地で緊急支援を開始。現在は、特に被害が大きかった地域を中心に復興支援に取り組んでいます。

活動のハイライト

  • 写真:建物の倒壊と火災による甚大な被害があった地域
    建物の倒壊と火災による甚大な被害があった地域
  • 写真:地震で崩壊した橋
    地震で崩壊した橋
  • 写真:事務所に備蓄していた支援物資を積み込み、発災翌朝に被災地へ
    事務所に備蓄していた支援物資を積み込み、発災翌朝に被災地へ
  • 写真:ビスケットなどの非常食や給水容器などを配布
    ビスケットなどの非常食や給水容器などを配布
  • 写真:深刻な飲料水不足に対応するため、発災直後から飲料水の配布を実施
    深刻な飲料水不足に対応するため、発災直後から飲料水の配布を実施
  • 写真:タオルや下着を含む衣類、歯ブラシや石けんなどの「衛生キット」を受け取る家族
    タオルや下着を含む衣類、歯ブラシや石けんなどの「衛生キット」を受け取る家族
  • 写真:心のケアを提供する拠点としても機能している「子どもひろば」
    心のケアを提供する拠点としても機能している「子どもひろば」
  • 写真:楽しく遊ぶひとときも、震災を乗り越えるために必要な時間
    楽しく遊ぶひとときも、震災を乗り越えるために必要な時間
  • 写真:建物の倒壊と火災による甚大な被害があった地域
  • 写真:地震で崩壊した橋
  • 写真:事務所に備蓄していた支援物資を積み込み、発災翌朝に被災地へ
  • 写真:ビスケットなどの非常食や給水容器などを配布
  • 写真:深刻な飲料水不足に対応するため、発災直後から飲料水の配布を実施
  • 写真:タオルや下着を含む衣類、歯ブラシや石けんなどの「衛生キット」を受け取る家族
  • 写真:心のケアを提供する拠点としても機能している「子どもひろば」
  • 写真:楽しく遊ぶひとときも、震災を乗り越えるために必要な時間

活動内容

緊急支援から早期復興と日常を取り戻す支援へ

プランは2025年6月17日までに、3万4,792人以上の被災者(うち1万4,084人の女性と6,371人の女の子を含む)に対し、「命をつなぐ」支援を実施しました。支援の内容は、避難所の整備、水や食料、ビニールシート、衛生用品の配布に加え、「子どもひろば」を通じて子どもたちやその家族に心のケアを提供することなど、多岐にわたります。

さらに、震災後の学校再開に向け、地震で被害を受けた12校を修繕しました。教員には、子どもの健康状態の見極め方や、学校再開後のサポート方法に関する研修も実施しました。また、被災家族が家財や生計手段を取り戻せるよう、義援金(現金給付)も届けています。

現地の声

ナンさん(仮名)、被災した女性

この地震は、私の人生で最も大きな揺れでした。発生当時は仕事で銀行にいました。揺れが収まると人々が泣き出したり走り回ったりして、現場は大混乱に包まれていました。家は無事でしたが、命を落とした知人もいて深い悲しみに襲われました。

しばらくは気持ちが沈んでいましたが、「落ち込んでいても前に進めない。今できることをしよう」と思い直しました。私にできたのは、家を失った友人の話に耳を傾け励ますことでした。「これからのことを一緒に考えよう」と声をかけ、少しでも力になれればと思いました。

その後、姉妹に誘われてプランの「子どもひろば」でボランティアを始めました。初めての活動でしたが、今ではほとんど毎日子どもたちと遊んだりおしゃべりしたりしながら、心の回復を支えています。子どもたちには「ここで何ができるか」「どんなルールが必要か」を自分たちで考えてもらい、協力して行動するよう伝えています。

大変なこともありますが、子どもたちの笑顔が励みです。今では「自分が休んだら子どもたちは楽しく過ごせないかもしれない」と思うほど、この活動は私にとって大切なものになりました。

主な活動の成果

地域 ミャンマー
期間 9カ月(2025年3月~2025年12月)
2025年度
主な支援内容と対象

3万4,792人(6,371人の女の子と1万4,084人の女性を含む)に支援を提供

  • ビスケットやカップラーメンなどの非常食の配布(4,909人)
  • 安全な飲料水の提供(2,340世帯)
  • 避難所や屋外で避難生活を続ける人々への物資等の配布(ビニールシートや毛布などのキット600世帯、100ヤードのビニールシート3巻、毛布218枚、懐中電灯50個およびLEDライト126個など)
  • 避難所への簡易トイレの設置(17基)および水タンクの設置(69タンク)
  • 21カ所で「子どもひろば」を設置運営(子ども2,598人が参加)
  • 現金給付(義援金)(4,635世帯)

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