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アフリカの教育支援でできることは?現状と支援によって変わるこどもたちの未来

(2026年07月21日更新)

アフリカの教育問題に関心はあっても、「自分に何ができるのだろう」と迷う方は少なくありません。実際、教育支援の方法は寄付や募金だけではなく、現状を知ること、学習会やイベントに参加すること、買い物を通じて支えること、SNSなどで情報を広めることなど、さまざまです。アフリカでは、貧困や教育環境の不足、性差別、障害のある子どもへの支援不足などが重なり、学校に通い続けることが難しい子どもたちがいます。
この記事では、アフリカの教育支援でできること、支援が必要な理由、支援によって変わる子どもたちの未来、そしてプラン・インターナショナルの支援活動について紹介します。

写真:木の下で授業を受ける学生たち(南スーダン)

木の下で授業を受ける学生たち(南スーダン)

  • アフリカの教育支援は、寄付だけでなく情報発信やボランティアなどさまざまな方法で関われる
  • アフリカで教育支援が必要なのは、貧困や教育環境の不足、性差別などが重なっているため
  • 教育支援は、子どもたちの学ぶ機会を支え、将来や地域の未来にもつながる

アフリカの教育支援で私たちにできること

アフリカの教育支援でできることは、寄付や募金だけではありません。まずは教育を受けられない子どもたちの現状を知り、そのうえで自分に合った行動を選ぶことが大切です。たとえば、寄付、継続支援、ボランティア参加、イベント参加、SNSでの情報発信など、関わり方にはさまざまな選択肢があります。ここでは、私たちが日常の中で始められる具体的な支援方法を紹介します。

写真:「遊びを通じた学び」を取り入れ活気にあふれた授業(ウガンダ)

「遊びを通じた学び」を取り入れ活気にあふれた授業(ウガンダ)

寄付や募金で教育環境を支える

寄付は、アフリカの教育支援に直接つながりやすい方法の一つです。寄付金は、校舎や教室の整備、教材や学用品の提供、教員研修、女子教育支援などに活用され、子どもたちの就学を支える土台になります。
また、少額の単発寄付から、毎月継続して子どもや地域を支える方法まで、自分に合った形で参加できるのも特徴です。たとえばNGOや国際機関のなかには、子どもや地域の成長を長期的に支える「スポンサーシップ」のような仕組みを設けている団体もあります。
支援先を選ぶ際は、支援金の使い道や活動報告、会計情報、どのような成果が出ているかが公開されているかを確認すると、納得して参加しやすいでしょう。

写真:日本からの支援で建設された校舎(トーゴ)

日本からの支援で建設された校舎(トーゴ)

買い物を通じて間接的に支援する

毎日の買い物も、子どもたちが学び続けられる社会を支える選択の一つになりえます。たとえばフェアトレード製品の購入は、生産者やその家庭の収入安定を後押しする方法の一つです。
保護者の暮らしが安定すれば、子どもが家計を助けるために働く必要が減り、学校へ通いやすくなる可能性があります。教育支援そのものに直接寄付する形ではなくても、学ぶ環境を支える土台づくりにつながります。こうした身近な選択も、貧困と教育格差の連鎖を和らげる一助になります。

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ボランティアやイベントで支援に関わる

現地に行かなくても、日本国内で支援に関わる方法はあります。支援団体が実施するチャリティイベント、募金活動、啓発イベント、学習会などに参加することで、アフリカの教育課題に関わることができます。
教育ボランティアやイベント運営の手伝い、キャンペーンへの参加は、支援に関心のある人々が具体的な一歩を踏み出しやすい方法です。必ずしも海外ボランティアとして現地に行く必要はありません。まずは国内での関わりから始め、理解を深めることが、その後の継続的な支援につながることもあります。

写真:日本からの支援で建設された校舎(トーゴ)

国際ICTガールズ・デー2025イベント

学習会や情報発信で支援の輪を広げる

支援団体が開催する学習会やイベントに参加すると、アフリカの教育課題や支援活動についての知識を深められます。現状を正しく知ることは、適切な解決策を考える第一歩です。
また、SNSで活動報告を共有したり、家族や友人に話したりすることも、支援の輪を広げる行動になります。学校や職場で国際理解の学習テーマとして取り上げたり、募金活動を行ったりすることもできるでしょう。情報を広めることは、社会全体で課題に向き合うきっかけをつくります。

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アフリカの子どもたちに教育支援が必要な理由

アフリカでは、読み書きの力を十分に身につけられない子どもや、初等・中等教育を修了できない子どもがいます。その背景には、貧困、学校設備の不足、教員不足、性差別、障害のある子どもへの支援不足など、複数の課題が重なっています。ここでは、アフリカで教育支援が必要とされる主な理由を解説します。

学校に行くお金や時間がない

開発途上国の多くでは、公立学校であっても制服、文房具、試験費用、通学費などの負担があり、家庭にとって大きな壁になることがあります。生活が厳しい家庭では、子どもが家事やきょうだいの世話、農作業や仕事を担わなければならず、学校に通う時間を確保できない場合もあります。
こうした背景には、世帯の貧困だけでなく、日々の生活を維持することを優先せざるを得ない厳しい状況があります。教育の機会が失われると、将来の収入機会も限られ、貧困が次世代へと引き継がれる悪循環が生まれやすくなります。

写真:避難生活を送る子どもたち(スーダン)

避難生活を送る子どもたち(スーダン)

教育環境が整っていない

アフリカでは子どもの数に比べて、校舎や教材、教員の数が足りていません。
都市部から離れた地域では校舎や教員の不足がさらに深刻で、子どもが徒歩で通える範囲に学校がない場合もあります。また、教員に十分なトレーニングが提供されず、授業の質が悪かったり、子どもたちに体罰を行ってしまう教員がいたりします。さらには紛争や自然災害が起こると避難生活を余儀なくされ、子どもたちの教育機会は奪われてしまいます。

写真:通学の様子(マリ)

通学の様子(マリ)

性差別によって女の子が学校へ行かせてもらえない

「女の子は結婚して子どもを産むので、学校に行かせる必要がない」という考え方が根づいている地域があります。男の子が学校に通っている間、女の子は家で働いている場合が多く、平等に教育の機会が与えられていません。また、通うことができたとしても、通学途中や学校内で性暴力の被害にあう場合もあり、女の子が勉強を続けることには危険がともないます。

アフリカへの教育支援で子どもたちの未来はどう変わる?

教育支援によって、子どもたちは学校に通い続けやすくなります。校舎や教材、教員などの環境が整うことで、学ぶ機会を得にくかった子どもたちも教育を受けやすくなります。読み書きや計算などの基礎的な力を身につけることは、将来の選択肢を広げることにもつながります。教育支援は、子ども一人ひとりだけでなく、地域全体を支える土台にもなるのです。

支援によって未来を切り開いたトコさんの歩み

マラウイに暮らすトコさんは、幼いころから家事やきょうだいの世話を担い、学校を続けることが簡単ではない環境にありました。プラン・スポンサーシップを通じて学用品の支援を受け、子どもクラブで学んだ経験は、自信を育むきっかけになりました。
その後、トコさんは中等教育を修了し、地域の保健員として活動するようになりました。この歩みは、教育支援が単に学ぶ機会を支えるだけでなく、子どもの未来を切り開き、地域への貢献にもつながることを示しています。

元チャイルドのトコさん

元チャイルドのトコさん

アフリカの教育支援におけるプラン・インターナショナルの取り組み

プラン・インターナショナルは、アフリカで子どもたちが安心して学べる環境づくりを進めています。アフリカへの教育支援でできることを考えるうえで、現地の課題に応じたプログラムを知ることは大切です。ここでは、教育現場の安全性や包摂性の向上をめざす具体的な取り組みを紹介します。

ジンバブエでの「暴力のない中学校づくり」プロジェクト

アフリカ南部に位置するジンバブエのある地域の学校では82%の教師が体罰を行っており、学校や家庭内で体罰がしつけの一環として容認されていました。また、校舎不足のため屋外で授業をするなど、子どもたちにとって安心、安全な学習環境が整っていませんでした。
そこで、プランは学校設備の建設・修繕と、「褒めて伸ばす教育法」を導入し、体罰のない環境にするための取り組みを行いました。4年3カ月にわたる活動で、子どもたちが子どもの保護や体罰の弊害を学んだだけでなく、教員、保護者、地域住民も参加して、地域全体で子どもたちが安心して過ごすことができる学校環境を整えることができました。

写真:新しい学校で学ぶ子どもたち(ジンバブエ)

新しい学校で学ぶ子どもたち(ジンバブエ)

トーゴでの「障害のある子どもへの教育支援」プロジェクト

西アフリカのトーゴでは、障害があることを恥と考える文化が根強く残っており、障害のある子どもは家庭内に隠されたり、地域でいじめの対象となったりしがちです。
プラン・インターナショナルでは障害の有無にかかわらず、すべての子どもが学べる環境を整えるため、障害のある子どもたちも社会で居場所を得て、質の高い教育が受けられるように活動しています。このプロジェクトは2025年2月までの実施予定で、校舎にスロープの設置、インクルーシブ教育の促進、地域への意識啓発、障害のある子どもや保護者への支援などを行います。

  • ※インクルーシブ教育:障害の有無や貧富の差、都市や農村など居住地による区別なく、すべての子どもが分け隔てなく学べる環境のこと

写真:写真:対象地域の子どもたち(トーゴ)

対象地域の子どもたち(トーゴ)

アフリカの教育支援は自分にできることから始めよう

アフリカの教育支援は、特別な経験がなければできないものではありません。寄付や継続支援、情報発信、イベント参加など、自分に合った方法から始めることができます。大切なのは、子どもたちが置かれた現状を知り、無理のない形で関わり続けることです。小さな行動でも、子どもたちの学びと未来を支える力になります。

プラン・グローバルサポーター

プラン・グローバルサポーターは、世界の女の子たちや子どもたちが直面する課題の解決に取り組む、毎月1,500円からの継続寄付です。ご寄付は、児童婚やジェンダーに基づく暴力への対応、教育・保健・水と衛生・生計向上を含む地域開発、紛争や災害の影響下にある子どもたちの保護など、プランが実施する各プログラムに活用されます。支援金を必要性の高い場所へ柔軟に届けられるため、多様な課題に継続的に対応できるのが特徴です。

写真:GS寄付例

プラン・グローバルサポーター

世界の女の子や子どもたちが直面する課題に取り組む

プラン・グローバルサポーター

毎月1,500円からの継続寄付

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プラン・スポンサーシップ

プラン・スポンサーシップは、地域全体を見守る月3,500円~の継続支援です。
地域の自立を継続的に応援する支援方法です。活動地域に暮らす子ども(チャイルド)をご紹介し、チャイルドとの交流を通じながら地域や子どもたちの変化を応援します。手紙のやりとりを通して日本の支援者と交流することが子どもたちの視野を広げ、学びにもつながります。

写真:日本のスポンサーと交流する女の子(ブルキナファソ)

日本のスポンサーと交流する女の子(ブルキナファソ)

プラン・スポンサーシップ

子どもたちの「生きていく力」
「未来を変える力」を育む支援はこちらから

プラン・スポンサーシップ

毎月3,500円、4,500円、5,500円

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アフリカの教育支援でできることについてよくある質問

運営団体

国際NGOプラン・インターナショナルについて

国際NGOプラン・インターナショナルは、誰もが平等で公正な世界を実現するために、子どもや若者、さまざまなステークホルダーとともに世界80カ国以上で活動しています。子どもや女の子たちが直面している不平等を生む原因を明らかにし、その解決にむけ取り組んでいます。子どもたちが生まれてから大人になるまで寄り添い、自らの力で困難や逆境を乗り越えることができるよう支援します。

写真:プラン・スポンサーシップ

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