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ボランティアに参加するメリットは?活動の種類や選ぶポイント

(2025年03月13日更新)

ボランティアは、「自発的な意思に基づき、他人や地域・社会に貢献する活動」といわれます。活動する人個人の時間や労力、知識、技能などを提供して、地域社会づくりや国際協力など、あらゆる分野の活動を支えています。
今回は、ボランティアに参加するメリットや活動の種類、そして自分に合った活動を選ぶポイントについて解説します。

ボランティアのメリット・デメリット

ボランティア活動は、スキルや専門知識を持っていなくても、私たち一人ひとりが社会貢献できる手段のひとつです。高校生や大学生、社会人から高齢者まであらゆる人が参加しています。まずは、ボランティアに参加するメリットとデメリットについて考えてみましょう。

メリット

  • 社会貢献を実感
    まず何より、自分の行動が社会に貢献している実感を得られることです。自分の行動が誰かの役に立っていることでやりがいを感じ、自己肯定感が高まるでしょう。
  • ユニークな体験
    日常生活のなかでは出会うことがあまりない、ユニークな体験の場が提供されます。地域の清掃や福祉施設での支援など、幅広い世代や背景を持つ人々と交流する機会になり、普段はできないような体験が可能になります。
  • 自己成長
    社会の一員として誰かのために行動することは、精神的な成長をもたらします。異なるバックグラウンドを持つ多様な人々との交流を通じて視野を広げ、知見を深め、価値観を共有しながら、自らのコミュニケーション能力を高めることができます。
  • スキルの習得
    たとえば、海外でのボランティア活動への参加は、語学力を鍛えることにつながります。新たに身につけたスキルは、実生活や将来のキャリアにおいて大きな役割を果たす可能性があります。

デメリット

  • 時間的な負担
    ボランティア活動には時間的な負担が伴います。特に定期的な活動や突発的なニーズに対応する場合は、その頻度や時間によって私生活や仕事、学業に影響を及ぼす可能性があります。
  • 費用の負担
    ボランティアは報酬を得ることが目的ではないため、その見返りを求めず、基本的には無償で行うことを理解しておく必要があります。交通費などの諸費用が自己負担になる場合がありますが、活動や運営団体によっては、その費用を一部または全額補助してもらえることもあります。
  • 体力的な負担
    災害復興支援や森林保護活動などでは、フィールドでの重労働が求められる場合があります。こうした活動は体力を要し、ケガをするリスクも伴います。

ボランティア保険

ボランティア活動中に起こりうるリスクから活動者を保護するための保険です。万が一、活動中に思わぬケガをした場合や、他人や他人の財産に損害を与えてしまった場合などを補償してくれます。個人や活動団体が加入する場合があるので、活動を始める前に確認するといいでしょう。

ボランティアの種類

ボランティアへの参加は、ある程度の負担を伴うものの、多くの利点があり、そこから得られる経験や学びは計り知れません。自治体や学校、各種施設、NPO法人、ボランティアセンターなどが、さまざまな分野での参加方法や情報を随時発信しています。身近な課題への取り組みから海外ボランティアまで、多くの選択肢があります。

緊急物資を運ぶボランティア(ベトナム)

環境保全

公園や海岸、自分が住む街の歩道のゴミ拾いなどの清掃活動は、もっとも身近で気軽に参加しやすい活動です。森林を守るための植樹などもあり、自然と触れ合いながら環境への意識を高めることができます。

ハンディキャップを持つ人の支援

身体的または精神的な障害のある人々の生活の質を向上させ、より良い生活を送れるように支援する活動があります。具体的には、障害のある子どもたちを対象とした教育プログラムや、自立して日常生活を送るための生活スキル訓練、社会参加支援などが含まれます。

子育て支援

子育て中の家庭や子どもの成長をサポートし、保護者が効果的に子育てできるように支援する活動があります。保育園や幼稚園、学校での放課後のプログラムや遊び・学習支援のほか、子どもの一時預かりや家庭訪問ボランティアなど、より密接な関わりが必要とされる活動も行われています。

まちづくり活動

地域の発展と活性化を目指し、住民が主体的に取り組む活動です。公共空間の清掃や街の美化、地域イベントの企画・運営、高齢者や子育て世代のサポート、地域の資源活用や地元の伝統や文化を継承・発展させる活動など、多岐にわたります。

災害支援

地震、洪水、台風などの自然災害や人為的な災害が発生した際に、被災者の生活を支え、被災地域の復旧を支援します。災害現場・被災住宅の片付けや修復、物資の配布、避難所運営の支援、生活支援や精神的ケアなどがあり、発生直後の緊急支援だけでなく、長期的な復興支援でもボランティアの力が必要とされます。

スポーツボランティア

地域のスポーツイベントから、全国的または国際的規模のスポーツ大会まで、あらゆるスポーツに関連する活動です。2021年に開催された東京オリンピックでは、多くのボランティアが大会を支えたことが注目されました。大会の運営・補助、選手のサポート、観客のガイド、会場の設営・撤去などのほか、視覚障害者のランナーをサポートする伴走ボランティアなど、専門性のある重要な役割を果たすボランティアも存在します。

国際協力

日本に住む外国人との交流や日常生活支援など、国内で行われる活動のほか、教育・医療・災害・環境保護・難民支援など、主に途上国を中心に海外で行われる活動もあります。

募金活動

自然災害の復興支援、医療・福祉サービスの提供、教育支援、環境保護、研究活動など、国内外を問わず広範なニーズに応じて、金銭的な援助を集める活動を指します。街頭やイベントでの募金呼びかけ、オンラインでの募金など、さまざまな場面で行われています。

参加するボランティアを選ぶポイント

ボランティア活動の魅力は、その活動自体が社会に良い影響を与えるだけでなく、参加者自身にもさまざまなメリットをもたらす点にあります。
しかし、種類が豊富で多彩な分、自分に合ったものを見つけるのは少し難しく感じるかもしれません。ここでは、自分に合ったボランティアを選ぶポイントに焦点をあてて、詳しく見ていきましょう。

ボランティアとして活動する高校生(カンボジア)

ボランティア活動への参加を決めるうえで、いくつか確認しておきたい点があります。

団体の活動内容

活動を推進する組織の趣旨や活動内容を確認しましょう。自分が関心を持っている課題や目的に関連する活動を行っているか、また、ボランティアが実際に行っている活動例や体験談なども、よい判断材料になります。

時間と場所

ボランティア活動のなかには、一回限りのイベント形式のものもあれば、定期的に継続するものもあります。その頻度や活動時間、自宅からの距離や交通手段も含め、自分が無理なく参加できるかどうかを確認しましょう。

体力

がれきの撤去や荷物運び、片付け・清掃など、身体的な負担を必要とする活動であれば、それに見合った体力が自分にあるかどうかも考慮する必要があります。

支援内容との親和性

自分の持つスキルや経験、熱意を活かせるものや、同じ地域で気軽に参加できる活動は、より親近感が湧き、自分にとってより意味のある充実した経験となるでしょう。

ボランティア以外の社会貢献の方法

社会貢献という観点からは、ボランティア活動だけでなく、寄付も非常に効果的な手段です。
学業や仕事などで忙しく、ボランティア活動に参加する時間が取れない方には、寄付を通じた社会貢献がおすすめです。

寄付のメリット

例えば、10,000円支援すると、寄付金の最大4割が還付されます。10,000円支援すると3,200円還付されます。

ボランティア活動は場所や時間を必要としますが、寄付はインターネットなどを利用し、いつでもどこでも行えます。時間や手間をかけずに、自分の生活の負担にならない範囲で、気軽に支援活動に参加できる点が大きな魅力です。

また、特定の団体への寄付には税制上の優遇措置が適用される場合があります。寄付金の一部が還付される可能性があるので、金銭的な負担を抑えつつ、支援を行うことが可能です。国際NGOプラン・インターナショナルへの寄付金も、税制上の優遇措置を受けることができます。

寄付先の選び方

寄付先を選ぶ際は、実施する活動内容だけでなく、寄付金の活用について確かめることも大切です。団体によっては、寄付されたお金がどのように使われているのか、その使途について詳細に公開している場合があります。

また、過去の活動内容や結果、達成した目標などをまとめた活動報告書の有無を確認することも有効です。詳細な情報を公開している団体は透明性が高く、信頼性と責任を重んじていると判断できるでしょう。

プランでは毎年年次報告書を発行し、ご支援により実施した1年間の活動成果や会計報告を掲載しています。支援者の方々には、定期刊行物として機関誌「プラン・ニュース」を発行し、国内外で実施しているプロジェクトのレポートやお知らせなどさまざまな情報を掲提供しています。ウェブサイトでも常時ご覧いただけます。

イメージ:プランニュースと年次報告書

多くのメリットをもたらすボランティア活動

ボランティア経験を通じて、時間やエネルギーを社会のために使うことで、社会貢献の充実感や新しいスキルの習得、人脈の拡大など、非常に価値のあるメリットを得られます。こうした活動は個人にとどまらず、多くの企業でも社会貢献の一環として取り組まれています。

ボランティアによってさまざまな経験を得られるのは素晴らしいことですが、学業や仕事、育児などの生活状況に合わせて、無理なく続けられる方法を選ぶことが大切です。もしボランティアとして参加するのが難しければ、寄付を通じてその活動に参加することもできるでしょう。
どのような形であっても、誰もが社会の一員として、世界の誰かにポジティブな変化をもたらす可能性をもっているのです

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運営団体

国際NGOプラン・インターナショナルについて

国際NGOプラン・インターナショナルは、誰もが平等で公正な世界を実現するために、子どもや若者、さまざまなステークホルダーとともに世界80カ国以上で活動しています。子どもや女の子たちが直面している不平等を生む原因を明らかにし、その解決にむけ取り組んでいます。子どもたちが生まれてから大人になるまで寄り添い、自らの力で困難や逆境を乗り越えることができるよう支援します。

写真:プラン・スポンサーシップ

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