ギニアはアフリカ西部に位置し、1958年にフランスより独立しました。政府は鉱業を奨励し、世界最大級の埋蔵量を占めるといわれるボーキサイト(アルミニウムの原料)をはじめ、金やダイヤモンドなどの鉱物資源が主な輸出品です。社会基盤の整備の遅れと政情不安が、経済成長の停滞に影響をおよぼしています。2014年のエボラ出血熱の感染拡大により、ギニアは前例のない被害を受け、流行終息後もあらゆる分野にその爪痕が残っています。
基本データ
- 首都
- コナクリ
- 面積
- 24万5,857km2(本州とほぼ同じ)
- 人口
- 13,86万人(2022年 世界銀行)
- 言語
- フランス語、各民族語(プル、マリンケ、スースー等)
- 宗教
- イスラム教、キリスト教、伝統的宗教
※ 出典:外務省ウェブサイト
ギニアの歴史・社会情勢
ギニアは西アフリカの大西洋岸に位置し、農業と鉱産資源が主な産業です。1958年にフランスから独立して以来、国家の体制は変遷を重ねてきました。政治面では長年にわたり安定を模索する時期が続き、近年も統治体制の変化や社会の変革が進行中です。また、多様な民族が共生しており、それぞれの文化や価値観を大切にする取り組みも見られます。現在は持続可能な発展と国民生活の向上に向けた歩みが続けられています。
ギニアの宗教
ギニアは多様な民族が暮らす国で、国民の約85%がイスラム教徒です。ほかにキリスト教や伝統的信仰も見られ、地域によって信仰の形が異なります。文化面では音楽やダンスが日常に根づき、ジェンベと呼ばれる太鼓の演奏が有名です。食文化も豊かで、米やキャッサバを主食に、ピーナッツソースや辛味のある煮込み料理が親しまれています。物語を語り継ぐ「グリオ(世襲制の音楽家・吟遊詩人)」の存在も重要で、多民族・多文化が調和しながら伝統と現代が共存しています。
ギニアが抱える問題
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保健医療サービスが脆弱で乳幼児や妊産婦死亡率が高いこと
乳幼児や妊産婦への医療サービスへのアクセスが不十分で、新生児、妊産婦の死亡率や産後の健康診断受診率の改善に大きな課題が残されています。
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多くの家庭や学校に衛生設備が整っていないこと
家庭内の基本的な衛生設備(トイレ)の設置率は、都市部でさえも50%を下回り、農村部になると約20%になります。学校も同様で、子どもたちが手洗いやトイレを清潔に使用できる設備が整っていません。
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女性性器切除(FGM)の実施率が高く、女の子たちの健康が危ぶまれていること
ギニアでは15歳~49歳の女の子でFGMを施されている割合が80%を上回り、世界でもFGMの実施率が高い国のひとつです。FGMにより女の子たちの権利や心身の健康が脅かされています。
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頻発する自然災害や感染症の流行が起きていること
ギニアでは洪水や干ばつが頻発し、都市部の排水不備が被害を拡大させています。感染症のリスクも高く、エボラ出血熱やマラリア、はしかなどへの対策が継続的に求められています。
プラン・インターナショナルの取り組み
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1.保健・衛生環境の改善
保健施設の改修や保健員へのトレーニングを実施して、保健衛生サービスの向上を目指します。また、保健施設や公共の場所に手洗い容器を支給することで衛生環境も改善します。さらにエボラ出血熱など感染症の早期発見と流行防止を図るため、早期警報システムを立ち上げ、運用を開始します。
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2.子どもたちの教育環境の整備
子どもたちが安心して学校で学べるように、学校に衛生設備を整えたり、総合衛生管理を実施したりして、生徒たちが正しい衛生習慣を身につけられるようにします。
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3.子どもたち、特に女の子の保護の強化
FGMのリスクや影響について、女の子自身だけでなく、保護者や地域のリーダーにも伝え、地域全体で女の子の身体の権利を守る意識を育てていきます。持続的な対話と協力を通じて、地域に根づいた変化を促していきます。
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4.災害リスク軽減と対応力強化
災害への対応力や脆弱性の検証を行い、災害対応委員会を立ち上げてコミュニティの能力強化を図るとともに、災害や危機に早期に対応できるような仕組みづくりを進めます。
ギニアでの活動
プラン・インターナショナルのデータ
プラン・スポンサーシップを通じて、チャイルドと交流できます。
- 活動開始年
- 1989年
- チャイルド数
- 19,404人
- 日本のスポンサーを持つチャイルド数
- 318人
- 現地事務所
- 統括事務所:コナクリ
# 1046 キシドゥグ
# 1047 マチェンタ
# 1049 リトラル
プラン・スポンサーシップでご支援をいただくと、地域を代表する子ども(チャイルド)と手紙で交流することができます。
※2025年6月現在






