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ケニアは東アフリカに位置し、コーヒー、茶、園芸作物などの農産物生産を中心とする農業国です。東アフリカ地域の国々のなかでは比較的工業化が進み、地域の経済を先導しています。しかし、降水量が少なく耕作可能な地域が限られているため農業生産性が低いうえに、都市化による貧困層や格差の増加、若者の失業など、さまざまな問題を抱えています。また、自然災害や、干ばつによる食料危機が、農村部で生活する多くの貧困層へ影響を及ぼしています。

基本データ

首都
ナイロビ
面積
58万3000km2(日本の約1.5倍)
人口
5403万人(2022年 世界銀行)
言語
スワヒリ語、英語
宗教
伝統宗教、キリスト教、イスラム教

※ 出典:外務省ウェブサイト

ケニアの歴史・社会情勢

ケニアの歴史は紀元前2000年頃にクシ語族が北アフリカから現在のケニアがある地域に移動してきたところまで遡ります。スワヒリ文化が発展し、さまざまな交易の拠点となりました。19世紀に入るとヨーロッパのアフリカ植民地化が進み、ケニアはイギリスの保護領となり、1920年には植民地となりました。1952年にイギリスの支配に対し、マウマウの反乱が起こります。この反乱は弾圧されましたが、それ以降独立の機運が高まり、1963年に独立を果たしました。長らく一党体制が続きましたが、その後は多党制民主主義となり、現在に至っています。

ケニアの宗教

約80%がプロテスタント、カトリックなどのキリスト教を信仰しています。イスラム教や伝統的な宗教を信仰している人々もいます。イースターやクリスマスなど宗教にまつわる祝日のほか、独立記念日、マシュジャアデーなどの政治的な祝日もあります。

ケニアが抱える問題

  • 安全な水や衛生環境が整っていないこと

    最低限の飲用水サービスが整っている地域は、都市部では87%、農村部では52%まで下がります。衛生設備(トイレ)はケニア全体でも33%と低く、マラリアなどの感染症に罹る子どもたちがいます。

  • 教員の数が不足し、教育の質も低いこと

    ケニアは初等教育にあたる8年間の義務教育があります。小学校に入学する生徒数が増加していますが、教員の数が足りない状況です。また、教育の質も課題となっています。

  • 子どもたちが暴力や女性性器切除(FGM)の危険にさらされていること

    子どもの保護や権利に関する理解が不十分であるため、家庭内で性的虐待を含む暴力、早すぎる結婚(児童婚)、FGMなど、子どもたちの権利が脅かされています。

  • 多くの若者、特に女性が安定した職を得られないこと

    ケニアの都市部では、女性の失業率は6%にのぼり、安定した収入を得ることができません。安定した職を得られないことが、女性の社会進出や自立を阻む要因となっています。

プラン・インターナショナルの取り組み

  • 1.保健や水と衛生環境の改善

    学校や地域社会でトイレの使用や手洗い習慣を推奨し、衛生環境を改善します。また、予防接種や栄養補助の促進、性や生殖に関する健康と権利の意識啓発を行います。

  • 2.質の高い教育の推進

    障害のある子どもも含め、すべての子どもたちにとって安全な学習環境や質の高い教育の提供を支援します。また、乳幼児保育の必要性について親やコミュニティの意識を高める取り組みを進めます。

  • 3.暴力や虐待からの子どもの保護

    暴力や虐待、早すぎる結婚(児童婚)、女性性器切除(FGM)、児童労働などから子どもを守る仕組みや、通報システムを強化します。

  • 4.若者の経済力強化

    若者を対象に、就業や起業に向けた能力開発を後押しします。安定した家計収入が得られるよう、村落貯蓄貸付組合の強化にも取り組みます。

ケニアでの活動

ケニアでの活動一覧

プラン・インターナショナルのデータ

プラン・スポンサーシップを通じて、チャイルドと交流できます。

活動開始年
1982年
チャイルド数
36956人
日本のスポンサーを持つチャイルド数
1543人
現地事務所
統括事務所:ナイロビ
# 2021 クワレ
# 2022 キリフィ
# 2023 キスム
# 2065 ホマベイ
# 2070 マチャコス

プラン・スポンサーシップでご支援をいただくと、地域を代表する子ども(チャイルド)と手紙で交流することができます。

※2024年7月現在

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