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太平洋に面する南米の国ペルーは、多くの先住民が暮らし、地理的、文化的な多様性に富んだ国です。鉱業、製造業、商業の成長と、鉱物資源などの輸出拡大により、比較的安定した経済成長を遂げていますが、山岳地帯やアマゾン地帯には多くの貧困層が取り残されています。また、干ばつ、豪雨、洪水、嵐など、多発する自然災害が、大きな被害をもたらしています。とくに農業で生計を立てている農村部の人々は、予測不能な天候により収入が大きく左右されるなど、深刻な影響を受けています。

基本データ

首都
リマ
面積
約129万km2(日本の約3.4倍)
人口
約3199万人(2018年 世界銀行)
言語
スペイン語(他にケチュア語、アイマラ語等)
宗教
国民の大多数はカトリック

※ 出典:外務省ウェブサイト

ペルーが抱える問題

  • とくに農村部において、早すぎる妊娠が増加していること。
  • 乳幼児の貧血や慢性的な栄養不良が蔓延し、安全な水と衛生施設の利用が限られていること。
  • 乳幼児保育の機会が不足しており、教育の質が低く、とりわけ農村部において中途退学率が高いこと。
  • 学校に通わず職にも就いていない若者が増加していること。
  • 女性に対する職業訓練や雇用の機会が不足し、失業率が高く、経済力の男女格差が拡大していること。
  • 子どもに対する精神的・身体的・性的な虐待や暴力が蔓延し、子どもたちが人身取引の危険にさらされていること。
  • 家父長制や男性優位の文化が根強く続いており、女の子や女性が最も弱い立場に置かれていること。
  • 干ばつ、豪雨、洪水、嵐など、頻発する自然災害に対して脆弱であること。

プラン・インターナショナルの取り組み

  • 1.子ども・若者・女性に対する教育の普及と経済力の向上

    子どもと若者、とりわけ女性が、ジェンダー(社会的性別)による差別のない環境の中で、質の高い初等・中等教育を受け、安定した職につくか、または小規模事業を起業し、経済的に自立していくことを目指します。そのために、教育の質の向上や、職業訓練と就業支援の強化に注力するとともに、女性の社会参加の重要性について、地域住民へ意識啓発を行います。また、教育サービスの整備や雇用促進にむけた行政の取り組みを後押しします。

  • 2.乳幼児保育の普及と健全な発育の推進

    乳幼児が適切な乳幼児保育を受け健全に発育できるよう、保護者に対して、乳幼児の保育・栄養・衛生・健康管理について指導し、父母がともに育児の責任を担うよう後押しします。また、乳幼児保育、食糧保障、水と衛生サービスの改善や、変革の担い手としての女性の役割向上へむけた行政の取り組みを支援します。

  • 3.若者の性と生殖に関する健康と権利

    子どもと若者、なかでも女の子と若い女性が、自らの意思で自分の人生を決められるよう、子どもと若者に対して、包括的な性教育プログラムを実施し、性と生殖に関する健康と権利、生活技能、関連サービスの利用に関して指導します。また、保護者、地域リーダー、教師、保健員に対して意識啓発と能力強化を行い、早すぎる結婚・妊娠削減への取り組みを後押しするとともに、行政への働きかけを行います。

  • 4.子どもと若者の保護の強化

    子どもと若者、とくに女の子と若い女性が、平常時も緊急時においても、暴力や性的虐待を受けることのない安全な環境の中で成長し成功していけるよう、子どもや若者に対して、暴力発生リスクの早期発見、性的暴力の防止方法、暴力発生時の通報などに関して指導します。加えて、保護者や地域住民への意識啓発と、地域を基盤としたジェンダーに配慮のある保護の仕組みづくりに注力します。

  • 5.気候変動や災害に強い地域づくり

    子どもや若者を含む地域住民に対して、災害リスク管理と災害対応について訓練を実施し、気候変動や災害への対応力・回復力を身につけるよう支援します。また、緊急時においても、子ども、とりわけ女の子に対する保護と教育を継続できるよう、地域を基盤とした防災の仕組みを拡充し、行政との連携強化を図ります。

ペルーでの活動

ペルーでの活動一覧

プラン・インターナショナルのデータ

プラン・スポンサーシップを通じて、チャイルドと交流できます。

活動開始年
1994年
チャイルド数
26205人
日本のスポンサーを持つチャイルド数
1174人
現地事務所
統括事務所:リマ
# 4037 クスコ
# 4041 ピウラ
# 4043 ロレト

※2021年9月現在

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