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【完了報告】「南アジア洪水緊急支援~ネパール・インド・バングラデシュ~」
アジア
緊急支援
(更新)
緊急・復興支援2018年度活動報告
子どもの女性の安全にも配慮
活動内容
南アジアでは、2017年8月上旬から降り続いた豪雨により大規模な洪水被害が発生しました。ネパールでは約169万人、バングラデシュでは約800万人、インドでは約1700万人と多くの人々が被災しました。災害発生時、もっともも弱い立場に置かれるのは子どもと女性です。食料や水、仮設テントや衛生用品などの支給に加えて、安心を取り戻すための支援が欠かせません。また、災害時の混乱に乗じた人身取引や性的虐待などさまざまなリスクから子どもと女性たちを守れるよう、中長期的視野に立った復興を目指しました。被災地の子どもたちの権利が守られ、安全・安心できる日常生活を一日も早く取り戻せるよう、とくに女の子や女性たちに配慮した、支援を実施しました。
おもな活動の成果
地域 | ネパール、バングラデシュ、インド |
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期間 | 2017年7月~2018年6月 |
2018年度 おもな支援内容と対象 |
ネパール(モラン、スンサリ、ラウタハット、バンケ活動地域)
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- ※「子どもひろば」
災害・緊急時に、子どもの保護と心のケアのために設置・運営されます。現地では、混乱のなか、子ども、とりわけ女の子は虐待や搾取の対象となる危険性が高まります。子どもたちが一日もはやく日常を取り戻せるよう、遊びや学習を取り入れることで、子どもたちが抱えるストレスを軽減させ、自尊心を育み、自分を守ることができるようになることも視野に入れて活動します。また、保護者も含めた子どもの保護への理解を深める場としても重要です(詳しくはこちら)
プロジェクト背景
2017年8月上旬から降り続いた豪雨により、ネパール、インド、バングラデシュでは洪水や土砂崩れが発生しました。死者や行方不明者、負傷者が多数発生し、大勢の人々が家や家畜などの生活手段を失い避難生活を強いられるなど、甚大な被害をもたらしました。また、衛生環境の悪化により、感染症拡大のリスクも高まりました。そのため、プランは被災3カ国において緊急支援活動を実施しました。
関連リンク
バングラデシュ、クリグラム県の14歳の女の子
土砂降りの豪雨が続き、川の水があふれ、村は水浸しになりました。私の家も水に浸かってしまったため、家族と一緒に高台に逃げ、避難生活を始めました。飲み水が全然なく困っていましたが、プランが飲料水を支援してくれたおかげで、私たち家族の命は助かりました。