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【経過報告】「障がいのある子どもの教育支援」プロジェクト~トーゴ~

グローバル・プロジェクト

トーゴ

更新)

プラン・インターナショナルは、2018年7月から、「障がいのある子どもの教育支援」プロジェクト(トーゴ)を実施しています。現在までの活動の進捗をご報告します。

背景

トーゴでは、障がいがあることを恥と考える文化が根強く残っており、障がいのある子どもは家の中に隠されたり、いじめの対象となりがちです。学校では障がいのある子どもを受け入れるための施設や教授法が整備されておらず、通学率も低くなっているため、多様性を尊重する「インクルーシブ教育」の普及が必要とされています。

写真:「障がいのある子どもの教育支援」プロジェクト~トーゴ~

  • ※障がいの有無や貧富の差、都市や農村といった居住地による区別なく、すべての子どもたちが分け隔てなく学べる教育のこと

活動のハイライト

啓発活動を行う子どもクラブのメンバー / ©プラン・インターナショナル

啓発活動を行う子どもクラブのメンバー / ©プラン・インターナショナル

障がいのある児童用教材セット / ©プラン・インターナショナル

障がいのある児童用教材セット / ©プラン・インターナショナル

点字を学ぶ教師たち / ©プラン・インターナショナル

点字を学ぶ教師たち / ©プラン・インターナショナル

手話を学ぶ教師たち / ©プラン・インターナショナル

手話を学ぶ教師たち / ©プラン・インターナショナル

母親クラブと父親クラブの障がいについてのトレーニング / ©プラン・インターナショナル

母親クラブと父親クラブの障がいについてのトレーニング / ©プラン・インターナショナル

国際障害者デー(12月3日)を祝うために集まった人々 / ©プラン・インターナショナル

国際障害者デー(12月3日)を祝うために集まった人々 / ©プラン・インターナショナル

啓発活動を行う子どもクラブのメンバー / ©プラン・インターナショナル

障がいのある児童用教材セット / ©プラン・インターナショナル

点字を学ぶ教師たち / ©プラン・インターナショナル

手話を学ぶ教師たち / ©プラン・インターナショナル

母親クラブと父親クラブの障がいについてのトレーニング / ©プラン・インターナショナル

国際障害者デー(12月3日)を祝うために集まった人々 / ©プラン・インターナショナル

活動内容

このプロジェクトでは、インクルーシブ教育の大切さを子ども同士や教師同士で広めていくアプローチを採っています。3年プロジェクトの2年目の今期は、トレーニングを受けた1225人の子どもクラブのメンバーが、各々の学校で啓発セッションを企画し、ほかの生徒たちや校長先生にむけてインクルーシブ教育の必要性について訴えました。一方、教師の代表者も手話と点字、そして知的障がいに関する知識についての集中トレーニングを受け、学びを同僚の教師たちと共有しました。彼らは各校を定期的に巡回し、障がいのある生徒とない生徒が混在するクラスで、差別することなく授業をすすめる方法などについてアドバイスを行っています。また、障がいのある子どもをもつ家庭を定期的に訪問し、教育の大切さについて話し合っています。

おもな活動の成果

地域 中央州モ県
期間 3年(2018年7月~2021年6月)
2020年度
おもな支援内容と対象
  • 子どもクラブメンバーのトレーニング(女の子621人、男の子604人、うち障がいのある女の子123人、男の子122人)
  • 障がいのある児童用教材の配布(64セット)
  • 手話や点字を学ぶ教師トレーニング(女性13人、男性102人)
  • 地域住民への啓発セッション(女性510人、男性619人、うち障がいのある女性7人、男性17人)
  • 父親クラブ、母親クラブメンバーのトレーニング(女性694人、男性650人)

現地の声

写真:ンベンべさん、31歳、教師

ンベンべさん、31歳、教師
「トレーニングを受けて、生徒一人ひとりのニーズに注意をむけるようになりました。たとえば、生徒の障がいに合わせて適した座席を割り当てたり、話すときの声量や板書する際の字の大きさにも気を配ります。板書を消す際も、障がいのある生徒がノートに書き写し終えたことを確認してから消すようにしています」

写真:コンナさん、父親クラブのメンバー

コンナさん、父親クラブのメンバー
「トレーニングを受けて、障がいは伝染病などではなく、障がいのある子どもを恐れる必要はないと分かりました。今では私は率先して、コミュニティの人々の障がいに対する考え方を変えるための啓発活動をしています」

写真:イッサさん、コミュニティの啓発メンバー

イッサさん、コミュニティの啓発メンバー
「今までは障がいのある子どもを、普通ではない異質な存在として見ていました。でも今は、障がいは生まれつきだったり、後天的に起こったりすることを知っています。障がいのある子どもでも、勉強して将来の夢を叶えることができるのです」

  • ※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症対策のため、今後の事業に遅れが生じています

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