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(2026年08月18日更新)

皆さま、こんにちは。マーケティング・コミュニケーション部の佐藤です。普段はウェブサイトの運営・管理を担当し、活動地域で暮らす子どもたちの様子や活動の成果を、日本の皆さまへお伝えしています。

写真:小学校の図書館でインタビュー

小学校の図書館でインタビュー

2026年5月、ベトナム北部ライチャウ省の、プラン・スポンサーシップ活動地域へ出張しました。現地では3人のチャイルドにインタビューを行い、学校生活や将来の夢などについて話を聞きました。そのなかで印象的だったのは、皆スポンサーからのお手紙を楽しみにしていたことです。お手紙を通じたつながりの大切さを改めて感じる機会となりました。地域が抱える課題や子どもたちを取り巻く環境とともに、現地で感じたことをお伝えします。

少数民族が多く暮らすベトナム北部の山岳地帯

写真:赤土のもろい地盤が広がる山岳地帯

赤土のもろい地盤が広がる山岳地帯

訪問先であるライチャウ省は、首都ハノイから約450キロ離れた山岳地帯です。日本でいえば東京から大阪ほどの距離があり、標高1,000メートルを超える山々が連なっています。ハノイから高速道路や険しい山道を進むこと約8時間。私たちが訪れた学校も、宿泊先からさらに1時間半ほどかかる場所にありました。
この地域は中国との国境に近く、20を超える少数民族が暮らしています。民族ごとに衣装や言語、住居の造りが異なり、それぞれの文化や伝統が今も大切に受け継がれています。
一方で、交通やインフラの整備が十分ではなく、教育や医療、安定した収入を得る機会が限られているため、ベトナム国内でも特に貧困率の高い地域の一つとなっています。

学校で見た子どもたちの学びの環境

写真:子どもたちと一緒にダンス

子どもたちと一緒にダンス

今回の訪問では、この地域で暮らす複数の少数民族の子どもたちが通う、小学校と中学校、2校を訪問しました。日本では5月はまださわやかな時期ですが、現地では35℃程度もありました。
訪問前は、「支援が必要な地域の学校」と聞いて、もっと簡素な建物を想像していました。しかし実際に足を運んでみると、校舎はしっかりと整備されており、子どもたちが安心して学べる環境づくりが進められていることを感じました。

生徒や先生方が歓迎の催しを開いてくださり、暑いなか、民族衣装をまとった子どもたちが披露してくれた歌やダンスが印象的でした。

また、学校ではプランの支援によって建設された施設も見学しました。子どもたちが安全に水に親しみ、泳ぎを学ぶためのプールや、強い日差しを避けながら活動できる日よけスペースなどが設置されています。

プール プール
日よけスペース 日よけスペース

こうした学校の様子だけを見ていると、子どもたちを取り巻く教育環境は整っていて、大きな課題は少ないようにも感じられます。しかし、この後、チャイルドや先生方との会話を通じて、山岳地域ならではのさまざまな困難が今も残されていることを改めて認識することになりました。

少数民族の子どもたちの学校生活

写真:好奇心旺盛な子どもたち(小学校の教室にて)

好奇心旺盛な子どもたち(小学校の教室にて)

訪問した5月は、ベトナムではちょうど学年末にあたる時期でした。
ベトナムでは6月から8月まで夏休みが続き、9月に新学年を迎えます。子どもたちは、夏休みを心待ちにしている様子でした。
約3カ月に及ぶ夏休みは子どもたちにとって楽しみな一方で、先生たちには気がかりな面もあるそうです。授業は公用語であるベトナム語で行われていますが、長期休暇中は家庭で少数民族それぞれの言語を使う機会が増えるため、ベトナム語に触れる機会が減ってしまいます。そのため、休暇明けには学習面で苦労する子どももいるとのことでした。

学び続けるために

写真:学び続けることの難しさを語るチャイルドと寄り添う現地職員

学び続けることの難しさを語るチャイルドと寄り添う現地職員

話を聞いた3人のチャイルドのうち、中学生の女の子は寮で生活しながら学校に通っています。週末になると実家に帰り、月曜日に寮へ戻る生活を続けていますが、その距離は20キロ。両親は仕事で忙しく、近所の方に送迎を手伝ってもらいながら通学しているそうです。

3人とも、家庭では家事やきょうだいの世話を積極的に手伝い、なかには家畜の世話をしている子もいます。それぞれが家族の一員として役割を担いながら学校に通っていました。
子どもたちの話を聞くなかで、毎日学校に通い学べることは、決して当たり前ではないのだと改めて考えさせられました。

夢は「先生になること」

写真:話を聞かせてくれた小学生のチャイルドたち

話を聞かせてくれた小学生のチャイルドたち

チャイルドたちに将来の夢を尋ねると、偶然にも全員が「先生になりたい」と答えてくれました。

理由を聞くと、「子どもたちに勉強を教えたい」「学ぶ楽しさを伝えたい」と話してくれました。将来の夢についてまっすぐに話す姿からは、チャイルドが希望を持って学び、自分たちの未来を切り拓こうとしていることが伝わってきました。チャイルドの夢を聞きながら、皆さまから届けられたご支援が子どもたちの未来を支えるだけでなく、やがて次世代の誰かを支える力へとつながっていくことを感じました。

チャイルドが心待ちにしているものとは?

写真:椅子にはプラン・リュックが

椅子にはプラン・リュックが

「プランの活動でうれしかったことはありますか?」
そう尋ねると、3人はそろって「スポンサーからのお手紙を受け取ること」と答えてくれました。
毎年受け取るリュックやジャケットもうれしいけれど、お手紙が届くことを本当に楽しみにしているとのこと。
遠く離れた日本に、自分を応援してくれている人がいる。その存在を感じられることが、チャイルドにとって大きな励みになっていました。

さらに、「どんなお手紙がうれしいですか?」と聞くと、 について知りたいと話してくれました。

手紙が広げる、チャイルドの未来

写真:プラン・ベトナムのレ職員

プラン・ベトナムのレ職員

プラン・ベトナムのレ職員は、かつてプラン・スポンサーシップに参加していたチャイルドでした。
子どもの頃にスポンサーから送られてきた写真や手紙を通じて、「もっといろいろなことを知りたいと思うようになった」と話してくれました。現在はプランの職員として、今度は子どもたちを支える立場で活動しています。

かつて手紙を受け取ったチャイルドが、今は子どもたちを支える立場になっている。レ職員の歩みが物語るように、お手紙はチャイルドの背中をそっと押す力になるかもしれません。

あなたの日常をお手紙で届けてみませんか

写真:手紙送信フォーム画面

手紙送信フォーム画面

「何を書けばいいのかわからない」「日本の写真を送ったら、うらやましく感じてしまわないだろうか」
スポンサーの皆さまから、こうしたお声をいただくことがあります。

しかし、今回出会ったチャイルドは、スポンサーの日常生活について知りたいと話してくれました。私たちにとって何気ない日常も、チャイルドにとっては新しい世界との出会いになっています。また、日本の学校や文化、景色についても興味を持っており、写真を見ることも楽しみにしていると話してくれました。

ぜひ次のお手紙で、あなたの日常を届けてみませんか。皆さまからの言葉や写真は、チャイルドにとって大きな励みとなり、未来へ踏み出す力につながります。

手紙送信フォームからお送りください

SP(スポンサー)番号・SC(チャイルド)番号をお手元にご準備ください

手紙送信フォームから 手紙を送る

5月4日以降「手紙送信フォーム」のご利用には マイ・プラン・ページへのログインが必須となりました。 >詳しくはこちら

改めて、皆さまの温かいご支援に感謝いたします。子どもたちが夢に向かって歩み続けられるよう、私たちは支援者の皆さまとともに活動を続けてまいります。ぜひこれからも、お手紙を通じてチャイルドの成長を見守っていただければ幸いです。

写真:プラン・ベトナムの職員たちと。佐藤職員(下段中央)、番場職員(同右)

プラン・ベトナムの職員たちと。佐藤職員(下段中央)、番場職員(同右)

執筆者紹介

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マーケティング・コミュニケーション部

佐藤 希世

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