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第一三共株式会社

医療アクセスの改善を目指し 4カ国でプロジェクトを支援

第一三共株式会社 サステナビリティ推進部 環境経営・グローバルヘルスグループ
渡部修さん/山本潤さん/高橋佳菜子さん

写真左から、山本潤さん、渡部修さん、高橋佳菜子さん

世界には、乳幼児や妊産婦の死亡率が高く、医療アクセスの課題を抱える貧困地域があります。そうした地域へむけた活動を9年間にわたり支援してくださっている、第一三共株式会社のサステナビリティ推進部の皆さまにお話をうかがいました。

(2020年07月)

移動診療車による巡回診療が命を救う

弊社の企業理念は「革新的医薬品を継続的に創出し、多様な医療ニーズに応える医薬品を提供することで、世界中の人々の健康で豊かな生活に貢献する」です。
サステナビリティ活動を通じ、これを実現するパートナーとしてプラン・インターナショナルを選定し、プロジェクトがスタートしたのは2011年です。これまでカメルーンとタンザニアでそれぞれ移動診療車を使った巡回診療プロジェクトを、また中国で母子保健に関わる医療従事者の育成と保護者への意識啓発プロジェクトを協働しました。現在は、ミャンマーでの巡回診療プロジェクトが進行中です。

プランが設置した手洗い所を使う女の子たち

タンザニアで使用した移動診療車。プロジェクト終了後も大切に活用され続けている

インドネシアで衛生キットを届けるスタッフ

ミャンマーの巡回診療プロジェクトでは、子どもの成長を測定し、栄養不良と診断された子どもの保護者には、カウンセリングと個別指導を行う

途上国でも首都や大都市では近代化がすすみ、きれいな病院があることも珍しくありません。ところが車で数時間ほどのエリアでは、助産師などの保健スタッフがひとりですべての医療に対応しているという場所もあります。さらに、現地の慣習や伝統医療により、適切な医療行為がなされないまま、母子が命を落としたり、障がいを負ったりすることもあります。

受け入れられやすいアプローチを選択

世界の医療格差をなくしていくことは製薬会社である弊社に課せられた使命の一つですから、プランには現地の人に受け入れやすい方法を見極め、活動をすすめていただいています。
たとえばタンザニアでは、歌や劇を通して正しい医療知識を広める、中国では村医と住民との信頼関係を築くために双方向でコミュニケーションをとる講義の方法を指導する、といった具合です。こうしたアプローチの取捨選択ができるのは、地域に根差した活動を行うプランならではと感じます。

あらゆる人の健康的な生活の確保のために

私たちの活動の最終目標は、プロジェクト終了後も、現地の人たちが自分たちだけで活動を引き継ぎ、発展させられるようになることです。プロジェクトを終えた3カ国ではそれが叶い、タンザニアでは住民たちが寄付を募ってヘルスセンターの建設が行われるといった行動変容にもつながりました。中国でも、対象とした地域外まで母子の健康、栄養管理についての意識啓発活動などが広まっています。
今後も「社会にとって必要であり、存在を望まれる企業でありたい」、そういった気持ちで、支援を続けてまいります。

ミャンマーの「巡回診療プロジェクト」
ミャンマーの保健医療分野は、母子保健の状況が特に悪く、とりわけ農村部では保健サービスが住民に広く届いていません。5歳未満児死亡率の改善には、母子保健サービスを始めとする基礎保健サービス強化が必要です。本プロジェクトでは巡回診療、保健医療従事者の能力強化、意識啓発活動等を通じて医療アクセスの改善を図るとともに、地域住民が主体となり、自らの力で問題解決していくための環境づくりに取り組みます。

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