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(2022年04月12日更新)

アフリカ大陸東端にある「アフリカの角」と呼ばれる一帯では、現在、気候変動の影響で、記録的な水不足と干ばつが起こっています。3年連続で雨季にほとんど雨が降らず、井戸や水源が枯渇。牧草や作物も育たず、自給自足農業や放牧で生計を立てていた多くの人々が危機に瀕しています。

長引く干ばつにより国内避難民が急増

写真:簡易な住居が立ち並ぶ国内避難民キャンプ

簡易な住居が立ち並ぶ国内避難民キャンプ

ソマリアでは、干ばつにより水や食料を手に入れられなくなった何十万人もの人々が家を離れ、国内避難民キャンプなどに身を寄せています。
プラン・インターナショナルのソマリア国統括事務所長、サディア・アリンは深刻な現状を次のように話します。「人口の半分にあたる770万人が人道支援と保護を必要としています。また、国内避難民の数は今後140万人にものぼると予測されています。子どもたちの栄養不良も深刻です」。

プランは、干ばつの影響を受けているコミュニティや国内避難民キャンプで、給水車による水の供給や食料支給、多目的の現金給付支援などを実施。子どもたちや家族の命を守るための活動を行っています。

奪われた日常 「また学校に通いたい」

写真:家事の合間に友だちと勉強をするナジマさん(左)

家事の合間に友だちと勉強をするナジマさん(左)

家族と国内避難民キャンプに逃れてきた11歳の女の子、ナジマさんは、住んでいた村の様子を次のように話します。「人も家畜も、皆お腹を空かせ、水不足に苦しんでいました。女の子たちの食事は後回しにされ、残り物があるときにしか食べられません。家ではヤギや羊を飼っていましたが、多くは生き延びることができず、300頭が30頭にまで減りました。先生たちが避難してしまったので、通っていた学校も閉鎖されてしまいました」。

キャンプ内に学習施設はなく、多くの子どもたちが教育を受けることができていません。ナジマさんはいつか再び学校に通えることを願いながら、家から持ってきた教科書を開いて自習をしています。

ソマリアの子どもたちが置かれている厳しい現状を訴える動画をご覧ください。

深刻な干ばつから逃れ国内避難民に~ナジマさん11歳の願い~(ソマリア) / プラン・インターナショナル(1分47秒)

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