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(2024年06月14日更新)

プラン・インターナショナルとともにアドボカシー活動を行うプラン・ユースグループは、ユース世代が抱くジェンダーに関する違和感を4コマ漫画にしたパネル展示会「ジェンダーもやもや、燃やそう!」を関東3大学、4キャンパスで実施しました。

ユースの問題意識から生まれた企画「ジェンダーもやもや、燃やそう!」

プラン・ユースグループメンバーは、これまでに、性的同意やルッキズム、パートナーとの対等な関係づくりなど、ユースに身近なさまざまなテーマで調査提言活動を行ってきました。今回の企画は、メンバー同士の議論のなかで、そもそも「ジェンダー」について考えたり話したりする機会自体が少ない現状に対して何かできないか、という問題意識から生まれたものです。若者をはじめ、幅広い世代の方々にジェンダー平等について考えていただくため、「日常のなかで感じるジェンダーにまつわる違和感」を4コマ漫画にした展示会を開催しました。

ジェンダーもやもや4コマ漫画

SNSや大学の授業、各大学に在籍するプラン・ユースグループのメンバーを通じて、約160人のユースから「ジェンダーもやもや」エピソードを収集。ユースメンバーが厳選した10エピソードをもとに、御茶の水美術専門学校の学生が4コマ漫画を制作しました。

漫画イメージ:ちょっと~結婚も出産もしないなんて…一番の親不孝者なんだからね!はやく孫の顔もみせてよね!!もぅ~

関東3大学4キャンパスで4コマ漫画展示会を実施

明治学院大学(横浜校舎、白金校舎)、聖心女子大学、東京大学(学園祭:五月祭)で開催した展示会には、延べ250名以上の方々が来場くださいました。特に共感が寄せられたのは、「親戚の集まりにて(性別による役割分担)」「見た目や体格に関するもの(ルッキズム)」「恋愛指向」がテーマの作品でした。

写真:展示会の様子(明治学院大学白金校舎)

展示会の様子(明治学院大学白金校舎)

写真:展示会の様子(東京大学本郷キャンパス五月祭)

展示会の様子(東京大学本郷キャンパス五月祭)

寄せられたご感想(一部)

  • 絵がかわいかったです!ジェンダーについて考えるとなると、どうしても身構えてしまいがちですが、動物たちの姿を通して、私たちの日常を客観視することができたように思います。家族や友人とは語りにくい話題だからこそ、この企画で多くの人に届けばいいなと思います。
  • (「性的指向」の作品に共感)同性愛者なので、飲み会で異性愛を前提に話されるともやもやします。
  • (「ルッキズム」の作品に共感)アイドルがとても痩せているのに憧れてダイエットをしたり、外に出かけるのにもメイクしなきゃなぁ・・・と思ったり。身だしなみに気をつかっていない人を見ると、「なんでもっとちゃんとしないんだろう」と考えてハッとします。自分だけでなく無意識に他人にルッキズムを押しつけてしまっていたことに落ち込みました。

作家・アルテイシアさんとのイベントを実施

5/18(土)には、企画展開催を記念して、作家のアルテイシアさんをお呼びし、「ジェンダーもやもや」を語るイベントを実施しました(協力:聖心女子大グローバル共生研究所)。20年以上にわたりプランをご支援くださっているアルテイシアさん。プラン・ユースグループの活動を応援したいと関西から駆けつけてくださいました。

写真:アルテイシアさん(左から3番目)とユースメンバー

アルテイシアさん(左から3番目)とユースメンバー

イベントでは、4コマ漫画で扱われた各テーマを素材に、ユースからアルテイシアさんにもやもやの対処法を伺いました。ルッキズムに関して、アルテイシアさんは、「見た目に関するコメントはしないことが前提で、それはたとえ誉め言葉でも言わないことがマナーである」と話されました。特に女の子や女性は、痩せることを優先するあまり拒食症になったり、それが原因で命を落としてしまったりする例を挙げながら、ルッキズムは命の問題でもあると指摘されました。その他、「性別による役割分担」「進路選択(女の子のSTEM分野への進学)」などについて、アルテイシアさんとユースが対談を行いました。

写真:イベントに参加してくださったみなさん

イベントに参加してくださったみなさん

※アルテイシアさんとのトークセッションは以下からご覧いただけます。

作家・アルテイシアさんとユースが語る「ジェンダーもやもや」イベント / プラン・インターナショナル(53分27秒)

企画を担当したメンバーの声

写真:プラン・ユースグループ いどうさん

いどうさん
こんにちは、プラン・ユースグループのいどうです。4月から5月にかけて、ユース世代が抱くジェンダーに関するもやもやを元にした4コマ漫画展示会、「ジェンダーもやもや、燃やそう!」企画展を実施しました。ジェンダーについて関心のある方にはもちろん、気にはなっているもののとっつきにくいと感じている方にも届くような発信を念頭に、展示会場を大学に設定。どのくらい多くの方々にご来場いただけるか不安もありましたが、「エピソードに共感した」「4コマ漫画にまとまってわかりやすかった」といったご感想を目にし、ジェンダー問題を可視化した今回の取り組みの意義を改めて実感しました。

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