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【完了報告】一口100万円プロジェクト「学校の衛生環境を整えるプロジェクト」~ネパール~

(2024年09月04日更新)

2022年10月に募集した一口100万円プロジェクト、ネパールにおける「学校の衛生環境を整えるプロジェクト」が完了しました。ご支援をくださった皆さまに、心よりお礼申し上げますとともに、プロジェクトの成果を写真や現地からの声とともにご報告します。

背景

ネパール北西部の山岳地帯にあるカルナリ州は国内でも所得の低い州※1です。インフラ整備も遅れ必要な時に安全な水を屋内で利用できる人の割合は4%弱※2で、生理に対する否定的な考えが強く残っています。また、男女別の適切なトイレが不足していることから、生理期間中に学校を休む女の子が多く、勉強の遅れが中途退学につながる原因にもなっています。

活動のハイライト

  • 写真:学校の男女別トイレ棟の建設の様子
    学校の男女別トイレ棟の建設の様子
  • 写真:完成した男女別トイレ 入り口には手すり付きスロープを設置
    完成した男女別トイレ 入り口には手すり付きスロープを設置
  • 写真:完成した給水設備を利用する子どもたち
    完成した給水設備を利用する子どもたち
  • 写真:完成した給水設備を利用する子ども
    完成した給水設備を利用する子ども
  • 写真:女の子が月経時に利用できる休憩部屋
    女の子が月経時に利用できる休憩部屋
  • 写真:衛生トレーニングで自分の意見を述べる女の子
    衛生トレーニングで自分の意見を述べる女の子
  • 写真:学校での防災訓練の様子
    学校での防災訓練の様子
  • 写真:学校改善計画について話し合う学校運営委員たち
    学校改善計画について話し合う学校運営委員たち
  • 写真:学校の男女別トイレ棟の建設の様子
  • 写真:完成した男女別トイレ 入り口には手すり付きスロープを設置
  • 写真:完成した給水設備を利用する子どもたち
  • 写真:完成した給水設備を利用する子ども
  • 写真:女の子が月経時に利用できる休憩部屋
  • 写真:衛生トレーニングで自分の意見を述べる女の子
  • 写真:学校での防災訓練の様子
  • 写真:学校改善計画について話し合う学校運営委員たち

活動内容

学校6校において、老朽化が進み数も不足している男女別トイレと給水設備を新設・修繕しました。女の子たちが月経時に利用できる休憩部屋を設けることで衛生環境を整備し、設備の維持管理訓練も実施しました。また、児童・生徒、教師、学校関係者への意識啓発とトレーニングを実施したことで、学校全体の衛生意識と月経衛生管理の知識が高まり、今後も推進していくことができるようになりました。学校改善計画の一環として防災訓練にも力を入れました。こうした活動により、対象校に通う児童・生徒たちが、安全で衛生的な教育環境のもとで、質の高い教育を受けられるようになりました。特に思春期を迎える女の子にとっては、学校が快適に学べる場となりました。

主な活動と成果

地域 カルナリ州
期間 2023年5月~2024年4月
主な支援内容と対象

対象:
6校の児童・生徒1992人、教師90人、学校運営委員・PTA 110人

主な活動内容:

  • 各校にバリアフリーの男女別トイレ(3個室1棟)を建設
  • 各校に給水設備を設置(6校)
  • 各校に女の子たちが月経時に利用できる休憩部屋1部屋を設置
  • 児童・生徒への水と衛生、月経衛生管理の意識啓発、生理用ナプキン制作トレーニング(273人参加)
  • 学校運営委員会など学校関係者への水と衛生、月経衛生管理の意識啓発(71人参加)
  • 衛生・給水設備の維持管理トレーニング(90人参加)
  • 児童・生徒、教師、学校運営委員会への学校改善計画策定トレーニング(95人参加)
  • 各校での防災訓練(108人参加)

動画でのご報告

一口100万円プロジェクト ネパールにおける学校の衛生環境を整えるプロジェクト【完了報告】/プラン・インターナショナル・ジャパン(1分12秒)

現地の声

ブミカさん、7年生

写真:ブミカさん、7年生

「以前は、学校に給水設備がなく遠くまで水汲みに行かなくてはなりませんでした。学校にいるときに水が飲みたくなった子どもは10分以上歩く必要がありました。こんな状況では当然授業にも支障が出ていました。トイレの長い列に我慢ができず、家に帰ってしまう子もいました。
現在はプロジェクト前の状況とは全然違います。給水設備や男女別トイレ、休憩部屋が学校にできたおかげです。今では安全な水をすぐに飲めますし、トイレもいつでも使えます。生理で辛いときには備品が備わった休憩部屋を利用できます。学校環境がとても快適になったので、みんな授業に集中できるようになりました」

パルバティ・シン・サンジャルさん、カリコット地方自治体副議長

写真:パルバティ・シン・サンジャルさん、カリコット地方自治体副議長

当地域はネパールでも最も開発の遅れた農村部の地方自治体です。私たちは地方行政として、保健、教育、水と衛生といった住民の基本的ニーズに応えるべく尽力していますが、予算も人員も十分ではありません。最優先課題のひとつである、学校の水と衛生および月経衛生管理の改善をプランが支援してくださいました。このプロジェクトのおかげで、対象校にはより良い学習環境が整いました。
最も印象的だったのは、各校に休憩部屋が設置されて大喜びする女の子たちの姿です。プロジェクトで整備された衛生・給水設備の適切な利用と維持管理を、地方自治体は今後も定期的にモニタリングしていきます。学校での水と衛生、月経衛生管理の状況が改善したことを実感しています。コミュニティにおける規範が変化するにはもう少し時間がかかることでしょうが、良い変化が必ず起こると信じています。地勢の悪い場所でのトイレ建設方法や、インフラ整備事業プロセスの透明性や説明責任など、プロジェクトから多くのことを学び、たくさんの前向きな経験をさせていただきました。皆さまのご支援に深く感謝申し上げます。

ご支援に参加された方々の声

  • 計画から完成までしっかりと行われていて安心でき、成果は期待以上でした。(H・Tさん 千葉県)
  • フォスター・プランのときから支援してきてこういう支援は初めてでしたが、目に見える形で報告してくださり大変有意義な体験ができました。(M・Mさん 静岡県)
  • 根本的に水問題があり、男女問わず学校が中心となり改善できたのがうれしかったです。(M・Kさん 東京都)
  • 支援で衛生施設が整い水道も引かれ、生徒たちが直面していた衛生課題が格段に改善され大変満足です。(S・Mさん、広島県)
  • 亡くなった娘の名をネパールの地に刻めて満足しています。(M・Yさん 神奈川県)

2024年10月から、新たに「【ジンバブエ】中学校の学生寮建設プロジェクト」の募集を開始します。
プロジェクトの詳細は、下記「一口100万円プロジェクト」のページに掲載いたします。
皆さまのご支援をどうぞ、よろしくお願いいたします。

一口100万円プロジェクトとは、ひとつのプロジェクトを複数の支援者と一緒にご支援いただく方法です。

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