(2025年05月15日更新)
2023年4月に募集した一口100万円プロジェクト、トーゴにおける「小学校の教育環境を整えるプロジェクト」が完了しました。ご支援をくださった皆さまに、心よりお礼申し上げますとともに、プロジェクトの成果を写真や現地からの声とともにご報告します。
背景
トーゴでも貧困率が72.4%※1と高い中部のバサール県。プロジェクトを実施するコミュニティはアクセスも悪く、電気や水道などの基本的なインフラが整っていません。小学校は屋根と壁だけの簡易なつくりで、水道やトイレの設備もありません。小学校を修了する子どもの割合は75%※2、女の子や障害のある子どもの場合にはさらに下がります。

- ※1. トーゴ統計・国民経済計算、2015
- ※2. 現地行政(カーラ州バサール県)による統計、2023
活動のハイライト
活動内容
ジェンダーや障害に配慮した小学校の教室と職員室、男女別トイレ、井戸を新たに設置し、子ども、特に女の子や障害のある子どもが安全で衛生的な環境で学べるようにしました。また、保護者クラブおよび子どもクラブの設立やトレーニング、地域住民への啓発セッションを通じて、ジェンダー平等やインクルーシブ教育、褒めて育てる子育てについて普及しました。地域全体で、子どもたち、特に女の子や障害のある子どもが安全な環境で質の高い基礎教育を受けられるようにしました。
主な活動と成果
| 地域 | トーゴ、カーラ活動地域 |
|---|---|
| 期間 | 2023年9月~2025年1月 |
| 主な支援内容と対象 |
対象: 主な活動内容:
|
SDGsへの貢献
このプロジェクトの実現は、持続可能な開発目標(SDGs)「目標4:質の高い教育をみんなに」「目標5:ジェンダー平等を実現しよう」「目標6:安全な水とトイレを世界中に」に貢献します。
動画でのご報告
一口100万円プロジェクト トーゴにおける小学校環境整備プロジェクト【完了報告 2025年 4月】/ プラン・インターナショナル(2分2秒)
現地の声
チェインさん、36歳、小学校校長
「私はこの小学校で3年間校長として働いています。このプロジェクトが始まってから、教室やトイレ、井戸の建設など、すべての活動に主体的に参加してきました。新しい学校施設ができたことで、今年は特別な年になりました。より多くの子どもたちが入学を希望し、例年と比較して、女の子や障害のある子どもの入学者数も増えました。適切な設備が整備され、学用品、制服などを支給していただいたおかげです。温かいご支援に心から感謝いたします。これからも、この地域の人たちと協力し、男女問わず、障害の有無にかかわらず、すべての子どもたちが教育を受けられるようにしていくことをお約束いたします」
ナサラさん、10歳、小学校5年生
「私は小学校の5年生です。自分の学年に必要なすべての教材と新しいカバンや制服をもらえて本当にうれしいです。学校に行くのがとても楽しくなりました。また、コミュニティに太陽光発電を用いた外灯が設置されたおかげで、夜の暗さが明るさに変わりました。暗くなってからでも、家の近くの明かりの下で勉強もできるようになりました。私は将来、助産師になるのが夢です。これからも一生懸命勉強を続けていきたいです」
タバさん、9歳、小学校4年生
「私は小学校の4年生です。スポーツが大好きです。このプロジェクトで、サッカーボールやゴール、ユニフォームを支給していただいたおかげで、毎日学年の枠を超えてみんなでサッカーを楽しんでいます。私たちの姿を見て、自分の娘にサッカーなどのスポーツをさせたいと思う保護者が増えると思います。このプロジェクトのおかげで、学校の女の子たちは新たな挑戦をすることができるのです」
ご支援に参加された方々の声
- 子どもたちの笑顔を見られてうれしい。先生方のための宿舎も作られ、教育というものを広範囲にわたり考えられたプロジェクトで期待を上回るものでした。母が残してくれた遺産からの支援で母も喜んでくれていると思います。(E・Oさん 東京都)
- 中間報告、完了報告、見ごたえのある動画により、進捗状況と成果がよくわかり、現地とつながってプロジェクトを作り上げている、その完成をともに分かち合っているような喜びがありました。トーゴの皆さまの笑顔は見ているだけで、こちらも幸せな気持ちになります。(M・Fさん 岩手県)
2025年4月から、新たな「一口100万円プロジェクト」の募集を開始しました。
「【東ティモール】小学校の教室建設プロジェクト」の詳細はプラン・ニュース128春号同封チラシ、または、ウェブサイトをご覧ください。






