(2026年09月15日更新)
2024年10月に募集した一口100万円プロジェクト、ジンバブエにおける「中学校の学生寮建設プロジェクト」が完了しました。ご支援をくださった皆さまに、心よりお礼申し上げますとともに、プロジェクトの成果を写真や現地からの声とともにご報告します。
背景
支援対象地域は、中心部から遠く離れた人口約3,000人(2022年国勢調査)の農村地域です。保健、教育、水と衛生へのアクセスを含め開発の面で大きく立ち後れているうえ、特にジェンダー平等に対する意識が十分に浸透しておらず、教育や経済の機会も限られています。
中等教育へのアクセスは大きな課題であり、学校までの往復平均15キロに及ぶ長距離通学は、子どもたち、とりわけ女の子にとって、性暴力等を含むさまざまな危険を伴っています。さらに、気候変動の影響による干ばつが国内でも最も深刻な地域のひとつであるため、家族は食料確保を最優先せざるを得ず、子どもたちの欠席や中途退学も増加しています。女の子にとっては、早すぎる結婚や望まない妊娠のリスクも高まっています。

実施地域では、2020年に6つの小学校区の子どもたちの進学先となる中学校が1校建設されましたが、施設や教材が十分に整っていない状況でした。
活動のハイライト
活動内容
対象中学校において、女子生徒のための学生寮(衛生設備と食堂完備)、理科室、学校菜園を整備するとともに、若者、特に女の子、および子どもの保護・教育関係者へのトレーニングにより、子どもたちが質の高い中等教育を受けられる環境にします。子ども保護委員会・学校開発委員会には学校や地域における子どもの保護や対応策についての訓練、生徒指導・教育相談担当教員にはジェンダーと包摂に配慮した教育アプローチについての訓練を行いました。
主な活動と成果
| 地域 | サザン・ジンバブエ活動地域 |
|---|---|
| 期間 | 2025年4月~2026年3月 |
| 主な支援内容と対象 |
対象:中学校の生徒174人、教師61人 主な活動内容:
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現地の声
プレシャスさん(仮名)中学3年生、寮生
これまでは朝4時に起きて何時間も歩いて通学していました。そのため疲れてしまって授業に集中することができませんでした。学生寮での寮生活が始まるのをとても楽しみにしています。
グレースさん(仮名)中学2年生、寮生
長距離の徒歩通学では、ハラスメントや野生動物などたくさんの危険があります。学生寮のおかげでそうした危険が減り、安全面を心配しないで学習に集中できます。
ムニャラジさん、科学担当教師
理科室ができたことで、科学の授業が大幅に改善されるでしょう。これまでできなかった実験や適切な学習が可能になります。
動画でのご報告
一口100万円プロジェクト ジンバブエにおける中学校の学生寮建設プロジェクト【完了報告動画】/ プラン・インターナショナル(1分13秒)
支援者の声
- 資材の高騰で計画や予定通りに進まずご苦労されたことと思います。無事完了されたことはまず安心しました。多くの生徒たちが完成した学生寮や理科室で笑顔を見せる写真を拝見し、一歩踏み出せる環境が整ったように感じました。(K・Kさん 神奈川県)
- もともと旅行会社に勤務していた時に添乗員としてジンバブエを訪問したことがありました。日本との格差を目の当たりにし、何か支援したいと思っていました。教育の支援は、ジンバブエの未来への支援だと思い申し込みました。学生寮、理科室ともに目に見える形で完成し、現地の人が喜んでいる様子を見ることができ満足です。(K・Hさん 東京都)
- プロジェクト開始から完了までの様子がよく分かる詳しく丁寧な報告書と、現地の人々の喜びが生き生きと伝わってくる写真や動画によって、プロジェクトの完成をともに喜ぶことができました。まるで現地に行ったかのように!(M・Fさん 岩手県)
2026年10月から、ペルーで新たな「一口100万円プロジェクト」の募集を開始します。






