本文へ移動

【第4報】復旧の取り組みが続く被災地で、安全な水と学び、心のケアを届ける~ネパール洪水緊急支援~

(2026年10月02日更新)

写真:被災地で活動する、プログラム部の船越職員(左)

被災地で活動する、プログラム部の船越職員(左)

8月26日に発生したネパールの大規模洪水から1カ月以上が経過しました。被災地では依然として安全な水へのアクセスが大きな課題となっており、多くの子どもたちや家族が厳しい生活を送っています。プラン・インターナショナルはこれまでに1万2,493人(うち子ども33%)へ支援を実施し、安全な飲料水や衛生用品の提供、現金給付、「子どもひろば」の運営などを通じて、被災した子どもたちと家族の生活再建を支えています。

被災した子どもたちとその家族に、安心を届けるために。

寄付手続きに進む すでに選択しています。 画面下側の「あなたにできること」ボタンより手続きにお進みください。

クレジットカード/各種Pay決済/コンビニからの寄付

※ 寄付先名称は「緊急下の子ども支援プロジェクト」と表示されます。
ご寄付は現在、ネパール洪水緊急支援を優先して活用しますが、現在実施中のその他の緊急支援や今後新たに災害・紛争などが発生した際の迅速な支援活動にも活用する場合があります。

発災から1カ月、復旧への道のりは続く

被災地では、命を守るための緊急対応から復旧・復興に向けた取り組みへと支援の重点は移りつつあります。しかし、被害の大きかった地域では道路や橋、給水設備などのインフラが大きく損壊し、多くの家族が今なお困難な生活を余儀なくされています。

特に深刻なのが安全な水へのアクセスです。給水設備や水道管の損壊により、多くの家庭で安全な飲み水を十分に確保できない状況が続いています。家を失った人々や避難生活を送る家族にとって、水道インフラの復旧は最優先課題の一つとなっています。プラン・インターナショナルは、安全な水と衛生環境の確保に向け、これまでに以下の支援を実施しています。

  • 15基の給水タンクの設置(1万2,287人に水を供給)
  • 6カ所の避難所で仮設浴場や洗濯・入浴用品を提供
  • 14カ所の給水所を修復
  • 現在も6カ所の給水所の修復を継続
写真:給水設備の損壊状況を調査するプラン職員たち
給水設備の損壊状況を調査するプラン職員たち

孤立地域も含め、これまでに1万2,493人に支援を届ける

道路や橋の損壊により、依然としてアクセスが困難な地域もあります。こうした場所には、空輸やドローンも活用しながら支援物資を届けています。

写真:土砂災害により孤立している地域へ食料と衛生キットを空輸

土砂災害により孤立している地域へ食料と衛生キットを空輸

ヘリコプターによる孤立地域への食料および衛生キットの空輸は、ネパールのロジスティックス・クラスター(支援物資の輸送・保管に関する国連やNGOのネットワーク)の協力のもと、WFP(世界食糧計画)と連携して実施しています。この支援は、日本の皆さまのご寄付とジャパン・プラットフォームの支援により、実現しました。

洪水発生以降の1カ月間で、プラン・インターナショナルは被災地域で1万2,493人に支援を実施しました。このうち33%が子どもで、166人は障害のある人です。主な支援内容は以下の通りです。

生活に必要な物資を配布

  • 衛生用品:2,008世帯
  • 台所用品(コンロ・ガスボンベを含む):1,073世帯
  • 食料:1,311世帯

現金給付を実施

  • 160世帯(食料や生活必需品の購入、子どもの教育費などの緊急支出を支援)
写真:生活必需品などの緊急支援物資を配布
生活必需品などの緊急支援物資を配布

災害で夫が行方不明となった33歳のスナさんは、幼い息子と娘を育てながら生活しています。

この支援金は子どもたちの学費に使います。どんなことがあっても、子どもたちには学び続けてほしいと思っています

被災地で活動するプログラム部 船越職員のコメント

写真:支援物資(衛生キット)の確認を行う船越職員

支援物資(衛生キット)の確認を行う船越職員

今回の被災地は、プラン・インターナショナルがこれまで活動していた地域ではありません。そのため、全国各地で活動するプラン職員が現地に集まり、この1カ月以上にわたって支援活動を続けてきました。行方不明になった家族を探し続ける人々や、亡くなった親が迎えに来るのを待ち続ける子どもたちの姿に、言葉を失うこともあったといいます。それでも職員たちは、一人でも多くの人に支援を届けようと活動を続けてきました。

私は他の職員と交代で現地に入りました。被災した人々に少しでも寄り添い、支えとなれるよう、現地の職員やパートナー団体とともに支援を続けていきます

学び続けたいという願い

被災した子どもたちは、住まいを失っただけでなく、学校に通えない状況や必要なサービスへのアクセスの困難にも直面しています。

姉とともに4週間にわたり避難所で暮らしている17歳のスリジャナさんは、次のように話します。

私はこれからも勉強を続けて、自分の夢をかなえたいと思っています。洪水によって多くのものを失いましたが、自分の未来まで奪われたくはありません。支援のおかげで安心して過ごすことができ、学校に戻れる日を待ちながら学び続けることができています

子どもたちにとって、この災害の影響は住居や学校の損壊だけではありません。避難生活や教育の中断に加え、家族を失った悲しみを抱えながら暮らしている子どもたちもいます。そのため、安全な水や教育、保護、そして心のケアへの継続的な支援が欠かせません。プランは6カ所の「子どもひろば」を運営し、1,430人の保護者を対象に子どもの保護、ジェンダーに基づく暴力、心理社会的支援などに関する啓発を行い、799人に個別支援を提供しました。

  • 写真:「今日を生きるのが精一杯」と語る18歳の若い母親に寄り添い、ニーズを聞くプラン職員
    「今日を生きるのが精一杯」と語る18歳の若い母親に寄り添い、ニーズを聞くプラン職員
  • 写真:プランが支援する学校で子どもたちと遊ぶプラン職員
    プランが支援する学校で子どもたちと遊ぶプラン職員
  • 写真:簡易式の「子どもひろば」
    簡易式の「子どもひろば」
  • 写真:「子どもひろば」で安心して過ごし、遊んでいる子どもたち
    「子どもひろば」で安心して過ごし、遊んでいる子どもたち
  • 写真:「今日を生きるのが精一杯」と語る18歳の若い母親に寄り添い、ニーズを聞くプラン職員
  • 写真:プランが支援する学校で子どもたちと遊ぶプラン職員
  • 写真:簡易式の「子どもひろば」
  • 写真:「子どもひろば」で安心して過ごし、遊んでいる子どもたち

緊急支援から復興支援へと移行するなかでも、子どもたちの安全と尊厳を守ることが重要です。プラン・インターナショナルは引き続きパートナー団体と連携し、被災した子どもたちと家族が生活を立て直せるよう支援を続けていきます。

被災した子どもたちとその家族に、安心を届けるために。

寄付の方法

受付期間:2026年8月28日(金)~11月30日(月)17時

寄付手続きに進む すでに選択しています。 画面下側の「あなたにできること」ボタンより手続きにお進みください。

クレジットカード/各種Pay決済/コンビニからの寄付

※ 寄付先名称は「緊急下の子ども支援プロジェクト」と表示されます。
ご寄付は現在、ネパール洪水緊急支援を優先して活用しますが、現在実施中のその他の緊急支援や今後新たに災害・紛争などが発生した際の迅速な支援活動にも活用する場合があります。


プランへの寄付金は「寄付金控除」の対象となります。最大約4割が所得税より還付されます。

※ ご寄付は「緊急下の子ども支援プロジェクト」として受け付け、現在はネパール洪水の被災地での緊急支援を優先して活用しています。なお、現在実施しているその他の緊急支援のほか、今後新たに災害や紛争などの緊急事態が発生した際の迅速な支援活動にも活用させていただく場合があります。

お問い合わせ

公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパン

活動レポートTOP

トップへ