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マリは西アフリカに位置し、7つの国と国境を接する内陸国です。北部にはサハラ砂漠が広がり、国土のうち約6割が砂漠地帯で占められているため、降雨量の多い南部に人口が集中しています。産業構造は、綿花を始めとする農業、畜産、鉱業を中心としており、天候や国際市場価格の影響を受けやすく、経済基盤が脆弱です。そのため、貧困の改善がすすまず、都市部と農村部の格差が拡大し、とくに農村地域の貧困状況は深刻です。

基本データ

首都
バマコ
面積
124万km2(日本の約3.3倍)
人口
2259万人(2022年 世界銀行)
言語
フランス語(公用語)、バンバラ語、フルフルデ語、マリンケ語等
宗教
イスラム教80%、伝統的宗教、キリスト教

※ 出典:外務省ウェブサイト

マリの歴史・社会情勢

マリは古代よりマリ帝国、ソンガイ帝国といったさまざまな帝国が興亡した地でした。1892年からはフランスの植民地となり、フランス領スーダンとして組み込まれますが、1960年にマリ共和国として独立。しかし、クーデターによる軍事政権の台頭など不安定な状況が続きます。1992年になると憲法が制定され、初の民主的選挙が行われましたが、2012年には中央政府からの独立を求めてトゥアレグ族による武装蜂起が起き、マリ北部紛争に発展します。2015年に和平合意が締結されますが、今でも不安定な情勢が続いています。

マリの宗教

80%近くの人がイスラム教を信仰していますが、キリスト教や伝統的宗教を信仰している人々もいます。アスキアの墓、トンブクトゥなどのモスクを含む宗教や伝統的な建造物、遺跡が世界文化遺産として登録されています。

マリが抱える問題

  • 5歳未満の子どもの死亡率が高いこと

    安全な飲料水の不足や、保健衛生の知識が十分に理解されていないため、マラリア・呼吸器疾患・下痢症・栄養不良などが原因で、5歳未満時死亡率が1000人あたり97人にのぼります。

  • 初等教育の質が低く、修了率が悪いこと

    マリでは9年間の義務教育がありますが、教室の過密、教師の不足、教育の質の低さなどが原因で中途退学をする子どもたちがいます。初等教育の修了率は男の子で50%、女の子で41%にとどまっています。

  • 子どもたちの保護に関する理解が不十分であること

    子どもの保護に関する啓発や理解が不十分であるため、児童労働、人身取引、女性性器切除(FGM)などの危険に子どもたちがさらされています。

  • 持続可能な農業ができず家計所得が低いこと

    農業の知識が不足しているため、多様な収入創出ができず、収穫量や所得が低い状態となっています。また、貯蓄の習慣がないため、持続可能な融資制度の利用もできません。

プラン・インターナショナルの取り組み

  • 1.子どもと母親の生存率向上

    栄養不良・呼吸器疾患・下痢などの蔓延を抑制するために予防接種の普及や栄養状態の改善を図り、子どもの死亡率を減らします。また、衛生設備の修繕をし、保健衛生サービスにアクセスできるよう支援しています。

  • 2.子どもの教育と成長

    乳幼児保育プログラム、初等教育と非公式教育において教師のトレーニングなどを行い、子どもたちが質の高い教育を受けられるようにします。また大人、特に女性たちを対象とした識字トレーニングも行っています。

  • 3.子どもの保護と参加の促進

    子どもたちを女性性器切除(FGM)などの伝統的な慣習から守るためのコミュニティと市民社会の能力強化、出生登録キャンペーンに対する支援に取り組んでいます。またコミュニティ、地方自治体において子どもの参加促進や意識啓発を進めています。

  • 4.経済的自立の強化

    貧困世帯を対象に食料生産と収入創出活動の多様化に向けた支援を行い、収入向上を目指します。また、貧困世帯向けの融資の利便性の向上を推進しています。

マリでの活動

マリでの活動一覧

プラン・インターナショナルのデータ

プラン・スポンサーシップを通じて、チャイルドと交流できます。

活動開始年
1974年
チャイルド数
28540人
日本のスポンサーを持つチャイルド数
242人
現地事務所
統括事務所:バマコ
# 1015 キタ コウロウ
# 6128 ブグニ
# 6129 ディオイラ

プラン・スポンサーシップでご支援をいただくと、地域を代表する子ども(チャイルド)と手紙で交流することができます。

※2024年7月現在

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