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【開催報告】プラン・ラウンジ8月 オンライン活動報告会「新型コロナウイルス感染症との闘い」
イベント
(更新)
2020年8月22日、オンラインでプラン・ラウンジ8月「新型コロナウイルス感染症との闘い」を開催しました。3月以降、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大の影響で、事務局開催を断念していたプラン・ラウンジでしたが、6月からオンラインで開催しています。今回も日本全国、そして海外にお住いの方も含め、50名ほどの方々にご参加いただきました。
コロナ禍の女の子を取り巻く状況
プラン・インターナショナルの活動について紹介後、プログラム部の馬野職員が登場。新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大により、プランの活動する地域の人々の生活も不安定になり、社会サービス(教育・保健)へのアクセスが難しくなっていることをお伝えしました。そして、特に大勢の女の子たちが、学びの機会を失う、ジェンダーに基づく暴力、早すぎる結婚・妊娠といった困難な状況に直面していることを語りました。
新型コロナウイルス感染症:5つの活動の柱
そうした背景を踏まえ、プランが注力している活動分野を事例とともに紹介しました。
啓発活動をするシエラレオネの女の子たち
- 女の子を差別や暴力から守る
- 女の子の復学を促進
- 水と衛生・保健サービスへのアクセスの改善
- 生計向上の取り組み
- 女の子に自信をつける、女の子の声を届ける
特に「女の子に自信をつける」ための活動として、シエラレオネの女の子グループの事例が挙げられます。女の子たちがプランのサポートを受けながら、新型コロナウイルス感染症について、地域の人々に正しい知識を伝え、適切な感染予防についての啓発や衛生用品の配布を行いました。参加を通して、女の子自身が知識を身につけることができるだけでなく、地域への貢献をすることで自尊心を育み自信を持てるようになります。
プラン・スポンサーシップの強み
感染症対策によりさまざまな制限があるなかで、プランがコロナ禍でも活動を続けられる理由は、プラン・スポンサーシップにより長年培われた地域との「信頼関係」です。住民や子どもたちが主体となり活動するプラン・スポンサーシップの「仕組み」が、有事の際にも効果を発揮し強みとなります。
オンラインのチャット欄には「プラン・スポンサーシップは地域に根差した活動なんですね」「地域に寄り添いながら長期的にサポートしていくことがとても大切だと分かりました」「熱いメッセージをありがとうございます」といったコメントが次々と寄せられました。
ご参加くださった皆さま、温かいメッセージや感想をお寄せくださった皆さま、誠にありがとうございました。
なお、プランでは当面、感染症予防のため多くの方に集まっていただいての説明会の開催は控え、オンライン上での開催を予定しています。次回の開催は9月です。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
次回の予定
2020年9月19日(土) | 14:00~15:00 |
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参加者の声
なぜ、アフリカ諸国がGBVに悩んでいるのか「結局、貧困問題に根差している」のだということがとてもよく理解できました。その意味で、プランの活動が、まさに的を射た活動であるとよく分かりました。