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【開催報告】プラン・ラウンジ8月 夏休みオンラインイベント「新しいトイレが難民キャンプの学校生活を変えた!~スーダン~」
イベント
(更新)
難民キャンプの女の子たち
2022年8月20日、プラン・ラウンジ8月 夏休みオンラインイベント「新しいトイレが難民キャンプの学校生活を変えた!~スーダン~」を開催しました。中高生のほか、保護者と参加した小学生や、社会人など、幅広い年齢の方々75名がご参加くださいました。
当日は、プラン・インターナショナルがスーダンで実施した「南スーダン難民の保健衛生プロジェクト」の進捗管理を担当していた道山職員と、ともに現地に出張した稲井職員が登壇。SDGsにも触れながら、難民キャンプの学校におけるトイレの重要性について解説しました。
学校にトイレがなかったら?「自分ごと」化して考える
道山職員は、はじめにSDGsと「水と衛生」についてのクイズを出題。多くの写真を用いて、スーダンの難民キャンプの様子を、日本のトイレや学校の衛生事情とも比較しながら解説しました。また、「もし学校にトイレがなかったらどうなるか」を問いかけながら、この問題が教育の継続に大きく影響していることを説明しました。
チャット機能を利用してクイズに回答いただきました
安心して使えるトイレは教育継続の鍵
稲井職員は、現地でインタビューした女の子の声を紹介。「今までは登校しても生理になると帰宅しなければならず、そのたびに勉強を中断せざるを得ませんでした。でも、トイレが整備されたおかげで、学校で授業を受け続けることができるようになり嬉しいです」。安心して使えるトイレができたことで、特に女の子の教育継続が促進されていると話しました。
深刻な干ばつが教育現場に及ぼす影響
教育継続のための多角的な支援が必要
さらに、気候変動の影響で深刻な干ばつに見舞われているソマリアの現状についても紹介しました。干ばつが水不足や食料不足を引き起こしているだけでなく、遠方への水汲みの負担により子どもたちが学校に通えない状況になっていること、家計の負担を軽減するために、女の子が早すぎる結婚を強いられていることなどに言及。プランが取り組んでいる子どもたちの学びを中断させないための活動を紹介しました。
参加者の皆さまとの記念撮影
参加者の皆さまからは多くのコメントやご質問が寄せられ、この問題への関心の高さがうかがえました。「プランで働く職員のモチベーションは?」というご質問には、登壇者の2人が国際協力の仕事に携わるなかで感じているそれぞれの思いを語りました。最後に「この問題を知ってもらうことが、活動を継続するためのとても大きな力になる」と述べ、皆さまへの日頃の感謝をお伝えするとともに発表を締めくくりました。
ご参加くださった皆さま、誠にありがとうございました。
次回は、国際ガールズ・デーのオンラインイベントを10月7日(金)に開催します。
また、10月22日(土)には「早すぎる結婚(児童婚)」をテーマとしたプラン・ラウンジ10月を予定しています。多くの皆さまのご参加をお待ちしています。
次回の予定
2022年10月7日(金) | 20:00~21:15 |
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2022年10月22日(土) | 11:00~12:00 |
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参加者の声(小中高生からの声を抜粋)