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【経過報告】「女性性器切除から女の子を守る」プロジェクト ~エチオピア~
エチオピア
ガールズ・プロジェクト
(更新)
ガールズ・プロジェクト2019年度活動報告
背景
女性性器切除(Female genital mutilation、以下FGM)は、大人の女性になるための通過儀礼・結婚の条件として行われている有害な慣習です。不衛生な環境で麻酔なしで行われることも多く、激痛と出血をともない、命を落とす女の子もいます。死に至らなくとも、感染症や出産への悪影響を引き起こし、強い恐怖が心の傷として残ります。
プラン・インターナショナルは被害を受けた女の子の心身のケアと同時に、家族や地域の住民、行政にむけた根絶の働きかけを行っています。現在までの活動の進捗をご報告します。
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活動のハイライト
活動内容
3年プロジェクトの2年目が終わり、確実に住民たちのFGM根絶に対する意識が高まっています。FGMは長年見えない場所で行われてきました。公の場で話すことが難しいトピックであるため、これに立ちむかうには、住民一人ひとりへのアプローチが不可欠です。そのため1年目から村での対話を促すコミュニティ対話セッションを繰り返し行い、2年目は25村で合計400を超えるセッションに、約3500人が参加しました。
並行して、郡レベル、州レベルの関係者の会議も定期的に開いています。この会議では地方政府関係者を巻き込んで、より広範な啓発にむけた議論をしたり、FGM根絶のための行政の能力強化、特にFGMが行われてしまった場合の通報ルートや、被害者のケアのなどについてのアクションを定めました。
おもな活動の成果
地域 | 南部諸民族州シェベディーノ郡 |
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期間 | 3年(2017年7月~2020年6月) |
2019年度 おもな支援内容と対象 |
同郡25村の4490人(うち女の子および女性2935人)
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関連リンク
現地の声
テワベックさん、19歳、レク村のコミュニティ対話セッションのファシリテーター
「あと3~5年もすれば、この地域でのFGMはすべてなくなると思います。新しい世代は、もう以前とは違うのです。今、村人たちはトレーニングやメディアを通してさまざまな情報を得ており、これまでのように限られた情報のみでは暮らしてはいません。すべてが変化の途中です」
ハジアブディさん、86歳、シェベディーノ郡ムスリム地区の宗教グループリーダー
「子どものことを愛しているなら、傷つけてはいけません」