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【経過報告】「女性性器切除から女の子を守る」プロジェクト ~エチオピア~

エチオピア

ガールズ・プロジェクト

更新)

ガールズ・プロジェクト2019年度活動報告

背景

女性性器切除(Female genital mutilation、以下FGM)は、大人の女性になるための通過儀礼・結婚の条件として行われている有害な慣習です。不衛生な環境で麻酔なしで行われることも多く、激痛と出血をともない、命を落とす女の子もいます。死に至らなくとも、感染症や出産への悪影響を引き起こし、強い恐怖が心の傷として残ります。

写真:集団でFGMを施術された女の子たち

プラン・インターナショナルは被害を受けた女の子の心身のケアと同時に、家族や地域の住民、行政にむけた根絶の働きかけを行っています。現在までの活動の進捗をご報告します。

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活動のハイライト

コミュニティ対話セッションで話す男性 / ©プラン・インターナショナル

コミュニティ対話セッションで話す男性 / ©プラン・インターナショナル

一人ひとりの話に耳を傾ける参加者たち / ©プラン・インターナショナル

一人ひとりの話に耳を傾ける参加者たち / ©プラン・インターナショナル

トレーニングを受けたファシリテーターたち / ©プラン・インターナショナル

トレーニングを受けたファシリテーターたち / ©プラン・インターナショナル

ファシリテーターには、文具なども配布 / ©プラン・インターナショナル

ファシリテーターには、文具なども配布 / ©プラン・インターナショナル

地域のステークホルダーが会議に集い進捗を確認 / ©プラン・インターナショナル

地域のステークホルダーが会議に集い進捗を確認 / ©プラン・インターナショナル

州議会で行政の役割強化について訴える / ©プラン・インターナショナル

州議会で行政の役割強化について訴える / ©プラン・インターナショナル

男の子たちが早すぎる結婚による弊害を学ぶ / ©プラン・インターナショナル

女の子クラブメンバーがサイバー犯罪や対処法を学習 / ©プラン・インターナショナル

学校で早すぎる結婚防止の絵コンテストを開催 / ©プラン・インターナショナル

早すぎる結婚防止エッセイコンテストで表彰された生徒 / ©プラン・インターナショナル

子どもの権利などを学ぶ、女の子クラブの能力強化研修 / ©プラン・インターナショナル

子どもの権利委員会で早すぎる結婚の問題を改めて提起 / ©プラン・インターナショナル

活動内容

3年プロジェクトの2年目が終わり、確実に住民たちのFGM根絶に対する意識が高まっています。FGMは長年見えない場所で行われてきました。公の場で話すことが難しいトピックであるため、これに立ちむかうには、住民一人ひとりへのアプローチが不可欠です。そのため1年目から村での対話を促すコミュニティ対話セッションを繰り返し行い、2年目は25村で合計400を超えるセッションに、約3500人が参加しました。
並行して、郡レベル、州レベルの関係者の会議も定期的に開いています。この会議では地方政府関係者を巻き込んで、より広範な啓発にむけた議論をしたり、FGM根絶のための行政の能力強化、特にFGMが行われてしまった場合の通報ルートや、被害者のケアのなどについてのアクションを定めました。

おもな活動の成果

地域 南部諸民族州シェベディーノ郡
期間 3年(2017年7月~2020年6月)
2019年度
おもな支援内容と対象

同郡25村の4490人(うち女の子および女性2935人)

  • セッションのファシリテーターのトレーニング実施、男女25人ずつ。その後、養成されたファシリテーターが25村で総計423回のコミュニティ対話セッションを実施、3499人(うち女性2272人)が参加。
  • 「女性性器切除の根絶のための国際デー」などの意識啓発イベントやトレーニングの実施、287人(うち女性162人)が参加。
  • 若者グループや学校のガールズクラブの継続的活動サポートと、経験共有のイベント実施630人(うち女の子400人)が参加。
  • FGMを受けた被害者の身体的・心理的サポート(女の子53人)
  • 意識啓発・知識向上のためのポスター・パンフレットの作成・配布、計9500部

現地の声

写真:テワベックさん

テワベックさん、19歳、レク村のコミュニティ対話セッションのファシリテーター
「あと3~5年もすれば、この地域でのFGMはすべてなくなると思います。新しい世代は、もう以前とは違うのです。今、村人たちはトレーニングやメディアを通してさまざまな情報を得ており、これまでのように限られた情報のみでは暮らしてはいません。すべてが変化の途中です」

写真:ハジアブディさん

ハジアブディさん、86歳、シェベディーノ郡ムスリム地区の宗教グループリーダー
「子どものことを愛しているなら、傷つけてはいけません」

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