本文へ移動

寄付をする

(2023年03月16日更新)

プラン・インターナショナルは、国際女性デーの2023年3月8日に、オンラインイベント「シオリーヌさんと考える『性教育』~互いを尊重しあえる人間関係を築くには?~」を開催しました。当日は、300名近くの方々にご参加いただき、助産師/性教育YouTuberのシオリーヌさん、プラン・ユースグループメンバーで大学生の逸見さんとともに、「包括的性教育」の大切さについて話し合いました。

覚えてほしい SRHR(性と生殖に関する健康と権利)

写真:SRHRについて説明するシオリーヌさん

SRHRについて説明するシオリーヌさん

はじめにプランの長島職員が、包括的性教育の海外事例を紹介。また、逸見さんからは、プラン・ユースグループが2021年に発表した「ユースから見た日本の性教育の実態調査」についての報告がありました。
続いて、シオリーヌさんが登壇し、ご自身が出会った若者たちの声を紹介しながら包括的性教育の重要性について説明しました。そのなかで、ぜひ覚えてほしい用語として、SRHR(性と生殖に関する健康と権利)を取りあげ、「あなたの身体や人生はあなただけのもので、それらについて決める権利はあなた自身にしかない」と語りかけました。
シオリーヌさんは、「子どもたちが後悔しない意思決定ができるように、根拠となる情報を包み隠さず伝えることが大切」と強調しました。

日常的に性教育に触れられる機会づくりを

写真:対談するシオリーヌさん(左上)、澤柳職員(右上)、逸見さん(下)

対談するシオリーヌさん(左上)、澤柳職員(右上)、逸見さん(下)

後半は、シオリーヌさんと逸見さん、司会の澤柳職員との対談形式で進行しました。参加者の方々のなかには、日頃子どもや若者と接する機会が多い教員や保護者も多く、「子どもに対して性について分かりやすく説明するにはどうしたらよいか」というご質問も寄せられました。シオリーヌさんは、「十分な性教育を受ける機会のなかった大人自身が、性教育について学ぶこと。性教育に関する本や動画コンテンツなどに触れてみると、どんな言葉や表現で伝えるべきかなども理解できると思う。まずは、性という価値観にどう向き合うのかを考えてみることをおすすめしたいです」と回答されました。

また、逸見さんが、「プラン・ユースグループとして、包括的性教育を学校で学べるよう文部科学省に提言しているが、実現にむけたハードルは高い」と発言すると、シオリーヌさんも、社会が変わっていくにはまだまだ時間がかかるとの見解を示されました。そのうえで、学校での外部講師の活用をはじめ、日常的に性教育に触れられる環境づくりにむけて、大人ができることからアクションを起こしていくべきと話されました。

教育や福祉の現場に関わる大人から中高生まで、幅広い年代の方々からご質問が寄せられました。「もっと性教育を真摯に学びたい」、「子どもたちが気軽に学べる環境にしていきたい」と感じている人が多いことがうかがえました。

参加者の声

  • 国際女性デーにふさわしいテーマと内容だったと思います。
  • 包括的性教育、本当に必要だと思って私自身も活動を始めました。同じ思いを持つ人たちがいて、受け身ではなくできる人間が始めていこう!という姿勢は心強く感じられます。今後少しでもたくさんの大人たちに性教育が浸透していき、子どもたちの未来が守られることを心より望んでいます。
  • 性教育に戸惑う親たちにまず性教育を受けてもらうということが、とても実践的、現実味があって私自身も参加したいと思いました。
  • 柔らかな語り口で、このような語りかけなら、性について当たり前のこととして違和感なく聞くことができました。まずは、自分が性教育を受けて、自分のなかに「当たり前の大切な権利なんだ」という思いが持てるよう学んでいきたいと思いました。ありがとうございました。

ご参加くださった皆さま、誠にありがとうございました。

ニュースTOP

トップへ