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【経過報告】「南スーダン難民の保護と衛生改善」プロジェクト~ウガンダ・スーダン~(2020/04/16)

(2020年04月16日更新)

プラン・インターナショナルは、2017年10月から、ウガンダで「南スーダン難民の子どもの保護」プロジェクトを実施していてきましたが、2019年5月よりスーダンでも実施しています。現在までの活動の進捗をご報告します。

背景

南スーダンの長引く紛争により、他国に逃れて難民となった人は228万人。そのうち約79万人がウガンダで、約85万人がスーダンへ逃れてきました※1。ウガンダで難民となった子どもたちの多くが自国から避難する間に暴力や虐待、家族との離別や死別を経験しているといわれています。また、長引く居住区生活のため心理的・精神的に疲弊した親や養育者からの虐待や養育放棄の脅威にさらされています。

写真:「南スーダン難民の子どもの保護」プロジェクト~ウガンダ~

スーダンでは難民の急増に環境整備が追いつかず、1つのトイレを600人以上で共有している難民キャンプもあります※2。また、キャンプ内の診療所は竹やビニールシートでつくられた仮設のものしかありません。

このプロジェクトは、ジャパン・プラットフォーム(JPF)の協力のもと、ウガンダには日本人職員が駐在し、活動を実施しています。

活動のハイライト

子どもひろばのイベントを見に集まった人々(ウガンダ) / ©プラン・インターナショナル

子どもひろばのイベントを見に集まった人々(ウガンダ) / ©プラン・インターナショナル

イベントに参加した日本人職員(ウガンダ) / ©プラン・インターナショナル

イベントに参加した日本人職員(ウガンダ) / ©プラン・インターナショナル

若者クラブのメンバーが作成したバッグ(ウガンダ) / ©プラン・インターナショナル

若者クラブのメンバーが作成したバッグ(ウガンダ) / ©プラン・インターナショナル

若者クラブのメンバーが作ったドアマット(ウガンダ) / ©プラン・インターナショナル

若者クラブのメンバーが作ったドアマット(ウガンダ) / ©プラン・インターナショナル

遊具の維持管理方法を説明(ウガンダ) / ©プラン・インターナショナル

遊具の維持管理方法を説明(ウガンダ) / ©プラン・インターナショナル

遊具だけでなく読書に熱中する子どもも(ウガンダ) / ©プラン・インターナショナル

遊具だけでなく読書に熱中する子どもも(ウガンダ) / ©プラン・インターナショナル

衛生啓発イベントには多くの人が参加(スーダン) / ©プラン・インターナショナル

衛生啓発イベントには多くの人が参加(スーダン) / ©プラン・インターナショナル

粗末な仮設診療所を建て替える準備(スーダン) / ©プラン・インターナショナル

粗末な仮設診療所を建て替える準備(スーダン) / ©プラン・インターナショナル

子どもひろばのイベントを見に集まった人々(ウガンダ) / ©プラン・インターナショナル

イベントに参加した日本人職員(ウガンダ) / ©プラン・インターナショナル

若者クラブのメンバーが作成したバッグ(ウガンダ) / ©プラン・インターナショナル

若者クラブのメンバーが作ったドアマット(ウガンダ) / ©プラン・インターナショナル

遊具の維持管理方法を説明(ウガンダ) / ©プラン・インターナショナル

遊具だけでなく読書に熱中する子どもも(ウガンダ) / ©プラン・インターナショナル

衛生啓発イベントには多くの人が参加(スーダン) / ©プラン・インターナショナル

粗末な仮設診療所を建て替える準備(スーダン) / ©プラン・インターナショナル

活動内容

ウガンダで実施した若者クラブの活動では、子どもの保護、月経衛生管理等の知識を教えるほか、実際の生活に役に立つスキルを身につける機会も提供しました。若者たちの中で特に人気なのは、ビーズを使ったバッグやアクセサリー、編んで作るドアマットなどの物づくりです。学校に行きたくても行けない若者も多い中、物づくりのスキルを生かして生計向上を期待することもできます。また、熱中できるものがあることが、彼らの精神状態の安定にも役に立っています。スーダンでは、難民キャンプ内で衛生啓発活動やコミュニティ保健員による家庭訪問を行い、難民の人々の保健や衛生状況改善にむけた取り組みを開始しました。同時に、世帯トイレや診療所建設などインフラ整備にむけた準備もすすめています。

おもな活動の成果

地域 【ウガンダ】アルア県
【スーダン】ホワイト・ナイル活動地域
期間 【ウガンダ】3年2カ月 2017年10月~2020年12月(予定)
【スーダン】1年1カ月 2019年5月~2020年6月(予定)
2020年度
おもな支援内容と対象
【ウガンダ】
  • ケースワーカーによる個別支援を受けた子ども(225人)
  • 子ども保護委員会メンバーへの研修(49人)
  • 子どもひろば8カ所での心理社会的活動(3660人)
  • 子どもと若者クラブの活動支援(300人)
  • 手作り布ナプキンと月経衛生管理を学ぶ研修(323人)
【スーダン】
  • コミュニティ保健員への研修(30人)
  • コミュニティ保健員による家庭訪問(5288世帯)
  • 難民キャンプ内での衛生啓発(1174人)

現地の声

ベネディクトさん、23歳、若者クラブのメンバー(ウガンダ)
「プランの『子どもひろば』で若者クラブの活動が始まるまでは、若者を対象にした施設や活動がなく、また、村の中で行われる活動も多くは女性が対象だったので、男性の私が参加できるものはほとんどありませんでした。だから、若者クラブでの活動を毎回本当に楽しみにしています。クラブで習った物づくりのスキルを生かして、収入を得られるように努力していきたいです。若者クラブに参加していない友だちにも、物づくりのスキルを広めたいと思っています。今後は、裁縫、メカニック、大工などのスキルも学ぶことができたらと期待しています」

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