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【経過報告】「ロヒンギャの子どもの保護と教育」プロジェクト~ミャンマー・バングラデシュ~

グローバル・プロジェクト

バングラデシュ

ミャンマー

(2020/10/27更新)

プラン・インターナショナルは、2017年7月からミャンマーにて「ロヒンギャの子どもの保護と教育」プロジェクトを実施しています(2019年7月からはバングラデシュでも活動)。現在までのミャンマーにおける活動の進捗をご報告します。

背景

ミャンマー南西部のラカイン州に暮らすイスラム系少数民族のロヒンギャは、国籍を奪われ、長年さまざまな権利を制限された生活を送ってきました。さらに、2017年8月に起きた暴動と軍の掃討作戦により、多くのロヒンギャが土地を追われ、バングラデシュに逃れました。ミャンマー国内に残った約60万人およびバングラデシュに逃れた約86万人のロヒンギャは、ともに法的な保障がありません。そのため、教育機会が限られ、虐待、人身取引、早すぎる結婚などの数多くのリスクに直面しています。

写真:「ロヒンギャの子どもの保護と教育」プロジェクト(ミャンマー・バングラデシュ)

  • ※ SITUATION REPORT ROHINGYA REFUGEE CRISIS Cox’s Bazar | August 2020

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活動のハイライト

ロヒンギャの人々を対象とした子どもの権利研修 / ©プラン・インターナショナル

ロヒンギャの人々を対象とした子どもの権利研修 / ©プラン・インターナショナル

ラカイン族を対象とした子どもの権利研修/ ©プラン・インターナショナル

ラカイン族を対象とした子どもの権利研修/ ©プラン・インターナショナル

子どもたち向けのワークショップへの参加者 / ©プラン・インターナショナル

子どもたち向けのワークショップへの参加者 / ©プラン・インターナショナル

子ども用衛生用品の配布 / ©プラン・インターナショナル

子ども用衛生用品の配布 / ©プラン・インターナショナル

子育て研修に参加する保護者たち / ©プラン・インターナショナル

子育て研修に参加する保護者たち / ©プラン・インターナショナル

「子どもひろば」として使われている建物 / ©プラン・インターナショナル

「子どもひろば」として使われている建物 / ©プラン・インターナショナル

栄養改善活動に参加した子どもたち / ©プラン・インターナショナル

栄養改善活動に参加した子どもたち / ©プラン・インターナショナル

ロヒンギャの人々を対象とした子どもの権利研修 / ©プラン・インターナショナル

ラカイン族を対象とした子どもの権利研修/ ©プラン・インターナショナル

子どもたち向けのワークショップへの参加者 / ©プラン・インターナショナル

子ども用衛生用品の配布 / ©プラン・インターナショナル

子育て研修に参加する保護者たち / ©プラン・インターナショナル

「子どもひろば」として使われている建物 / ©プラン・インターナショナル

栄養改善活動に参加した子どもたち / ©プラン・インターナショナル

活動内容

プロジェクトを行っているミャンマーのラカイン州では、武装勢力とミャンマー国軍の衝突の激化に加え、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響もあり、環境に大きな変化がありました。活動の多くは規模を縮小せざるを得ませんでしたが、子どもたちの安全な環境を整えるため、困難に直面しながらも活動を続けています。

たとえば「子どもひろば」の支援を通して、588人の女の子を含む合計1416人の子どもたちが心理社会的ケアを受けつつ、心や体の健康を支えるスポーツやダンス、遊び、ライフスキル研修などの活動に参加しました。また、対象27村では、子育て研修を166回実施し、合計1654人の保護者が参加しました。活動地域へのスタッフの入域制限が続きますが、地域の方々と連携しつつ、子どもたちが安心して成長できる環境の整備に引き続き取り組んでいきます。

  • ※プロジェクトでは、バングラデシュのロヒンギャ難民キャンプにおいても、ジャパン・プラットフォーム(JPF)との協力のもと、ロヒンギャの若者を対象とした教育支援に取り組んでいます。バングラデシュでの活動については、こちらの経過報告をご覧ください。

おもな活動の成果

地域 【ミャンマー】ラカイン州
【バングラデシュ】コックスバザール県
期間 【ミャンマー】2017年7月~2020年12月
【バングラデシュ】2019年5月~2021年3月
2020年度
おもな支援内容と対象
【ミャンマー】
  • 「子どもひろば」の設置と運営(27カ所)
  • 「子どもひろば」月次研修の実施(245回)
  • 「子どもの保護委員会」の設立(28委員会)
  • 「子どもの保護委員会」への研修の実施(15回)
  • 保護者を対象とした研修の実施(515回)
【バングラデシュ】
  • 学習施設の開設(48カ所)
  • 研修を受けたボランティア(78人)
  • 学習施設で読み書き、計算を学んだ学習者(1440人)
  • 若者が実施した課外活動への地域からの参加者(8220人)
  • ※「子どもひろば」
    災害・緊急時に、子どもの保護と心のケアのために設置・運営されます。現地では、混乱のなか、子ども、とりわけ女の子は虐待や搾取の対象となる危険性が高まります。子どもたちが一日もはやく日常を取り戻せるよう、遊びや学習を取り入れることで、子どもたちが抱えるストレスを軽減させ、自尊心を育み、自分を守ることができるようになることも視野に入れて活動します。また、保護者も含めた子どもの保護への理解を深める場としても重要です(詳しくはこちら

現地の声

写真:マー・ウィンさん、22歳、コミュニティ・ボランティア(ミャンマー)

マー・ウィンさん、22歳、コミュニティ・ボランティア
「2018年2月から、コミュニティ・ボランティアとしてプランの活動に参加しています。研修へ参加したことにより、子どもの保護に関するさまざまなスキルや知識を身につけることができました。もし私の村で特別なサポートが必要な子どもが見つかったら、プランや村の子どもの保護グループに連絡してその子のサポートをします。子どもたちが安心して暮らすためには、大人たちも子どもの保護に関して知識を身につけることが大切だと思います」

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