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【完了報告】トーゴ「障害のある子どもの教育支援」プロジェクト

(2025年10月30日更新)

プラン・インターナショナルは、2022年3月からトーゴで実施していた「障害のある子どもの教育支援」プロジェクトを、2025年2月に完了しました。
ご支援くださった皆さまに心よりお礼を申し上げるとともに、最終年の活動成果を写真や現地の声とともにご報告します。

活動のハイライト

  • 写真:対象校に建設した教室の外観。車いすの生徒が利用できるようスロープを設置
    対象校に建設した教室の外観。車いすの生徒が利用できるようスロープを設置
  • 写真:教室の内観。太陽光が入る明るい室内
    教室の内観。太陽光が入る明るい室内
  • 写真:対象校に建設した井戸。水質検査をクリアした安全な水を提供可能
    対象校に建設した井戸。水質検査をクリアした安全な水を提供可能
  • 写真:対象校に建設した男女別トイレ。車いすの生徒が利用できるようスロープを設置
    対象校に建設した男女別トイレ。車いすの生徒が利用できるようスロープを設置
  • 写真:村落教育委員会ミーティング
    村落教育委員会ミーティング
  • 写真:巡回教師ミーティング
    巡回教師ミーティング
  • 写真:地域住民向け啓発キャンペーン
    地域住民向け啓発キャンペーン
  • 写真:国際デーイベント
    国際デーイベント
  • 写真:新しく建設した教室(内観)
  • 写真:新しく建設したトイレ
  • 写真:対象校に建設した井戸。水質検査をクリアした安全な水を提供可能
  • 写真:対象校に建設した男女別トイレ。車いすの生徒が利用できるようスロープを設置
  • 写真:村落教育委員会ミーティング
  • 写真:巡回教師ミーティング
  • 写真:地域住民向け啓発キャンペーン
  • 写真:国際デーイベント

障害のある子どもたちも地域社会の一員に

3年間にわたるプロジェクトを通じ、地域全体でインクルーシブ教育を推進するためのさまざまな取り組みを行ってきました。最終年となった今期は、対象3校の教室棟や男女別トイレ、給水設備(井戸)を整備し、計852人(うち障害のある子ども7人)が安心して学べる環境を整えました。また、昨年設立した「子どもクラブ」に継続的なトレーニングを行い、これまでに870人(同128人)が障害についての正しい知識やインクルーシブ教育の大切さについて理解を深めました。クラブ活動を通じて、障害の有無を超えた子ども同士の交流が生まれ、互いに支え合う体制を構築できたことも大きな成果です。

事業終了時の調査では、95%の障害のある子どもが「障害を理由に差別されることが少なくなった」と回答し、事業開始時の47%を大きく上回りました。これは、障害のある子どもが地域社会の一員として受け入れられたことを示しています。3年間で、延べ2,882人の子どもたち(うち障害のある子ども40人)がより安全な学習環境で学べることができるようになりました。プロジェクトは終了しましたが、今後も地域全体で障害のある子どもを支えていきます。

現地の声

  • チャソさん、15歳、子どもクラブのメンバー

    写真:チャソさん、15歳、子どもクラブのメンバー

    子どもクラブで障害に関する正しい知識やインクルーシブ教育について学びました。学んだ知識を保護者や地域の人たちに伝えるため、啓発活動を続けてきました。残念ながら、このプロジェクトが始まる前は、差別を受け、家に置き去りにされ、学校に通うことができなかった子どもたちもいました。しかし今では、多くの保護者の考えが変わり、地域の学校には車いすで利用できる教室やトイレが整備されたことで、障害のある子どもたちも学校に通えるようになりました。私が住む地域では、障害のある子どもをからかう人はいません。彼らも私たちの仲間なのです。

  • ココウさん、小学校教師

    写真:ココウさん、小学校教師

    このプロジェクトで手話を学ぶ機会をいただき、聴覚に障害のある子どもとも円滑にコミュニケーションがとれるようになりました。私が手話で授業を行えるようになったことで、そうした子どもたちの通学意欲も高まりました。さらに、クラスの子ども全員に手話を教えた結果、対象の児童が孤立感を抱くことはなくなりました。すべての学校に手話を普及する必要があると思います。ご支援いただき、本当にありがとうございました。

  • マキラ二さん、9歳、脚に障害がある子ども

    写真:マキラ二さん、9歳、脚に障害がある子ども

    以前は、膝のあたりが腫れていて歩くたびに痛み、足首を動かすこともできませんでした。このプロジェクトで支給していただいた補助器具を装着したところ、膝の腫れと痛みがなくなり、歩きやすくなりました。今では、水汲みや学校への通学も楽にできるようになりました。本当にありがとうございます。

主な活動の成果

地域 中央州モー県、カーラ州バサール県
期間 2022年3月~2025年2月
2024年度
主な支援内容と対象
  • 小学校の教室・トイレ・井戸の建設、備品の支給(3校、女の子392人、男の子460人:うち障害のある子ども7人)
  • 村落教育委員会に対する学校施設の維持管理トレーニング(女性8人、男性22人)
  • 巡回教師に対するフォローアップトレーニングと活動支援(女性1人、男性12人)
  • 障害支援ボランティアに対するフォローアップトレーニング(女性63人:うち障害のある人3人、男性32人:うち障害のある人3人)
  • 子どもクラブへの継続トレーニング(女の子450人、男の子420人、障害のある子ども128人:うち女の子49人)
  • 住民に対する対話型の啓発セッション(女の子59人、男の子22人、女性95人、男性130人、障害のある人28人)
  • 政府関係者や市民団体とのワークショップや会合(女性23人、男性55人、障害のある人1人)
  • 「国際障害者デー」に合わせた啓発イベント(男性86人、女性80人、障害のある人9人:うち女性4人、男の子80人、女の子80人、障害のある子ども3人:うち女の子1人)

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