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[特集]「早すぎる結婚」の現実
~幼い年齢で奪われる未来~

幼い年齢で結婚を強制される「早すぎる結婚(児童婚)」。
子どもの権利の侵害を防止するため、プラン・インターナショナルは多角的に活動しています。

幼い年齢で結婚を強制される「早すぎる結婚(児童婚)」。
子どもの権利の侵害を防止するため、プラン・インターナショナルは多角的に活動しています。

早すぎる結婚(児童婚)とは

幼い年齢で結婚を強制されることを「早すぎる結婚(児童婚)」といい、途上国では約3人に1人の女の子が18歳未満で結婚しています。「早すぎる結婚」をした女の子は教育を諦め、自立の機会を失うことになります
早すぎる結婚の背景には、貧困、理解不足、法律の未整備など、さまざまな要因が絡んでいます。

写真:息子の世話をする15歳の女の子

早すぎる結婚(児童婚)が起こる背景

早すぎる結婚(児童婚)の問題点

  • 教育の機会を失う
  • 「早すぎる妊娠」の危険
  • 配偶者や家族による暴力・虐待

#CHANGE THE STORY~早すぎる結婚の撲滅~/プラン・インターナショナル(1分6秒)

早すぎる結婚(児童婚)が起こる背景

お金のために娘を結婚させる場合もあれば、早く結婚させることを名誉と考える地域も。背景はさまざまで、一概に語ることはできません。

遠隔地の暮らしと困難

ベトナム中部のクアンビン省に暮らす少数民族の女の子トゥイさん。地域の慣習や社会規範が根強く残るコミュニティでは、経済的困難に加え、女の子が教育を受ける重要性が正しく理解されていません。

写真:少数民族の人々が多く暮らすコミュニティ

貧困から学校に通えず、結婚へ

ザンビアの貧困家庭の多くは、子どもたちを学校に通わせることができません。特に女の子は働かされるか、結婚させられる可能性が高いのです。将来の夢を抱き、よい未来を築きたいと願う女の子にとっては、大きな障壁です。

写真:母親と家事にいそしむチボンボ郡の女の子

結婚は親が決めるものと考えられている

ある日、シンタイェフさんの家に客が訪れ、父親が客からお金を受け取りました。そのお金は結婚を決めるもので、拒むと「親に逆らうのか」と声を荒げられたといいます。

写真:【動画】お金で決められた早すぎる結婚~エチオピア~

教育費が高く支払えないため

ジンバブエでは、「早すぎる結婚」をする女の子は全体の3分の1にものぼり、その多くは貧しい地域や農村部で暮らしています。教育費が高く、学校に通い続けることができないことが原因と考えられています。

写真:将来は女の子たちの目標になりたいと語るマスラインさん

アジア3カ国で「早すぎる結婚」を調査

プランは「早すぎる結婚」が伝統的慣習として根づいている実態を、バングラデシュ、パキスタン、インドネシアの3カ国で調査しました。複数の地域で親や地域のリーダー、子どもたちへの聞き取り調査を行い、背景と求められる対策を分析しています。

写真:女の子たちは地域の力

早すぎる結婚(児童婚)の弊害

女の子は、幼い年齢で結婚すると教育を受けられなくなり、自立の機会を失います。幼い年齢での妊娠・出産は危険が伴うほか、嫁ぎ先で暴力にあいやすいなど、さまざまな弊害があります。当事者の女の子が弊害を知り、声をあげることが重要です。

子どもたちが描く、早すぎる結婚の現実

カンボジアのプランの活動地域の子どもたちが、「早すぎる結婚」がもたらす悲劇を描いた映像を作成しました。子どもたち自身の手による脚本と演出は、地域の現実を映し出しています。

写真:早すぎる結婚が奪うものは?~カンボジア~

プランの支援で「早すぎる結婚」の悪影響を学ぶ

サハラ砂漠以南を指すサブサハラ・アフリカ地域は、「早すぎる結婚」の発生率が特に高い地域です。貧困や、慣習を守らずに村八分にされることへの恐怖心などが背景にあります。

写真:「結婚は拒んでもいい」と知る女の子たち~サブサハラ・アフリカ~

「性と生殖に関する健康」に対する知識不足

「誰も正しい知識を教えてくれませんでした。」知識がないまま妊娠し「早すぎる結婚」をした10代の夫婦。教育を諦めることになり、後悔していると語ります。

写真:早すぎる妊娠の代償と将来への希望(ザンビア)

地域全体の理解が必要不可欠

「早すぎる結婚」を防止するためには、多方面への働きかけが必要になります。当事者である女の子だけではなく、地域全体の理解を得て取り組んでいくことが大切です。

地域の「常識」に立ちむかう男性教師

ケニアのマサイ族のコミュニティでは、「早すぎる結婚」をすることが当たり前とされています。「女の子が学校に通い、将来自立した人生を送れるようになるためには、人々の意識から変える必要があります」

写真:女子教育の重要性を語るタイタスさん

アフリカの国々で「18+プログラム」を実施

プランが実施する「18+プログラム」。当事者である女の子はもちろん、男の子や男性、親たちに働きかけることで、コミュニティ全体が「早すぎる結婚」の弊害に気づき、変化を起こす行動につなげていく取り組みです。

写真:早すぎる結婚から逃れた女の子(右)とプラン職員(左)

各方面への働きかけが重要

プランの活動を通じて、行政リーダー、宗教リーダー、警察官も相互の連携を強化し、「早すぎる結婚」を禁止する法律を守るよう住民へ働きかけを行いました。

写真:早すぎる結婚防止への決意に署名する行政リーダーたち

ラジオを通じて当事者に情報を届ける

ラジオは低コストでありながら、世界で最も多くの聴衆がいる強力なコミュニケーションツールです。マラウイでは女の子たちが、ラジオを通して「早すぎる結婚防止」の啓発放送を行っています。

写真:ラジオ放送で早すぎる結婚を防ぐ

「早すぎる結婚の防止」活動の成果

プランは、世界各地で「早すぎる結婚」を防止するための活動を続けています。地道な活動が実った例をご覧ください。

若者たちの活動により「早すぎる結婚」が違法化

早すぎる結婚をなくそうと法改正のキャンペーンに取り組むマラウイの若者たち。「早すぎる結婚」を完全に違法化するための、歴史的な憲法の改正を勝ち取りました。

写真:キャンペーンのリーダーの一人メモリーさん

「早すぎる結婚は違法」女の子たちに届けたい

新しい法律により、結婚可能な年齢が男女とも18歳に引き上げられました。女の子たちは「早すぎる結婚」がいつか過去のものとなるように、地域社会、学校、家族のなかでこの新しい法律を推し進めています。

写真:女の子の権利のための活動に関わる仲間たち

グアテマラの女の子グループが#HearMyVoice賞を受賞

グアテマラでは、3人に1人の女の子が18歳未満で結婚しています。「早すぎる結婚」の防止に取り組んできたグアテマラの女の子グループは、受け取った賞金を新しいプロジェクトにあてることにしました

写真:写真:早すぎる結婚の撲滅に取り組む女の子たち~グアテマラ~

未来をひらく「18+」クラブ

「18+」クラブのリーダーであるガートルードさんは、早すぎる結婚と出産を経験し復学した一人です。「私たちが課題に直面したとき、その課題について共有し助けあいます。」活動の様子をご覧ください。

写真:写真:早すぎる結婚と妊娠~ガートルードさんの場合

早すぎる結婚(児童婚)に直面した女の子たちのストーリー

さまざまな背景のなか、女の子の数だけ「早すぎる結婚」のストーリーがあります。

結婚をまぬがれ、勉強を続けられた女の子たち

シーラさん(バングラデシュ)

2018年の国際ガールズ・デーには、「早すぎる結婚」を退け教育を受け続けたシーラさんが来日しました。幼い頃からプランの活動に参加していたシーラさんは、結婚式の2日前に村を逃げ出し、教育を続けることができました。

写真:シーラさん

シャワナさん(ネパール)

2018年の広告に登場したシャワナさんは、ネパールに暮らす女の子。1年前、両親から結婚の話を持ちかけられました。結婚をまぬがれ勉強を続けることができました。


写真:「私を結婚させないで」戦うその子はまだ9歳でした。

アイシャさん(カメルーン)

難民キャンプで暮らす15歳のアイシャさん。経済的な事情から、父親に「早すぎる結婚」を決められてしまいましたが、話し合いを重ねて結婚を取りやめることができました

写真:自分で縫製した衣服とともに

エカバさん(エチオピア)

エカバさんは、12歳のとき、倍以上歳の離れた男性との結婚の話があがっているのを知りました。「法律を知り、自分の権利を守って」とエカバさんは訴えます。

写真:写真:12歳で結婚を拒否した女の子

結婚後に自由を取り戻した女の子たち

ヒルダさん(マラウイ)

14歳で、祖母が決めた相手と結婚したヒルダさん。プランの手助けで「早すぎる結婚」をなくす活動を行っている若者グループに参加するようになり、自由を取り戻しました。

写真:ヒルダもユース・グループの一員として活躍

ザイナブさん(スーダン)

17歳の時に結婚したザイナブさん。彼女の村では結婚の手配は親の責任とされており、女の子が断ることはできません。結婚が決まった当時、強い希望で進学した大学で、学期末試験を終えたところでした。

写真:17歳当時を振り返るザイナブさん

「早すぎる結婚」を阻止するために活動する女の子たち

バクルさん(バングラデシュ)

バクルさんは、経済的事情で学校をやめざるを得ませんでした。プランは「早すぎる結婚」の防止にむけて、地域の女の子を対象とした職業訓練や起業支援コースを運営しています。

写真:トレーニングに参加するバクルさん(右)と女の子たち

ゲティさん、イェシワクさん、デイナットさん(エチオピア)

エチオピアの農村地域に暮らす3人の女の子たち。「早すぎる結婚」を強制され悩んでいましたが、プランが村で進めていたガール・パワー・プロジェクトを通して結婚を逃れる道を見出しました。地域の取り組みをご覧いただけます。

写真:早すぎる結婚を防止するガール・パワー・プロジェクト~エチオピア~

シャリーナさん(バングラデシュ)

2年前に、伯父と夫の祖父の決定によって強制的に結婚させられたシャリーナさん。産まれてきた娘の幸せのために、「早すぎる結婚」をせず教育を受けさせたいと考えています。

写真:結婚式の際の装飾イメージ

「早すぎる結婚の防止」プロジェクト報告

プランでは、ガールズ・プロジェクトの一環として、「早すぎる結婚の防止」プロジェクトを実施しています。

終了したプロジェクト

活動レポート

プラン・ラウンジ 職員による活動報告

女の子の健康を損ない、自立した未来をも阻む「早すぎる結婚」。職員が早すぎる結婚の弊害を解説し、ネパールで実施したプロジェクトを解説しました。

写真:早すぎる結婚の背景・必要な対策などを説明

さまざまな人を巻き込み、地域から「早すぎる結婚」をなくす

「早すぎる結婚(児童婚)」をなくすためには、多角的な取り組みが必要です。女の子自身が弊害を知り、「結婚したくない」「学校を続けたい」と声をあげること。知識を広め、慣習だからと強制する大人をなくすこと。貧困が背景にある場合は、地域全体が経済的に自立していくように支援することも必要になります。

写真:女の子が直面する問題を話し合う

「早すぎる結婚(児童婚)」で未来を奪われる女の子を
なくすために、プランは活動を続けていきます。

写真:ガールズ・プロジェクト

女の子の問題を解決

ガールズ・プロジェクト

毎月1000円~

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国際NGOプラン・インターナショナルについて

プラン・インターナショナルは、子どもの権利を推進し、貧困や差別のない社会を実現するために世界70カ国以上で活動する国際NGO。創立は1937年。長年にわたり、子どもや若者、地域の人々とともに地域開発を進めてきました。すべての子どもたちの権利が守られるよう、とりわけ女の子や女性への支援に力を入れています。

写真:プラン・スポンサーシップ

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