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「災害に強い学校」世界プログラム~中国・パキスタン・バングラデシュ~
アジア
紛争や災害にまきこまれる子どもたち
(更新)
プラン・マンスリー・サポーター2016年度活動報告
災害リスク地域の学校での新たな試み
ロジーナさん(学校防災子どもクラブのメンバー/バングラデシュ)
ロジーナさん
「私の村には子どもが100人以上いますが、いままで災害の時にお互いにために何ができるか考えたこともありませんでした。今は学校防災子どもクラブがあるので、いろいろなことを学べるようになりました。実際に災害がおこっても前よりはできることがあると思います」
レシュマさん(対象学校の児童/パキスタン)
レシュマさん
「私は学校防災諮問委員会の子ども委員長になりました。こんな機会に恵まれるとは思いませんでした。これまでリーダー的な役割を担った女の子はいなかったので、私が最初なのです。私には安全な学校づくりという重い責任がありますが、とても誇らしく感じています」
実施地域 | バングラデシュ(北部ラルモニールハット県)、中国(雲南省紅河ハニ族イ族自治州紅河県)、パキスタン(南部シンド州) |
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実施期間 | 2015年10月から2017年9月まで |
対象 | 31校、児童約7000人、教師約180人など |
背景 | 過去10年に世界で自然災害の影響を受けた人の約90%、亡くなった人の約80%がアジア地域に集中しています。本プロジェクトでは、プラン・アジア地域統括事務所と協力し、自然災害の影響を受けやすい3カ国で災害に強い学校モデルや防災マニュアル作り、防災に関する啓発活動などを行っています。 |
今期の主な活動 |
バングラデシュ(対象10校)
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活動のハイライト | 2015年10月の開始に先立ち、対象3カ国の担当者と日本の職員が参加し、各国の異なる社会背景やニーズを反映した活動計画について意見交換をしながら、専門家の声を取り入れ最終的に内容を決めました。最初に学校、教育省など行政への説明をはじめ、プロジェクトへの理解と協力を得ることができました。行政との連携の度合いについては国によって難しさが異なるもののこれまでの活動の実績と経験から慎重にすすめています。3カ国とも活動の中心的役割を担う学校を拠点とした防災委員会を新たに立ち上げるなど、子どもや教師を巻き込みながら順調に活動が進んでいます。 |