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【開催報告】やくみつるさんトークショー ~中南米秘境旅行記! 「ホンジュラスの息子」との絆~(6/1・東京 市ヶ谷)
イベント
(更新)
2017年6月1日(木)、東京・市ヶ谷のセルバンテス文化センター東京にて、プラン・インターナショナルの長年の支援者であるタレントのやくみつるさんを招き、トークショーを開催しました。活動国の子ども(チャイルド)と手紙で交流できる「プラン・スポンサーシップ」を通じて、中米・ホンジュラス共和国のホアン君をわが子のように可愛がってきたやくさん。「こんな経験はプラン・スポンサーシップじゃないとできない」とホアン君との交流を振り返るやくさんの姿は、来場者を温かい気持ちにさせてくれました。
ホアン君との交流について話すやくさん
自然と伝統文化の宝庫・ホンジュラス
イベントではまず、今回の共催団体で、スペイン・ラテンアメリカなどスペイン語圏文化の普及を行うスペイン政府の文化機関 セルバンテス文化センター東京の館長アントニオ・ヒル・デ=カラスコ氏より、ご挨拶をいただきました。続いて、同じく共催いただいたホンジュラス共和国大使館の臨時代理大使カルロス・メンドーサ氏が、映像でホンジュラスの豊かな自然や文化をご紹介。美しい海の風景や伝統舞踊を踊る子どもたちの姿が印象的でした。
アントニオ・ヒル・デ=カラスコ氏の挨拶でスタート
ホンジュラスの魅力について話すカルロス・メンドーサ氏
新婚旅行は虫取り!やくみつるさんが語る中南米の秘境
続いて、いよいよやくさんが登場。まずは、中南米の中でも観光客が行かないような「秘境」を訪問してきたエピソードをお話いただきました。今までに世界100カ国近くを訪問しているというやくさんご夫妻ですが、新婚旅行は南米・ボリビアでの虫取りツアーだったそう。珍しいチョウの捕獲が夫婦初の共同作業だったというお話に、笑いが広がりました。
16年見守った「ホンジュラスの息子」との絆
ボリビアを旅行したこともあり、プランの広告を見て中南米の子どもとの交流を通じたご支援にお申込みくださったというやくさん。プランが紹介したホンジュラスのホアン君との交流についても、語っていただきました。2人の交流が始まったのは1996年、ホアン君が2歳のときです。以来、やくさんは16年にわたって素敵なイラスト付きの手紙をホアン君に送り、そのお返事や年に1度の報告書でホアン君を見守ってきました。「ホアン君の夢が自動車整備工と聞いたので、自動車整備をするホアン君の絵を送った」とやくさん。国境を越えた2人の絆に、会場にはじんわりと感動が広がりました。
やくさんがホアン君に宛てた手紙
9年越しの対面。そして涙の結婚式
さらに話は、2005年に実現した初の現地訪問の話題へ。9年間にわたる手紙での交流を経て、初めて目にしたホアン君本人の姿について、「チャイルドと対面するというのはこんなにも感動的なのかと思った」と語ってくださいました。
現地訪問でホアン君との絆を深めたやくさんはその後も交流を続け、2012年にホアン君を再び訪問。18歳を迎え、チャイルドとしての登録を終了していたホアン君はなんと27歳のシングルマザーの女性と結婚し、野菜やサトウキビを育てながら家族3人で暮らしていました。この訪問中、やくさんはサプライズでホアン君夫妻に似顔絵とウェディングケーキを用意。似顔絵を描いたパネルには、ホアン君が7歳の頃に手紙で「一緒に採りに行こう」と約束したチョウの飾りを添えました。このサプライズには、新郎新婦も涙。
やくさんにとっても、ホアン君にとっても、忘れられない現地訪問となりました。
このお話はご来場いただいた方々の心にも響き、温かい雰囲気の中でイベントは終了しました。
やくさんは現在、ホアン君と同じ村に住む女の子・エブリンちゃんと交流中。お手紙で温かい交流を続けてくださっています。
当時11歳のホアン君と
18歳になったホアン君の結婚を祝うやくさん夫妻
やくさんが描いたホアン君夫妻
116人の方にご来場いただきました
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