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【開催報告】「途上国に学校を建てよう!~体験ゲームで学ぶ~」(8/26東京・市ヶ谷)小・中学生向けワークショップ
イベント
(更新)
2017年8月26日、プラン・インターナショナルの開発教育ボランティア「プラン・フレンズ」が、JICA地球ひろばにて、ワークショップ「途上国に学校を建てよう!~体験ゲームで学ぶ~」を開催しました。小学校5年生から中学3年生までの男女20人が参加し、途上国の問題とその解決策について学びました。
途上国の子どもたちが「夢のこいのぼり」に描いた現実と夢
最初に、ボリビア、バングラデシュ、ガーナ、ベナン、コロンビアの子どもたちが白地の「こいのぼり」の両面に描いた「現実の村」と「理想の村」を教材に、5つのグループに分かれた子どもたちが、それぞれの国の現状や課題を読み取りました。保護者の方も各グループの「こいのぼり」を見てまわって興味津々でした。
体験ゲームで学校を建てる苦労を体験
「こいのぼり」で途上国の課題を学んだ後、「途上国に学校を建てる」ゲームを開始。まず、グループごとに学校を建てるために必要な物のリストを作成しました。参加した子どもたちはそのリストを手に、プラン・フレンズが扮した「村長」「役人」「先生」「NGO職員」「村人」に相談したり交渉したりしながら、グループがリストアップした必要なものを手に入れなければなりません。役人からは「校舎を建てる材料は提供するが人手はない」、村人からは「女の子は勉強より家の手伝いが大切」と言われたりと、日本とは違う途上国の教育の問題を解決しながら、必要な物を手に入れるために、子どもたちは5人の間を行ったり来たり。制限時間は30分と短いながらも、最後にはどのグループもリストにあげたものを手に入れることができました。
「現実の村」と「理想の村」には何が書かれている?
村人と交渉中!
ネパール人のライさんから実体験を聞く
イベントには、スペシャルゲストとしてネパール人のライさんが参加してくれました。ライさんは、国費留学生として日本で学び、現在日本の企業に勤務されています。
ゲームで学校を建てることの難しさを実感したあとは、実際に自分の力で村に学校を建てたライさんのお話を聞きました。ネパールの山の奥地にある故郷の様子、往復3時間かけて学校に行っても先生がいないなど、ネパールの難しい教育事情、そのような状況の中でも学校を建てる重要さなど貴重なお話を聞くことができました。
参加者の皆さんと記念撮影
プラン・フレンズはまた来年の夏休みにも小・中学生向けのワークショップを行う予定です。開催予定は決まり次第ウェブサイト上でお知らせします。
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