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【開催報告】「世界一大きな授業2018」~全国から5万人以上が参加~

イベント

更新)

「世界一大きな授業」は世界中の子どもたちが教育を受けられることを目指す地球規模のキャンペーンイベントです。
「持続可能な開発目標(SDGs)」の「ゴール4=教育目標」が、それぞれの国の政府によってきちんと達成されるように、子どもを含めた市民が政府に働きかけました。
世界と日本でのキャンペーンの様子をお届けします。

写真:世界一大きな授業2018
  • ※「世界一大きな授業」とは?
    2002年から実施している「世界一大きな授業」は、教育支援を行うNGOと教員組合によるネットワークである「教育のためのグローバル・キャンペーン(Global Campaign for Education: 以下GCE)」が行うキャンペーンです。日本では、GCEに加盟する教育協力NGOネットワーク(Japan NGO Network for Education:以下JNNE)が実施し、プラン・インターナショナルは、2010年から日本でのキャンペーンの事務局を務めています。

日本では、全国から5万人以上が参加

日本では、世界の教育の現状や、日本政府の途上国への教育支援の状況を学ぶ教材を授業実践者に提供し、世界の教育について学ぶ授業を4~6月の期間内に実践していただきました。実践者は583校・グループ、授業を受けた参加者は5万1188人にのぼりました。教材には、途上国の教育の現状についてのクイズや体験、首相や外務大臣に提言を書く「私たちの政策提言」のアクティビティなど、さまざまな内容が含まれています。

国会議員のための「世界一大きな授業」

キャンペーン期間中に、中高校生8人が「先生」となり、国会議員を「生徒」として迎える「国会議員のための世界一大きな授業」も実施しました。議員24人を迎え、教育資金が世界で足りない現状を議員に伝えました。

写真:教育支援の額をリボンの長さで体感©JNNE

教育支援の額をリボンの長さで体感

写真:オブザーバー参加も含め80人以上が参加©JNNE

オブザーバー参加も含め80人以上が参加

写真:中高校生と議員の皆さん©JNNE

中高校生と議員の皆さん

プラン支援者の会との連携

より多くの人に参加していただくために、全国のプラン支援者の会、国際協力機構(JICA)、開発教育協会(DEAR)の会員の先生方と連携して「だれでも参加できる『世界一大きな授業』」を東京、名古屋、沖縄で実施しました。「世界一大きな授業」を初めて実施するという方を対象に、教材を体験してもらうほか、実践にむけた意見交換を行いました。プラン千葉、プラン名古屋の会、プラン美ら島の皆さんには、授業の進行役や運営のサポートにご協力いただきました。イベントに参加後、早速授業の実施を申し込みくださった方も多くいらっしゃいました。

写真:名古屋©JNNE

名古屋

写真:東京©JNNE

東京

写真:沖縄©JNNE

沖縄

世界各国で、教育を受ける権利をアピール

ケニアでは、ナイロビ市内の公園で子どもたち、先生、教育省の役人、NGOスタッフ など700 人以上が参加して、行進をしました。パキスタンでは、だれもが質の高い教育を受けられるように「教育に一票を!」というスローガンを掲げ、行進しました。また、ミャンマーでは、教育が行き届いていない子どもたちや大人が多くいること、そして何の対応もされていないこと、すべての人に教育が大切であることを国内の人々に訴えかけました。

写真:ケニア©GCE

ケニア

写真:パキスタン©GCE

パキスタン

写真:ミャンマー©GCE

ミャンマー

SDGsの達成にむけて

世界各国で「世界一大きな授業」を行ってきた結果、義務教育の無償化、教育の質の向上、途上国への教育支援の増加などがすすみました。日本で、低所得国などのより状況が厳しい国への教育支援の割合が増えるなどの成果が出ています。
キャンペーンに参加する人が増えれば、ひとり一人の声を集めて、政府を動かす大きな力に変えることができます。すべての子どもが教育を受けられるように、来年のキャンペーンにもぜひご参加ください。

参加者の声

  • 軍事費に比べ、ほんの少しのお金で世界が変わるとしたならば、日本がその先頭に立ってもらいたい。ほかの国の子どものことで日本は関係ない、という国にはなってほしくない。(山梨県:都留第二中学校)
  • 日本の子どもたちに世界の問題を知るための機会をもうけてほしいです。(大阪府:大阪府立佐野高等学校2年8組)
  • 教育を受けることが出来ない子どもたちが、想像していた以上に存在することに驚いたと同時に、その状況を改善できるだけのお金も世界にはあるのだと分かりました。「質の高い教育をみんなに」という目標達成のためには、先進国が先陣をきって行動し、世界の取り残されている部分にもっと目をむけていくべきだと感じました。(東京都:立教女学院中学校高等学校)
  • 教育に必要なお金を紙テープの長さで比べてみて、軍事費のお金が多すぎて、驚きました。教育に必要なお金より、戦争につかうお金がはるかに多く、なぜこんなことになっているのか不思議に思いました。(青森県:ガールスカウト青森県第9団)

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