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学校に変化をもたらす女の子のリーダー~ルワンダ~

女の子だから

更新)

ルワンダに暮らす一人の高校生の女の子が、プランによる子どもの権利と学校運営の研修を受講したことをきっかけに、子どもの権利と保護を普及させる活動を学校で始めました。

若者のリーダーを育てるトレーニング

女の子のリーダーとして、これからの活躍が楽しみです

女の子のリーダーとして、これからの活躍が楽しみです

ルワンダ東部の県にある、生徒数820人の高校に通うダイアンは、プランの子どもの権利と学校運営の研修プログラムを受講した4000人の生徒のうちの一人です。このプログラムは、いずれも教育を支援するルワンダのアフリカ女性教育者フォーラム(Forum for African Women Educationalists)と、オペレーション・デイズ・ワーク(Operation Day’s Work)を通じて、資金援助を受けながら実施されています。

2013年に受講したダイアンは、子どもの権利と啓発活動の影響力に気づかされました。「周りの子どもたちの中には、虐待と知らずに虐待されている人たちがいます。私は虐待についての知識を普及させる活動を始めました」。

現在、ダイアンは、高校でユース会議のリーダーを務めています。45人のメンバーで構成されるユース会議は、生徒が直面する問題の解決や教育環境の改善のために、学校と協力し合いながら活動しています。「問題を抱えた生徒を学校の事務局に連れて行き、一緒に解決方法を探ります。家族の問題を抱えた生徒もやってきます」。

学校の設備を改善、女の子への啓発を実施

生徒たちに快適な環境をつくろうと奮闘する日々

生徒たちに快適な環境をつくろうと奮闘する日々

彼女の学校では最近、経済状況の苦しい生徒が8人おり、学費の滞納が問題で退学させられそうになっていましたが、ユース会議が学校に対して申し入れを行い、学校が彼らの就学を支援するようになりました。

ダイアンが率いるユース会議は学習環境の整備にも改善をもたらしました。「学校の水道設備は十分でなく、電気もありませんでした。家庭に電気がない学生たちが夕方に自習ができるように、私たちは学校に働きかけました」。12教室のうち5つの教室に電気が導入され、さらに蛇口のついた水タンクが整備されました。

ダイアンは、「Irinde Mwali(自分で自分を守ろう)」という名の女の子のクラブを立ち上げ、学校で10代の妊娠を減らすための活動も実施。メンバーたちは毎週金曜日に木の下に集い、「自分の身を自分で守れば、悪いことは起こらない」というメッセージを掲げて、全員で意見交換や情報交換を行っています。

学校でクラブのミーティングを行うことは、簡単なことではありません。学校が午後3時に終わると、多くの女の子たちは家事をするために、早く帰宅しなくてはいけないからです。中には帰宅時間が遅いことに、文句を言う両親もいます。ダイアンは女の子のクラブの活動が制限されないよう、健康、性や出産に関する参考教材を家に持ち帰れるようにすることを考えています。

「訓練をして自信を持てるようになると、大きなことを達成できます」。ダイアンは女の子のリーダーとして自信を持って、活動を続けます。

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