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【開催報告】「プランと話そうin広島」(3/5)
支援者の方へ
(更新)
支援者の皆さま、プラン・インターナショナルの活動に関心を寄せてくださる皆さまに、活動をよりよくご理解いただくための報告会、「プランと話そう」の第9回目を、2017年3月5日(日)、広島県の広島市南区民文化センターにて開催しました。
当日は山口県からのご参加を含め、20人がお越しくださいました。

広島の街に溶け込む路面電車
職員による活動報告で、理解を深める
まずは恒例の参加者同士での自己紹介後、和やかな雰囲気になったところで、学校に行けない女の子への支援を事例として取り上げ、プラン・インターナショナルの活動特色や様々な支援方法について、津田職員がわかりやすく説明しました。
続いて安野職員より、出張で訪れたパキスタンの活動報告を行いました。子どもたちが直面する格差の問題、スラムや農村部の貧困家庭に暮らす女の子が特に教育の機会において置き去りにされている現状を紹介。彼らを対象に実施した、教育・就業支援について説明しました。プランの学習センターで勉強ができることを心から喜び、目を輝かせて夢を語る女の子たちの姿に、教育が彼女たちの未来にもたらす変化の大きさを実感したと語る安野職員。写真・動画も交えながら報告しました。

報告を聞く参加者の皆さん
さらに、スポンサーシップの活動についても、1997年に活動開始し、2015年に終了したチャクワル地域を例に説明。乳幼児保育や水と衛生などの当初の課題が大幅に改善したことに加え、住民組織が育ち、地域の課題を住民自身の手で解決できるようになったことが、プランが撤退する大きな理由であることを報告しました。また、チャイルドや住民の声を紹介しながら、トレーニングや劇などスポンサーシップ活動へ参加したことで学んだ知識を伝えるために人前で話す経験をし、自信を持てるようになったことも、スポンサーシップの大きな成果だと報告しました。
スポンサーの堤さんによるベトナム訪問体験談
休憩の後、2016年6月にベトナム中部の山岳地帯に住むチャイルド、トゥイエンさん(当時15歳)を訪ねた堤さんが訪問体験談を語ってくださいました。仕事柄、途上国を訪問する機会が多く、子どもたちに興味を持ったときに友人からプランのことを知り、2001年からご支援くださっています。実は2008年にも当時交流していた別のチャイルドを訪ねてベトナム北部に行かれており、2回目のチャイルド訪問となりました。
不測の事態も想定しての綿密な旅程づくりや訪問準備について説明の後、訪問当日の様子について写真を交えて報告くださいました。コミュニティ会館で、地域の子どもたちとともにお絵描きを楽しんだことや、チャイルドと対面後の昼下がりには、チャイルドや近所の子ども、動物たちが共存し、ともにゆったり時を過ごすようすに心の底から感動したことなど、丁寧にお話しくださいました。
訪問費用のお話では、旅慣れた堤さんならではの節約術に参加者の皆さんは驚きの声をあげていました。チャイルドの家に向かう道中では、橋のない川を徒歩で渡ったり、家にも電気・水道が通っていないようすを目にし、まだインフラの整備が必要だと実感するとともに、地域の人々の暮らしと支援の成果が分かったと感想を述べてくださいました。
トゥイエンさん(後列左)と子どもたちと
コミュニティ会館で、ゲームを楽しむ子どもたち
チャイルド宅への道中、靴を脱ぎ川を渡る場面も!
参加者同士の交流
職員も交えて語り合う参加者の皆さん
プラン職員へも、チャイルドの名前の読み方を振ってほしいとのご要望や、宗教の観点から手紙書きで何を注意すべきか、手紙の書き方・出し方のご質問、月額を変更できることを知らなかったなどの声を寄せていただき、率直なご意見やご質問を伺うことのできた、大変貴重な機会となりました。
ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました!
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