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ネパール中部地震について
ネパール
緊急支援
(更新)
2015年4月25日の午前11時56分(日本時間の午後3時11分)ごろ、ネパールの首都カトマンズ北西約80キロを震源とするマグニチュード7.8の地震が発生しました。ネパール国内での死者はすでに1500名を超えていると報告されています(4月26日現在)。
現地職員からの報告
プラン・ネパールの職員によると、各地で地滑りが発生して道路は遮断されており、支援活動にも困難が予想されます。カトマンズ市内では多くの建物が倒壊し、被害を受けた建物は危険なため、人々は屋外で過ごしています。また、市内は停電しているため、人々は暗闇の中で一夜を明かしました。安全に過ごすことのできる避難所の整備が急がれます。
プラン・ネパールの事務所長、マティアス・ブラインソンは以下のように訴えています。「自然災害でもっとも影響を受けるのは子どもたちです。家族と離ればなれになってしまったり、怪我をしたり、住んでいた家が倒壊したり。精神的なショックもあるでしょう。避難所、安全な水、医療サポートなど、彼らのニーズにこたえなければなりません。また、早急に彼らを保護する仕組みも必要です」
被害を受けたレンガづくりの家屋
人々は野外に避難しています
プランの災害緊急支援担当 ウニ・クリシュナンの言葉
プランの災害緊急支援担当で、東日本大震災の直後に東北で支援活動を行った経験のあるウニ・クリシュナン医師は、このようにコメントしています。
「カトマンズ以外の地域の被災状況を明らかにし、今回の地震の全体像をつかむ必要があります。プランが最優先で進めるべきは、子どもたち、そして弱い立場にある人々を、一刻も早く安全な場所に移すことです」。
現在、プランは被害状況の調査を進め、被災地域に支援チームを派遣するための準備をしています。また、効果的に支援活動を進めるべく、政府や他の支援機関やNGOと連携しています。
これまでのところ、チャイルドやプラン職員の怪我や死亡に関する報告はありません。プラン・ジャパンでも、緊急支援の募集について早急にに検討し、さらなる情報が入り次第、お知らせします。
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