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大切なご遺産を“第二の故郷”の学校建設に役立てる
ネパールにおける教育支援のプロジェクトへの遺贈寄付を決められたMさんにお話をうかがいました。Mさんはご夫婦でネパールに深い縁があり、「ネパールの学校建設のために」という配偶者のご遺志を形にすることを決断されました。
1987年に、ネパールのチャイルドを訪問
ネパール訪問で感じた教育支援の必要性
プラン・スポンサーシップで長年ネパールのチャイルドと交流されています。始められたきっかけを教えてください。
狭い教室で学ぶ子どもたち
1983年に初めて夫婦でネパールを訪れ、物乞いや学校に通わず働く子どもたちを多く目にしました。夫は戦中戦後の混乱のなかで少年時代を過ごしましたので、懸命に生きる子どもの姿が幼い頃の自分と重なったようです。また、当時ネパールの女性の識字率はとても低く、教育支援の必要性を強く感じました。知人から託された古着や文房具を配ったりもしましたが、その場限りの援助にしかならず、専門性や持続性が大切だと感じました。
帰国後、ネパールの子どもたちのために何かできないかと考えているときにプランの新聞広告を目にして、スポンサーになりました。プランはそれぞれの地域の抱える問題に精通していますし、人々の自立を促進する姿勢にも共感しました。私たち夫婦には子どもがいませんでしたので、一人の子どもと長くかかわり成長を見守ることができることも魅力でした。手間暇をかけて書いた手紙をもらったときの喜びは、ひとしお。とても心が温まりました。地球のどこかに文通している相手がいるのって楽しいことですよね。
相続財産からのご寄付を決めたのは、どのような理由からですか?
プロジェクトが始まる前の校舎
私たち夫婦はネパールが縁で出会いました。結婚後は、有休を貯めて、毎年、1カ月ほどかけてネパール各地を旅しました。現地の人々から多くのことを教えられ、さまざまな場面で助けてもらいました。夫が病気になり、もう先が長くないと分かった頃、プラン・ニュースで遺贈寄付の記事を見て「こういうのはいいね」と言いました。そこで、ネパールへ行くためにコツコツ貯めていたお金を寄付することにしました。「ネパールの学校建設のために」が夫の遺言です。夫にとっても、ネパールは第二の故郷のような存在だったのだと思います。
夫の遺志をオーダーメイド・プロジェクトで実現
プロジェクトの内容について教えてください。
工事がすすむ校舎建設
ネパール大地震で被害をうけた学校への教育支援プロジェクトです。教室の建設だけでなく、フェンス、花壇、男女別トイレ、安全な水の給水設備などきめ細やかな計画を立てていただきました。支援の成果が出るまでには時間がかかるものだと思いますので、ゆっくりと見守りたいです。子どもたちが元気に楽しく安心して学校に通えますよう願っています。
遺贈寄付や相続財産からの寄付を検討されている方へ、メッセージをお願いします。
プランは支援者の思いやリクエスト、寄付額に応じて、いろいろなプロジェクトを提案してくれると思います。私たちの寄付金はわずかなものですが、ほかの支援者の方と協働することで、思い通りのプロジェクトを始めることができました。夫の願いを目に見える形で残せることができ、うれしいです。
お問い合わせ
TEL:03-5481-7100(平日9:00~17:30)
E-mail:hello@plan-international.jp
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