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7/30は「人身取引反対世界デー」~署名にご協力ください~

世界の各地から

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女の子だから

更新)

署名へのご協力ありがとうございました。詳細はこちらをご覧ください。

人身取引の終焉を目指す日

7月30日は「人身取引反対世界デー」です。いまもなお起きている人身取引の終焉を目指し、その啓発と行動を促すために2014年に定められました。就職の斡旋や進学など、目的とは異なる理由で誘いだし、または誘拐され、対価も支払われない強制労働や性的搾取を強要される人身取引は、深刻な人権侵害です。

人身取引の被害者数は正確にはわかっていませんが、2005年の国際労働機関(ILO)の報告によれば、推定被害者1230万人のうち、40~50%が18歳未満の子どもや若者とされています。近年、紛争や自然災害による難民/避難民も増加し、ぜい弱な環境におかれている人々が人身取引の被害にあう危険性は高まっています。

ネパールの被害状況

とくにアジアは人身取引が多く報告されている地域で、ネパールでは、毎日のように女の子や女性が国境を越えてインドや海外に連れ出されています。その数は毎年8000人以上にのぼります。彼女たちは、きょうだいや親戚、村の知り合いなどから紹介された人に、仕事の勧誘や働きながら学校へも通えるなど、新しい場所での生活を約束されて応じてしまいます。

連れて行かれた先では、雇用者の利益のために早すぎる結婚を強要されたり、家庭内や衣服工場での悪条件下での労働、女の子は売春宿で性的に搾取されたりしています。

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救出された女の子の声

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カリナさん(仮名) 18歳
15歳のとき、両親と喧嘩をして家を飛び出たとき、道路沿いで2人の男に車に押し込められ、連れ去られました。車の中や連れて行かれた遠いジャングルで何度も乱暴されました。そのうちの年配のほうの50歳ぐらいの男の家に連れていかれ、妻にさせられました。男の家族に家に来た経緯を話さないよう脅され、助けを求めることができませんでした。それでも一度男の家族に助けを求めましたがかなわず、すぐにインドのデリーへ連れて行かれました。そこでも男やその知り合いたちから暴力を受け続けました。あるとき私が一人で泣く声を心配した大家さん夫婦が話を聞いてくれ、ようやく保護施設へ逃れることができました。

その後ネパールの両親とも連絡が取れ、デリーの施設で2年間過ごしたあと、ネパールの施設に移り、縫製者になるための訓練を受けています。

私を救ってくれた皆さんに本当に感謝しています。多くの女の子が被害にあっています。彼女たちを救出し、悪い男たちを罰するべきです。

ストップ!人身取引~すべての女の子を守るために~(ネパール) / プラン・インターナショナル・ジャパン(1分10秒)

署名にご協力ください

ネパールでは、政治構造変格で地方自治体への権力移譲がすすんでいます。人身取引の横行を止めようと、女の子たちが自治体の首長たちに人身取引を止めさせるために法の整備などの行動を取るよう求める、署名活動を行っています。人身取引を撲滅するために立ち上がった勇敢な女の子たちのために、イギリスのプランは2万人の署名を集めるキャンペーンを行っています。署名へのご協力をお願いします(締め切り7月30日)。

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プランは引き続き、女の子たちの権利についての啓発や職業訓練など経済的自立を後押しするプロジェクトを通じて、人身取引の撲滅に取り組んでいきます。

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