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武田薬品工業株式会社とともに南スーダン・シリア難民支援を実施
お知らせ
(更新)
武田薬品工業株式会社はプラン・インターナショナルとともに、過酷な状況下にある南スーダンとシリア難民の子どもや女性の支援を行うことを決定しました。この連携はプラン・インターナショナルが世界中で取り組む難民支援の強化に向けての大きな一歩です。
南スーダン・シリア難民を対象とした包括的保健プログラム
- 概要:難民の中でも最も脆弱な立場におかれた子どもや女性を対象に、「安全な水の供給」、「子どもの栄養改善」、「母親と乳幼児の健康改善」を包括的に実施し、主に難民の女性と子どもさらにホストコミュニティの住人 合わせて約50万人の健康状態を改善する。
- 対象国:エチオピア、ウガンダ、スーダン、南スーダン、エジプト、ヨルダン、レバノン
- 期間:5年間
- 総予算:10億円
最も弱い立場におかれた子どもたちと女性の命を守ります
発育状態のチェックを受ける南スーダンの子ども
南スーダンはいまだに391万人が家を追われ、そのうち約191万人は国外に難民として逃れています。食糧危機が発生して事態はさらに悪化しています。シリアでは1140万人が家を追われ、そのうち510万人が国内に難民として逃れていますが、いまだ収束の気配はありません。 紛争下で最も弱い立場におかれる子どもと女性の健康を改善するために、「安全な水の供給」「栄養」「母子保健」の3つに焦点をあてて活動します。
経済的に脆弱な受け入れ国のホストコミュニティの負担を軽減します
国外に逃れたシリア難民の人々
難民を受け入れている近隣国は経済的に脆弱です。急激な人口増や文化的な摩擦が引き起こす社会不安を無視することはできません。受入れ国のホストコミュニティ(難民受け入れコミュニティ)の人々が、難民への不公平感を募らせるリスクも高まります。ホストコミュニティもプログラムの対象とすることにより、難民と受入れ国の人々の不公平感を取り除き、難民の受入れ体制の改善につなげます。
理事長の池上清子のコメント
プラン・インターナショナル理事長 池上清子は、南スーダン・シリア難民支援の寄付先に選定されたことについて次のように述べています。
「プラン・インターナショナルは80年にわたり、地域住民との信頼関係を築き、政府や関係機関と連携しながらプログラムを実施してきました。テロ、難民、紛争など貧困の様相が複雑化するなか、私たちはより困難な立場にある子どもや女性に焦点をあてた難民支援に、いっそう果敢に取り組んでいきます。武田薬品工業株式会社のご支援により、今、必要性が高まっている難民支援の規模を拡大し、多くの子どもや女性たちに、安全な水、栄養、母子保健を組み合わせた質の高い支援を届けます」
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