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【シリーズ動画】世界の国から「こんにちは!」~スーダン~
動画
(更新)
「世界の国から『こんにちは!』」は、プラン・インターナショナルが活動する各国の子どもたちが地域を紹介するシリーズ動画です。案内役はプラン・スポンサーシップの活動に参加するチャイルドが務め、動画の撮影・編集は、情報発信のトレーニングを受けた若者たちが担っています。
男の子は働くため、女の子は結婚するために学校をやめてしまう
「チャイルドとしてプラン・スポンサーシップに参加して、4年目です」と笑顔で自己紹介をするのは、スーダンに住む14歳のヤシンさん。絵を描くことと、学校で勉強することが大好きな男の子です。
ヤシンさん(14歳)
ヤシンさんは彼が懸念している地域の課題を次のように話してくれました。
「繰り返される干ばつのせいで土地が乾燥して農作物が育たないので、何も売るものがありません。そうすると、僕のような貧困家庭の子どもたちは学校を辞めて仕事を見つけなくてはなりません。学校の校舎も古く、安全ではありません。女の子たちは家事のために学校に通わせてもらえず、ときには13歳の若さで結婚しています」
プラン・スポンサーシップの活動を通じた前向きな変化
しかし、こうした状況のなかでも、プラン・スポンサーシップの活動を通じて前向きな変化も生まれています。教師たちへの子どもの権利に関するトレーニングや、校舎の修繕が行われたほか、早すぎる結婚(児童婚)をなくす方法について親や教師、子どもたちがともに話し合う機会が増えました。また、生計向上プログラムの一環として始まった母親を中心とする貯蓄グループの活動が活発になり、各家庭でも少しずつ貯蓄ができるようになってきています。
早すぎる結婚をなくす方法を地域の皆で話し合う
スーダン危機発生から半年 子どもたちへの支援を継続
ヤシンさんと地域の若者たちがこの動画を撮影したのは2022年のことです。その後、スーダンでは2023年4月15日に首都ハルツームで軍と準軍事組織との武力衝突が発生し、紛争が激化するなか560万人以上※もの人々が国内や近隣諸国へ逃れる事態
が起こりました。こうした混乱のなかで、多くの子どもたちが命の危機にさらされているうえ、教育を受ける機会を奪われています。プランは、スーダン、南スーダン、エジプト、中央アフリカ、エチオピアなどで緊急支援を実施するとともに、スーダンにおいて「食料危機下の子どもの栄養改善」プロジェクトを行っています。紛争から逃れた子どもたちが健やかに成長できるよう、プランは引き続き支援していきます。
スーダンという国名は、「褐色の肌を持つ人々の土地」を意味する‘Bilad al-Sudan’というアラビア語に由来します。南北を縦断するナイル川の河岸に沿って穀倉地帯が広がり、国民の多くが農業に従事しています。アフリカ諸国の中でも人種的、言語的に多様性に富んだ国のひとつです。民族や宗教など様々な理由で長年続いた南北内戦が終結し、2011年7月南部が南スーダンとして分離独立しました。内戦により農村部の社会基盤が破壊された影響により、基礎的な生活環境の未整備など多くの問題を抱えています。
「プラン・スポンサーシップ」は、地域全体を見守る継続支援。プランとともに活動し、地域を代表してプロジェクトの進捗やその成果を伝えたりする子どもたちを「チャイルド」と呼んでいます。ご支援者は、チャイルドと手紙などで交流できます。
皆さまとのご交流を待っているチャイルドたちがたくさんいます。
「プラン・スポンサーシップ」にぜひお申し込みください。
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