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子どもと女性を中心としたHIV予防とケア~カメルーン~

HIVとエイズに苦しむ子どもたち

カメルーン

(2016/11/08更新)

プラン・マンスリー・サポーター2016年度活動報告

伝統的助産師たちとの新たな連携を模索。地域に根づく健診を目指して
「伝統的助産師が、女性医師と連携してプランの協力者に」 アダマさん(伝統的助産師)
アダマさん(最前列右から3番目)

アダマさん(最前列右から3番目)

アダマさんは子どもの頃から伝統的助産師として働いてきました。もちろん、母親も同じく伝統的助産師でした。生涯で一度も学校に行ったことはありません。アダマさんは他の25人の伝統的助産師と一緒にトレーニングを受けました。アダマさんがこのようなトレーニングに参加するのは初めてでした。特に診療所の産前産後健診に興味をもち、熱心に話を聞きました。 トレーニングのファシリテーターは女性医師のアルマさんでした。女性の医師に会ったのも、複雑な医療器具を目にしたのも初めてだったので、アダマさんにとってはとても新鮮な驚きでした。「トレーニングではたくさんのことを学ぶことができました。産前産後ケアをしないと女性がどれほどの危険にさらされるか全く理解していませんでした。私は診療所での健診を促進したいと思います」とトレーニングを終えたアダマさんは語りました。その数週間後、アダマさんは次々と自分の地域の妊産婦たちをアルマ医師のいる診療所に連れてくるようになりました。一方で、自分の生計手段として、また自らの専門性を信じて、伝統的助産師として施術している女性たちもいまだ多くいるため、診療所での健診や出産を100%達成することは難しいのが現状です。地域の女性の安全な妊娠出産に重要な役割をもつ伝統的助産師との連携をこれからも強化していくことが課題です。
HIVとともに生きる女性たちの生計向上支援(1) / ©プラン・インターナショナル

HIVとともに生きる女性たちの生計向上支援(1) / ©プラン・インターナショナル

HIVとともに生きる女性たちの生計向上支援(2) / ©プラン・インターナショナル

HIVとともに生きる女性たちの生計向上支援(2) / ©プラン・インターナショナル

SNSによる産前健診の連絡サービスについて看護師に説明する診療所の医師 / ©プラン・インターナショナル

SNSによる産前健診の連絡サービスについて看護師に説明する診療所の医師 / ©プラン・インターナショナル

エイズ孤児や弱い立場にある子どもたちへの学用品支給とプラン職員 / ©プラン・インターナショナル

エイズ孤児や弱い立場にある子どもたちへの学用品支給とプラン職員 / ©プラン・インターナショナル

宗教指導者とのふりかえりミーティング / ©プラン・インターナショナル

宗教指導者とのふりかえりミーティング / ©プラン・インターナショナル

診療所への検査器具の支給 / ©プラン・インターナショナル

診療所への検査器具の支給 / ©プラン・インターナショナル

伝統的助産師のトレーニング、病院の分娩室の視察 / ©プラン・インターナショナル

伝統的助産師のトレーニング、病院の分娩室の視察 / ©プラン・インターナショナル

伝統的助産師のトレーニング / ©プラン・インターナショナル

伝統的助産師のトレーニング / ©プラン・インターナショナル

保健関係者とのふりかえりミーティング参加者 / ©プラン・インターナショナル

保健関係者とのふりかえりミーティング参加者 / ©プラン・インターナショナル

HIVとともに生きる女性たちの生計向上支援(1) / ©プラン・インターナショナル
HIVとともに生きる女性たちの生計向上支援(2) / ©プラン・インターナショナル
SNSによる産前健診の連絡サービスについて看護師に説明する診療所の医師 / ©プラン・インターナショナル
エイズ孤児や弱い立場にある子どもたちへの学用品支給とプラン職員 / ©プラン・インターナショナル
宗教指導者とのふりかえりミーティング / ©プラン・インターナショナル
診療所への検査器具の支給 / ©プラン・インターナショナル
伝統的助産師のトレーニング、病院の分娩室の視察 / ©プラン・インターナショナル
伝統的助産師のトレーニング / ©プラン・インターナショナル
保健関係者とのふりかえりミーティング参加者 / ©プラン・インターナショナル
実施地域 中部アダマワ州、北西州
実施期間 2013年1月~2015年12月
対象 妊産婦・出産が可能な年齢の女性約7万2000人、子ども約1万2000人など
背景 カメルーンでHIVとともに生きる妊産婦は約3万4000人、14歳以下の子どもも約5万4000人います。妊産婦の多くは、HIV検査や母子感染予防サービスを受けていません。今回は活動の最終6カ月間の活動と3年間の活動成果を報告します。
今期の主な活動
  • 伝統的助産師のトレーニング(2州で合計126人参加)
  • HIVとともに生きる女性による生計向上グループの立ち上げと起業支援(10グループ)
  • ショートメッセージサービス(SNS)による産前健診の連絡(228人)
  • 診療所への検査器具の支給(ウム地域/北西州に3種類を1つずつ)
  • エイズ孤児や弱い立場にある子どもの支援(492人)
  • 国際エイズデー(12月1日)を通じた意識啓発活動
  • 診療所長と保健行政官、医療関係機関との3年間ふりかえりミーティング(2州で各1回、62人参加)
  • 宗教指導者と行政官との3年間ふりかえりミーティング(2州で各1回、92人参加)
活動のハイライト 活動最終年の2016年度は伝統的助産師との連携などの取り組みに加えて、3年間の活動をふりかえり、今後の体制づくりに注力しました。診療所が遠いことや経済的理由で診療所を利用しないことに加え、慣習としての伝統的助産師の存在が指摘されていました。妊産婦たちが頼る助産師の能力強化は急務となっていました。このため、保健局職員など地域の保健行政と綿密に連携しながら、伝統的助産師を対象とし、HIV検査を含めた産前産後健診に関する知識について、トレーニングを実施しました。中部アダマワ州では65人、北西州では61人の伝統的助産師が2日間のトレーニングに参加しました。一方、活動の締めくくりとして、各関係者によるふりかえりミーティングを実施し、これまでの経験と実績がさらに継続できる仕組みづくりについて話し合いました。
成果のまとめ これまで3年間の活動を通じて、産前健診と母子感染予防のHIV検査の重要性が女性と男性問わず、理解が深まりました。様々な取り組みを行ったなかで、特にHIVとともに生きる女性の支援に取り組んだことは、母子感染予防のみならず、女性の経済的自立と子どもたちの経済的困窮を改善するという意味で包括的な取り組みであり、今後の長期的な効果を期待できます。一方、検査キットの充実、治療薬については今後も保健局での対応が必要であり、ショートメッセージサービス(SNS)による産前健診の連絡などの新たな試みについてはコスト面での持続性に課題を残しているため、今後も継続的にプランと行政が対応策を検討する予定です。

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