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【完了報告】「令和2年7月豪雨」緊急支援
緊急支援
(更新)
緊急・復興支援2021年度活動報告
コロナ禍での被災者支援
活動内容
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大が懸念されるため、他地域からの人の流入を制限しながら行われた今回の支援。プラン・インターナショナルは、熊本県に拠点を置く特定非営利活動法人バルビーを通じて、2020年7月から12月まで支援を展開しました。発災直後は、各地における被災状況調査やニーズ確認、支援団体間の調整などを実施。その後は、被災者約500人の方々に生活物資を支給するとともに、災害ボランティアセンター5カ所、地域支え合いセンター6カ所の運営をサポートしました。地域支え合いセンターは、社会福祉協議会が運営を担い、被災者の見守りや健康・生活支援、地域交流の促進などを行っています。皆さまのご支援により、被災した方々の生活再建とともに、地域の人々の支え合いや交流が少しずつ実現しています。
おもな活動の成果
地域 | 熊本県人吉市、八代市、荒尾市ほか7町3村 |
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期間 | 6カ月(2020年7~12月) |
おもな支援内容と対象 |
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プロジェクト背景
2020年7月3日から8日にかけて発生した「令和2年7月豪雨」は、九州を中心に大きな被害をもたらしました。なかでも熊本県の被害が大きく、死者・行方不明者は67人、家屋被害は7412棟に上りました※1。被災地での新型コロナウイルスの感染拡大予防のため、プランは東京から職員の派遣は行わず、熊本県に拠点を置く特定非営利活動法人バルビーを通じて支援を展開しました。
現地の声
特定非営利活動法人バルビー様
「プランとの迅速な連携により、災害発生直後から被災地で被害状況やニーズの把握を行い、素早く対応することができました。これまでに、災害ボランティアセンターの資機材、被災者の生活用品、仮設集会所で必要な物品などを支援してきました。被災後に困難な生活を送る方々が少しでも希望をもって再建にむかうことができるよう、今後も活動を継続します」
松野様(写真左)地域支え合いセンター
「住民の生活に必要な衣類や家電等を支援いただき、すぐに住民のもとへ届けることができました。支援団体への対応や調整の方法を丁寧に教えていただき、とても助かりました。また、住民ニーズの情報も共有いただけるので、予め情報を把握した上で世帯訪問を行うことができます。集会所にいただいた玩具は、今後、子ども同士、親同士の交流につながっていくと思います」