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インドネシアの若者とともに過ごした1週間~YAPインドネシア訪問リポート~

ユース・アドバイザリー・パネル
板倉美聡、石神友希穂、髙木友貴、鈴井豪

Japan日本

事務局より

(2016/05/25更新)

プラン・ジャパンのユース・アドバイザリー・パネル(以下YAP)のメンバー4人が、2016年3月23日から30日まで、インドネシアを訪問しました。

ユース・アドバイザリー・パネル(YAP)とは、プランの意思決定や事業のあり方をアドバイスする若者グループです。プラン各国で設立が進み、日本では2014年から10~20代の若者を中心に活動しています。インドネシアは、アジアの中でもYAPを設立している数少ない活動国のひとつです。アジアのYAPと連携を始める第一歩としてこの訪問が実現しました。現地での活動と参加したメンバーの感想をリポートします。

今回の訪問の目的は以下の3つ

  1. プランの活動について知見を深め、自分たちのアドバイス案を検証すること。
  2. ユースが意思決定に関わる仕組みについて知見を共有し、その促進について話し合うこと。
  3. 「防災」について、知見を共有し、子どもたちに伝えること。

写真:役員会議で発表する日本のYAP

役員会議で発表する日本のYAP

写真:現地職員とも意見交換

現地職員とも意見交換

ユース・エンゲージメント先進国インドネシアで意見交換会を開催

初日のジャカルタでは、インドネシアのYAPをはじめ、国や自治体、国連の意思決定に意見したり、早すぎる結婚を減らす活動や、ストリートチルドレンのシェルターや学校の運営に取り組むインドネシアの若者たち約30人と会議。お互いの取り組みを紹介しました。熱のこもった会議は予定を大幅に延長して夜まで続き、未来を担う当事者としてそれぞれの場所で取り組みを続け、今後も情報交換をしていく約束を交わしました。

写真:インドネシアの仲間と板倉さん(右)

インドネシアの仲間と板倉さん(右)

写真:熱弁するシェルターを運営するユース

熱弁するシェルターを運営するユース

YAP2期 板倉美聡

インドネシアでは、国の開発戦略を話し合う場に子ども議会とユース議会の代表が出席することが定められ、自治体レベルでも重要な意思決定に若者や子どもたちの視点を取り入れることが制度化されているそうです。「私たちが未来世代の当事者なのよ。私たちの未来だから、私たちの声を聞くのが当然でしょ」そんなインドネシアの若い女性の言葉に、自分の価値観が音をたてて崩れていく気さえしました。社会問題の影響を最も直接的に受ける存在だからこそ、子どもたち目線の問題指摘や意思決定参画が、包括的な国家開発戦略の構築に大きな役割を果たしうるのだと思います。それは、先進国とされる日本社会も同じなのではないでしょうか。

レンバン活動地域での防災ワークショップ

翌日からジャワ島中部のレンバン活動地域へ。日本のYAPが中心となり東日本大震災の経験に学ぶ防災ワークショップを実施しました。ワークショップの対象は子どもたち。災害時の避難や救護に関するコンテストでASEANチャンピオンになったことのある小学生たちでしたが、実際に災害に遭遇したことはなく、日本YAPが用意した震災の様子を記録した動画や紙芝居をインドネシアのYAPの通訳を交えて観てもらうことで、普段からの備えの重要さを学びあいました。

写真:クイズに正解した子どもに地球儀ボールをプレゼント(右、髙木さん)

クイズに正解した子どもに地球儀ボールをプレゼント(右、髙木さん)

写真:手作りの紙芝居に見入る子どもたち

手作りの紙芝居に見入る子どもたち

活動地域の視察:プラン・スポンサーシップの良さを実感

レンバン活動地域では、スポンサーシップの成果や未来へのヒント、スポンサーとチャイルドのつながりを自ら確かめるために、5人のチャイルドにインタビューをしました。いずれも女の子で、シャイな子も多かったですが、同年代の語りかけに笑顔もこぼれました。

YAP1期 石神友希穂

私もスポンサーとして中米の女の子と5年交流していますが、チャイルドは私からの手紙をもらって本当に嬉しいのか気になっていました。インドネシアのチャイルドたちとは、みんな手紙を楽しみにしてくれていて元気が出ました。視野が広がり人前でも堂々と話せるようになったという子もいたし、ある母親は遠くの国で自分の子を想ってくれる人がいて心強いと語ってくれて、思わず涙が出ました。あるチャイルドからは、5年目を境に手紙が来なくなって寂しいと聞いて耳が痛かったです。また手紙を書こう。

YAP2期 髙木友貴

私と同じ17歳の女の子に話を聞きました。プランの支援をうけたことでコミュニティに、そして自分自身に大きな変化があり、チルドレン・フォーラムに参加して自ら行動をおこしていると教えてくれました。プランの支援の影響力を実感するとともに、同い年の彼女の行動力と力強い言葉は私の胸にぐっと刺さりました。私にもできることがある。彼女に勇気をもらいました。

写真:石神さん(左から2人目)に思いを語ってくれたチャイルド(右から3人目)と母親(左端)

石神さん(左から2人目)に思いを語ってくれたチャイルド(右から3人目)と母親(左端)

写真:同い年のチャイルドと話す髙木さん(左)

同い年のチャイルドと話す髙木さん(左)

活動地域の視察:立ち上がる女性たち~小規模貸付プロジェクト~

プランの支援がコミュニティや人々にもたらす変化を確かめるために、支援卒業が間近なレンバン活動地域で、自立に向けた仕上げの一環となっている小規模貸付プロジェクトに参加する女性たちに会いました。

YAP2期 鈴井豪

プランの若者を対象とする支援プロジェクトを通じて、自分たちで作った竹籠を売るビジネスを始めた若い母親たち。彼女たちは「プログラムのおかげで、性格が外向的になって多くの人と話すことができるようになった」と誇らしげに語ってくれました。いまだに残る一部の人からの否定的な視線や、バイヤーによる不当な価格設定などの課題も抱えながら、その状況に負けず、新たなキノコ販売のビジネスを始めると力強く語る姿が心に残りました。

写真:小規模貸付プロジェクト参加者の女性たちと鈴井さん(後列中央)

小規模貸付プロジェクト参加者の女性たちと鈴井さん(後列中央)

写真:販売している竹籠

販売している竹籠

現地職員との意見交換と最終報告会

そして最終日の報告会でのYAPによるプレゼンテーションは、活動地域からジャカルタに戻る車中から当日朝までかけて仕上げました。インドネシアの国統括事務所長をはじめ、重要なポストの職員を前に、両国のYAPたちの1週間の学びや、プランの活動に感じたことを報告しました。職員たちは、これからの決意などに熱心に耳を傾け、プラン・スポンサーシップの未来について真剣に語りあいました。

写真:片道8時間の移動中も話し合い

片道8時間の移動中も話し合い

写真:インドネシア国統轄事務所での最終報告会

インドネシア国統轄事務所での最終報告会

すべての子どものために

今回の訪問でぐっと近づいた両国のYAP。日本の若者はプランの支援活動と途上国のダイナミズムを体感し、インドネシアの若者もまた、自国の多様性を再確認しながら支援国の視点や姿勢にも触れることができました。プランを子どもに一番近いNGOにしたいという希望を胸に、これから双方の知見を継続的に共有し、提言力を磨くことを約束した仲間たち。日本、インドネシア、そして国際組織での意思決定へのユース参画促進を、一緒に働きかけていくことを誓いました。

写真:両国のYAPメンバー

両国のYAPメンバー

写真:コミュニティの子どもたち

コミュニティの子どもたち

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