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ホンジュラスのチャイルドを訪ねて~プラン職員のコミュニティ訪問体験記~

支援者サポート部
竹崎 恵

America中南米

事務局より

(2017/04/26更新)

プラン・スポンサーシップの支援者(以下スポンサー)が、交流をしているチャイルドに会いに行くコミュニティ訪問。普段はスポンサーの訪問の手配をする側ですが、私も自分のチャイルドに会いたくて、プライベートでホンジュラスへ行ってきました!さて、実際の訪問は・・・。

シンディとの交流

プラン・インターナショナルの勤務と同時に始めたプラン・スポンサーシップ支援。大学でスペイン語を勉強していた私は、スペイン語圏のチャイルドを希望し、紹介されたのがホンジュラスのコパン地域に暮らすシンディでした。交流開始時は、まだ幼稚園に通う6歳。農業を営む両親と姉、妹、弟と暮らしていました。当初はお母さんの代筆の手紙が届いていましたが、しばらくするとたどたどしいながらもシンディ本人からの手紙が届くように。そのシンディも15歳。小学校卒業後はコーヒー農園で働いていると聞き、進路について気になったので、プランの活動から卒業する18歳になる前に一度は会ってみたい!と一念発起。

写真:交流開始当時のシンディ、写真撮影に緊張した面持ち

交流開始当時のシンディ、写真撮影に緊張した面持ち

写真:2016年の「一年の歩み」の写真。ポーズも自信にあふれ、すっかりお姉さんに

2016年の「一年の歩み」の写真。ポーズも自信にあふれ、すっかりお姉さんに

出発前の準備と訪問まで

空港のあるサン・ペドロ・スーラは、ホンジュラスの中でも悪名高き「世界一危険な犯罪都市」。
「女一人旅で大丈夫?」という不安もあり二の足を踏んでいました。そんなとき、シンディが住むコパン地域を訪問した女性スポンサーの「ぜひ訪問するべき」という言葉が背中を押してくれました。

訪問を決めてからは、お土産に何を持っていくか頭を悩ませ、古いスペイン語の教科書を引っ張り出して、さびついた頭を動かす毎日。考えた末、シンディへのお土産として、これまでの「一年の歩み」(活動報告書)の写真をまとめたミニフォトブックと、私の好きな刺繍・裁縫セットを用意。学校やコミュニティの人々に配るためのお菓子や文房具も詰め込み、2017年2月中旬に出発しました。

成田からアメリカのダラス空港経由で、ホンジュラスのサン・ペドロ・スーラへ。翌日は、プランの職員と合流し一緒に4時間かけてコパン地域事務所があるサンタ・ロサ・デ・コパンという小さな田舎町へ移動し、そこで一泊。翌朝コミュニティへ向かいました。

国賓級の歓迎?

ホテルからコミュニティまでは車で1時間ほど。学校に到着した私の耳に飛び込んできたのは、なんと「君が代」。すっかりお姉さんになって見違えたシンディが出迎えてくれました。ホンジュラスと日本の国旗や、豆をひとつずつ糊付けして作った歓迎プレートなどが目に入り、120人ほどの全校生徒の大歓迎の中、先生に促されしずしずと学校の中へ入りました。シンディとゆっくり話す間もなく、生徒たちによる詩の暗誦やダンスなど渾身のプログラムが始まり、伝統の衣装を身につけて練習の成果を披露してくれました。

写真:すっかり大人になったシンディに最初は気がつかず

すっかり大人になったシンディに最初は気がつかず

写真:子どもたちは貴賓席の初めて見る日本人に興味津々

子どもたちは貴賓席の初めて見る日本人に興味津々

プラン職員によると、ホンジュラスを訪れるスポンサーは年間5組程度で、このコミュニティを訪れたスポンサーは私が初めてだそう。外国からスポンサーが訪れることで、コミュニティや学校、生徒、そして親にとって、プランの活動やスポンサーの存在を改めて意識する機会になっていることが分かりました。また、子どもたちにとっても、普段の授業とは違う自己表現のチャンス。スピーチや司会に挑戦することで、自分に自信をつけることができます。この日の司会も女の子2人が務めていました。

写真:生徒たちの椅子にはすべてプランのロゴが入っていました

生徒たちの椅子にはすべてプランのロゴが入っていました

写真:すごく雰囲気のある女の子による詩の暗誦

すごく雰囲気のある女の子による詩の暗誦

いつもシンディに手紙を届けてくれるコミュニティ・ボランティアのグロリアさんは、この学校の教室や机や椅子の支給・トイレの整備・学校給食の補助などをプランが行ってきたこと、学校にはたくさんのスポンサー・チャイルドが通っていること、コミュニティでは5歳未満の子どもの体重測定などを定期的に行っており、栄養に関するトレーニングも行われていることなどを誇らしげにスピーチしてくれました。

写真:元チャイルドで今はコミュニティ・ボランティアのグロリアさん

元チャイルドで今はコミュニティ・ボランティアのグロリアさん

お宅訪問

シンディのお父さんが営んでいるサトウキビの加工場を見学した後、いよいよお宅訪問へ。土間に松葉を敷詰めたリビングに案内され、みんなでフォトブックなどを見ながら鶏肉とジャガイモが入った美味しいポトフや、生のサトウキビ、手作りのお菓子などをご馳走になりました。

写真:私もサトウキビ絞りを体験させてもらいました

私もサトウキビ絞りを体験させてもらいました

写真:見渡す限りのサトウキビ畑と青い空に映える白いお宅

見渡す限りのサトウキビ畑と青い空に映える白いお宅

訪問して分かったシンディのこと

  • 新たに妹が生まれ、シンディは6人きょうだいに。お父さんは子どもの世話をよくすること
  • お父さんは栽培したサトウキビの加工場を作り、黒砂糖を市場で販売し生計を立てていること
  • コミュニティには小学校までしかなく、中学校に行くには、別の町に暮らさなくてはならないこと
  • コミュニティ・ボランティアは元チャイルドで、長年プランの活動に参加してきたベテランだったこと
  • シンディは小学校を卒業後、親戚のコーヒー農園やお父さんのサトウキビ加工場を手伝っていること

訪問のススメ

百聞は一見にしかず。今回の訪問を通して、チャイルドだけでなく、家族とも親しくお話することができました。手紙では分からなかった学校事情や家族の生計についても知ることができ、中学校には進めなかったものの、家族に囲まれて楽しそうにしているシンディの姿を確認することができたことが一番の収穫でした。お土産に持っていった刺繍セットは、実はシンディも刺繍が好きだと分かり、お互いににっこり。「何か本人に役立つものを」と願った気持ちが通じた瞬間です。

写真:「一年の歩み」フォトブックは、誰よりもお父さんに大好評

「一年の歩み」フォトブックは、誰よりもお父さんに大好評

「いつかは」と思いながらもなかなか踏み出せなかったコミュニティ訪問でしたが、踏み出してしまえば何とかなるもの。ちなみに昨年度の日本からのコミュニティ訪問の件数は21件で、うち中南米訪問は4件。

「家族にとって、スポンサーの訪問はスポンサーが責任をもって心を寄せているという証です。こうしたふれあいが勇気を与え、変化をもたらします。訪問者が子どもたちと遊び、ともに食卓を囲んで食事をし、地元の習慣に従うことによって、“スポンサー”が“友人”になります」と、南米ボリビアの職員が「地域の一年の歩み」でその効果を皆さんにお伝えしています。これはすべての国に通じます。

コミュニティ訪問は、チャイルドや家族だけでなく、コミュニティ全体に大きなインパクトをもたらします。 「人」と「人」をつなぐプラン・スポンサーシップだからこそ味わえる醍醐味が「コミュニティ訪問」。コミュニティが迎える初めてのスポンサーはあなたかもしれません。さあ、皆さんも一歩踏みだしてみませんか?

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