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「安心して暮らせるまちづくり」に関する意識調査~日本のユースの調査結果~

アドボカシー

ユースの活動レポート

女の子だから

更新)

プラン・インターナショナルは2018年10月11日の国際ガールズ・デーにあわせて、思春期の女の子や若い女性が都市で直面する危険性にはどのようなものがあるかを調査しました。これを受けて日本では、プランの学生グループのG-SChooLが中心となり「安心して暮らせるまちづくり」に関する意識調査を、東京都内在住の15~25歳の男女約700人を対象に行いました。

写真:「ジェンダーに基づく暴力」のワークショップ

日本の学生グループが同世代への意識調査を実施

東京都内在住、もしくは東京へ通学・通勤をしている15~25歳の男女712人を対象に行った調査では、「セクシュアル・ハラスメント」をより細分化し、「実際にどのような被害にあったことがあるか」、「身の回りの潜む危険性への知識はどの程度知っているか」、「女の子や若い女性にとってまちをより安全にするために必要なことは何か」などの質問を設定しました。実際にあった被害としては痴漢、見知らぬ人からの接触・凝視、盗撮などがあり、女の子が日常的にセクシュアル・ハラスメントの被害にあっていることが浮き彫りとなりました。

写真:集められた調査用紙

集められた調査用紙

アンケートの詳細は以下よりご覧いただけます。

写真:ジェンダー・アドバイザー福沢恵子さん
ジェンダー・アドバイザー福沢恵子さんのコメント

女性が性的な被害を受けた場合、「女性にも落ち度がある」という意見がしばしば見られます。今回の調査でもそう答えた女の子の理由として「露出が激しい服を着ていた場合、女性にも責任がある」というものが大半でした。しかし、これは性暴力に関するよくある誤解です。そのひとつの証拠として、女の子が日常的にもっとも身の危険を感じる機会は「通学時」であることが挙げられます。通学時の服装は決して露出度が高いものではありません。それなのに、全体の約65%の女の子が痴漢被害にあっているのです。女の子が日々危険にさらされている状況は深刻です。「本人の自覚や自衛」を求めるだけではなく、犯罪の抑止や加害者に対する実効性のある対策を取ることが今こそ必要だと思います。

安心して暮らせるまちづくりに向けて

写真:girlleadership

G-SChooLメンバーが質問を考え実施した意識調査。この結果を分析し、国際ガールズ・デーに合わせた「ガールズ・リーダーシップ」のアクションとして、提言や同世代に向けたメッセージをまとめ、下記の日時で発信します。

ガールズ・リーダーシップ実施概要

日時:10月10日(水)17:00~18:00
場所:東京都青少年・治安対策本部 会議室(東京都庁第一本庁舎北塔 34階)
提言提出先:東京都青少年・治安対策本部
内容:アンケートを作成したプラン・インターナショナル学生グループG-SChooLのメンバーが、国際本部の調査結果と、日本のユースを対象としたアンケート結果を元に作成した提言を東京都青少年・治安対策本部に提出し、意見交換を行います。

ユースによるおもな提言

  • 女の子や若い女性が安心して暮らせる環境を整えてください
  • SNSなどでの嫌がらせに対する対応の強化
  • 若者の声を取り入れた制度を充実させてください

詳細は、ガールズ・リーダーシップ実施後の報告に掲載します。
どうぞお楽しみに。

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