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【開催報告】写真展&トークイベント「フォトジャーナリスト 安田菜津紀が出会ったグアテマラの女の子たち」

イベント

女の子だから

更新)

10月1日、六本木のYellowKorner Showroomにおいて、フォトジャーナリストの安田菜津紀さんのトークイベントが開催されました。

2019年10月1~16日同会場で開催されている写真展には、2019年7月に安田菜津紀さんがグアテマラのプラン・インターナショナル活動地を訪問した際に撮影した風景や女の子たちの姿など、写真37点が展示されています。トークイベントでは、その写真を示しながらグアテマラを訪問して感じた印象や、プランの活動に参加する女の子たちとの出会いやエピソードなど、安田さんならではの優しい語り口でお話しいただきました。

撮影:金井塚太郎/プラン・インターナショナル:グアテマラの現状について語る安田菜津紀さん

グアテマラの現状について語る安田菜津紀さん

「知る」ことが原点に

安田菜津紀さんが訪れた、山あいにあるプランの活動地バハ・べラパス県で、特に印象に残ったエピソードを紹介してくださいました。妊娠や避妊に関して知識を得る機会がないこと。女の子は静かにしなさいと言われ続けて育ったため、理不尽なことをいわれても、それに対して意見を言ってよいという概念自体がなかったこと。暴力とは身体的なものだけでなく、人格否定や暴言など、言葉による暴力もあると初めて知ったこと。「自分には価値があり、何かを伝えていい権利があると『知る』ことが、自分にとって生まれ変わるような経験だと言っている女の子が印象的でした」と語りました。

撮影:金井塚太郎/プラン・インターナショナル:70席の会場は満席

70席の会場は満席

「心が生きていくということ」

また、2018年6月に起きたフエゴ火山の噴火による被災者の仮設住宅を訪問した安田さんは、そこで出会ったトランペットが好きな少年との出会いを紹介してくださいました。
「雨風をしのげれば体は生きていけるが、心は生きていけない。明日も生きていきたいと思える何か、たとえば音楽のようなカルチャーの力が、人間にとっては重要なんだなと感じました」という安田さんの言葉に、多くの参加者が大きくうなずいていました。

参加者の声

  • 自分の知らないグアテマラの現状が理解できた。
  • グアテマラは開放的な民族というイメージがありましたが、日本の昔のような男尊女卑の考えが根強いというのは意外でした。
  • 「体が生きていけることと、心が生きていけることは違う」という安田さんの言葉がとても印象的でした。体のための支援も大切だけど、心が生きていけるために何か希望をもてるものを支援していくことも重要だと思いました。
  • 「言葉の暴力」「生理」など女性ならではの視点で、グアテマラの問題点を明らかにしている点が非常に勉強になりました。

撮影:金井塚太郎/プラン・インターナショナル:ROOMBLOOMご提供のフォトブース前で

ROOMBLOOMご提供のフォトブース前で

撮影:金井塚太郎/プラン・インターナショナル:参加者の皆さんと

参加者の皆さんと

【写真展】「フォトジャーナリスト 安田菜津紀が出会ったグアテマラの女の子たち」は、10月16日まで、YellowKorner Showroomで開催しています。ぜひご覧ください。

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