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国際ガールズ・デーに寄せて、理事長池上清子からのメッセージ
女の子だから
(更新)
プラン・インターナショナルは、毎年10月11日の「国際ガールズ・デー」に寄せて、女の子たちを取り巻く課題とその解決にむけた取り組みを広く社会へ呼びかけています。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が流行するなかで迎えた2020年の「国際ガールズ・デー」、この日の意義について考えます。
2020年の国際ガールズ・デーは、世界中に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が流行するなかで迎えました。これからの女の子の課題を考えるとき、この世界的流行の影響は看過できません。
中途退学や失業、ジェンダーに基づく暴力、早すぎる結婚や望まない妊娠など、新型コロナウイルス感染症の流行によって、以前よりも世界中の女の子たちを取り巻く課題はより深刻になっています。社会の周縁に置かれている人たちは、こうした感染症や災害により、今後の人生が変わってしまうほどの多大な影響を受けるからです。これまで長い間、国や国連機関、NGOなどが取り組んできた活動の成果が、この感染拡大によって一気に後戻りしたり、さらには停滞したりすることを強く危惧しています。
パンデミックや災害、復興、開発のそれぞれの段階で、女の子を含むもっとも弱い立場に置かれた人々に焦点をあて、日本の自分たちの姿を投影しながら考え、行動することが、今こそより強く求められています。それは、持続可能な開発目標(SDGs)のテーマでもある「誰ひとり取り残さない 」コミュニティや社会を創ることでもあると思います。
公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパン理事長
池上清子
THINK FOR GIRLS
世界中で差別や暴力に直面している女の子たちが、コロナ禍でさらに厳しい状況に置かれています。女の子たちに思いを馳せ、わたしたちのできることを考えてみませんか。「国際ガールズ・デー2020」特設サイトをご覧ください。
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