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被災者への支援活動を開始~エクアドル~
エクアドル
緊急支援
(更新)
エクアドルで2016年4月17日(日本時間)に発生した地震により、太平洋岸の地域を中心に死者およそ570名、負傷者およそ7000名の被害がもたらされました。今回の地震は1979年以降最大で、 エスメラルダス州、ロスリオス州、マナビ州、サンタ・エレナ州、グアヤス州、サント・ドミンゴ州で非常事態宣言が発令され、余震も続いている状況です。
エクアドル国内での活動実績をいかして緊急支援
エクアドル国内において50年以上にわたり活動しているプランは、非常事態宣言が発令された6州の地域に、グアヤス、サンタ・エレナ、マナビ・スール、ベンターナスの4活動地域を有しており、震災直後より調査チームが活動を行っています。
現在、エクアドル緊急支援のための寄付を募集しています。
多くの建物が倒壊しました
倒壊した建物の下敷きなった人の救助が続いています
子ども、妊産婦、乳幼児を中心とした支援を実施
現地調査にもとづいてプランは、特に被害の深刻なマナビ州において、5歳以下の子ども3万人を含む6万人を対象とした支援を行ないます。今後90日の間は、水と食糧、寝具、衛生用品の支給を集中的に実施する計画です。同時に、子どもが一日も早く安心できる日常を取り戻せるように、子どもひろば(子どもにやさしいスペース)や仮設教室の設置を進めるほか、およそ1万1000人の妊産婦とおよそ9500人の乳幼児に支援を提供します。
被災地では、プランの調査チームが情報収集と被災状況の分析を進めており、今後大きな支援ニーズが見つかった場合には、さらに支援活動を拡大する予定です。
被災した職員の声(マナビスール プログラム・マネジャー エリザベス・チャコン)
「今回の震災でマナビ・スール現地事務所では、3人のプラン職員の家族に死者が出ました。目の前には数多くの家屋が損壊している様子が広がっています。被災者たちは余震への恐怖心から公園などで夜を過ごしていますが、それでも大半の人たちは眠ることができていないようです。プランは、自治体に仮設テントを提供するなどして、人々が安全に休むことができるよう支援を行っています」
倒壊した自宅跡をチェックする被災者とプラン・スタッフ
被災者は仮設の建物に身を寄せています
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