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【完了報告】「東京マラソン2018チャリティ」支援プロジェクト~バングラデシュ~

バングラデシュ

更新)

プラン・インターナショナルは「東京マラソン2018チャリティ」からのご寄付で、バングラデシュの5つのスラム(シャンプール、シティ・ポリ、マレク・メンバー、ミロンジッラ、ラビダス・パラ)で、子どもおよび妊産婦の健康状態を改善するための支援を行ってきました。
2017年9月から取り組んできたプロジェクトが完了しましたのでご報告します。

背景

バングラデシュでは、首都ダッカを中心に急激に都市化が進み、スラムが拡大しています。狭い路地に多くの人々がひしめきあって暮らすスラムは、上下水道の未整備、ゴミや汚物の放置により衛生状態は劣悪です。また、子どもたちや妊産婦の多くは、必要な予防接種を受けていないため予防可能な病気にかかりやすく、5歳未満児の3人に1人は栄養不良の状態にあります。

地図:バングラデシュ

活動のハイライト

避妊方法や家族計画についてのカウンセリング / ©プラン・インターナショナル

避妊方法や家族計画についてのカウンセリング / ©プラン・インターナショナル

地元食材を使った栄養のある食事の作り方を学ぶ / ©プラン・インターナショナル

地元食材を使った栄養のある食事の作り方を学ぶ / ©プラン・インターナショナル

石けんを使った正しい手の洗いの実演 / ©プラン・インターナショナル

石けんを使った正しい手の洗いの実演 / ©プラン・インターナショナル

体重測定の様子 / ©プラン・インターナショナル

体重測定の様子 / ©プラン・インターナショナル

簡易保健所でのBCG接種 / ©プラン・インターナショナル

簡易保健所でのBCG接種 / ©プラン・インターナショナル

簡易保険所の産前検診 / ©プラン・インターナショナル

簡易保険所の産前検診 / ©プラン・インターナショナル

女性が安心して使えるようになったトイレ / ©プラン・インターナショナル

女性が安心して使えるようになったトイレ / ©プラン・インターナショナル

避妊方法や家族計画についてのカウンセリング / ©プラン・インターナショナル

地元食材を使った栄養のある食事の作り方を学ぶ / ©プラン・インターナショナル

石けんを使った正しい手の洗いの実演 / ©プラン・インターナショナル

体重測定の様子 / ©プラン・インターナショナル

簡易保健所でのBCG接種 / ©プラン・インターナショナル

簡易保険所の産前検診 / ©プラン・インターナショナル

女性が安心して使えるようになったトイレ / ©プラン・インターナショナル

活動内容

妊産婦対象の産前産後健診や、女性の身体的負担軽減のため家族計画や避妊法についてのカウンセリングを行いました。また、完全母乳育児や子どもの栄養補給についてのトレーニングを実施し、地元の食材を用いた安価で栄養のある食事の作り方をテーマにした啓発イベントも開催しました。子どもたちの、健康促進に取り組むほか、若者たちへは性と生殖に関する健康と権利の啓発や、ライフスキルを身につけるための支援も行いました。
活動を通じて人々の意識や行動に変化を促し、今後もこの地域の衛生・健康状態の改善が期待できます。

おもな活動と成果

地域 ダッカの南にあるスラム(シャンプール、シティ・ポリ、マレク・メンバー、ミロンジッラ、ラビダス・パラの5カ所)
期間 2017年9月~2018年12月
おもな支援内容と対象

ダッカの5つのスラムに暮らす子ども、若者、妊産婦
(対象スラムの人口:4072世帯、2万360人)

  • 産前産後健診の実施(妊婦428人、産後の母親298人)
  • 家族計画に関するカウンセリングの実施(女性777人)
  • 予防接種の実施(4種、のべ1115人)
  • 子どもの成長モニタリング記録の作成(身長・体重測定)(5歳未満児870人)
  • ビタミンA剤の支給(5歳未満児3689人、授乳中の母親261人)
  • 駆虫薬の支給(5~16歳までの子ども4352人)
  • コミュニティ保健ボランティアの育成と母親支援グループの結成(母親48人)
  • 栄養に関する啓発イベントの実施
  • ライフスキルトレーニングのトレーナー講習の実施(10~14歳の若者116人)と参加者がトレーナーとなったライフスキルトレーニングの実施(46回)
  • 公衆トイレの修繕と簡易保健所の整備

現地の声

写真:シャーミンさん ダッカに住むカウンセリングを受けた女の子

シャーミンさん ダッカに住むカウンセリングを受けた女の子
「自分の月経に問題があると思っていました。そのことを誰にも相談することができずにいましたが、簡易保健所で話すことができました。カウンセラーの方が、プライバシーに配慮して1対1で話を聞いてくれたので、安心して自分の心配事を相談することができました。そして何も心配する必要がないということがわかり、安心しました」

写真:アクリマさん ダッカに住むコミュニティ保健ボランティア

アクリマさん ダッカに住むコミュニティ保健ボランティア
「コミュニティ保健員から栄養管理や保健について学んだことは、私自身と子どもの健康と成長にとても役立ちました。学んだことをすべて実践していたことで模範的な母親として選ばれ、コミュニティ保健ボランティアを務めることになりました。近所に住む妊婦や乳児のいる母親に対して、産前産後健診や定期健診を受けることや完全母乳育児の重要性について伝える役割を担いました。プロジェクト終了後も、こうした知識を地域で伝える活動に取り組んでいきたいと思っています」

プランは、東京マラソン2020チャリティにも寄付先団体として選出されました。
皆さまのご参加、お待ちしております。

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