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実話をもとにしたストーリー

合格発表の日。初めて流したうれし涙。

(マリアマさん/二ジェール)

STORY 5

STORY 5

早すぎる結婚がなぜ、いけないか。たとえばこんな例がある。骨盤が発育していない体で女の子が妊娠する。お産に3日かかる。あげくの死産。産道が傷つき、きちんとトイレができない体になる。教育も受けられない。より良い生活を送るための勉強ができない。

私が生まれ育ったアフリカ西部の国、ニジェール共和国は、強制的な早すぎる結婚をする確率が世界で最も高い国。少女の3人に1人は15歳未満で結婚している。二ジェールの法律では、18歳未満の男子と15歳未満の女子の結婚が禁止されているにもかかわらず。

私も例外ではなかった。学校が大好きだった。成績も良かった。ある日、友達にノートを借りにいった帰り、家に何人かの大人が来て、勝手に私の結婚話が進んでいることを知った。母と叔父が決めてしまったのだ。

母自身、10歳で嫁いだ。慣習に従っただけなのかもしれない。学校に行くと、クラスのみんなに、「花嫁さん!」とからかわれ、いじめられた。あんなに好きだった学校に行きたくなくなった。私は13歳にして、人生に絶望した。もう光が、見えない。

イラスト:早すぎる結婚

サハラの砂嵐が舞う、ある日の午後。プラン・インターナショナルのスタッフが家に来てくれた。週末に控えていた結婚式をなんとか阻止しようと、訪ねてくれたのだ。少年司法裁判所、子どもの保護を目的とする地方機関に働きかけるとともに、母を説得してくれた。「娘さんの未来は、光り輝かなくてはいけないんです!」

母は、わかってくれた。婚約金も村の募金活動のおかげで返済し、私は自由の身になれた。さあ、やっと学校に戻れる。そう思ったのもつかの間、結婚破棄に怒った叔父が、私の出生証明書をこなごなに破ってしまった……。

プラン・インターナショナルと少年担当判事さんのおかげで、出生証明書は再発行され、私は復学できた。2012年7月3日。忘れもしない小学校卒業認定試験の結果発表の日。私は、プラン・インターナショナルの事務所に行った。ドアを開けて、見せたのは、合格証書。「おめでとう!よかったね……」。先に泣いたのはプラン・インターナショナルの女性スタッフだった。抱きしめてくれた。私の目にも、あったかいものがあふれてきた。私は、この世にうれしくて泣けることがあるんだと、初めて知った。将来、裁判官になりたい。ニジェールの悪しき慣習を変えたい。私はもう迷ったりしない。光が、輝く光が、見えるから。

イラスト:合格発表の日。初めて流したうれし涙。

写真:マリアマさん

未来を切り拓いた女の子たち

マリアマさんの住むニジェールでは、慣習や社会規範が根強く残り、法律で禁止されているにもかかわらず、早すぎる結婚が後を絶ちません。身体的、生理的に発達していない時期の妊娠・出産はリスクが高く、15歳未満の女の子が妊娠・出産時に死亡する割合は20代女性の5倍です。

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